Users Guide
omconfig バッテリ評価サイクルの遅延
次の omconfig コマンドを使用して、指定された期間、バッテリ評価サイクルを遅延できます。 バッテリ評価サイクルは、最高 7 日間、つまり 168 時間、遅延できます。
完全な構文
omconfig storage battery action=delaylearn controller=id battery=id
days=d hours=h
id は、omreport コマンドによって報告されるコントローラ ID およびバッテリ ID です。 この値を得るには、omreport storage controller と入力してコントローラの ID を表示してから、omreport
storage battery controller=id と入力しコントローラのバッテリの ID を表示します。
構文例
たとえば、コントローラ 1 で 3 日と 12 時間評価サイクルを遅延させるには、次のように入力します。
omconfig storage battery action=delaylearn controller=1 battery=0
days=3 hours=12
omconfig コネクタコマンド
以下の項では、コネクタのタスクを実行するために必要な omconfig コマンドについて説明します。
表 8-25.omconfigコネクタコマンド
omconfig コネクタの再スキャン
コントローラコネクタを再スキャンするには、次の omconfig コマンドを使用します。 このコマンドは、コントローラのすべてのコネクタを再スキャンするので、コントローラの再スキャンを実行するのと
同じです。
完全な構文
omconfig storage connector action=rescan controller=id connector=id
id は、omreport コマンドによって報告されるコントローラ ID とコネクタ ID です。 これらの値を得るには、omreport storage controller と入力してコントローラ ID を表示してから、omreport
storage connector controller=ID と入力し、コントローラに接続しているコネクタの ID を表示します。
構文例
たとえば、コントローラ 1 のコネクタ 2 を再スキャンするには、次のように入力します。
omconfig storage connector action=rescan controller=1 connector=2
omconfig エンクロージャのコマンド
以下の項では、エンクロージャタスクを実行するために必要な omconfig コマンドについて説明します。
表 8-26.omconfigエンクロージャのコマンド
必要なコマンドレベル(1、2、3)
オプション「名前=値」のペア
omconfig storage connector
action=rescan controller=id connector=id
メモ: このコマンドは SAS コントローラではサポートされていません
。
必要なコマンドレベル(1、2、3
)
オプション「名前=値」のペア