Dell OpenManage Power Manager 3.
メモ、注意、警告 メモ: メモでは、コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: 注意では、ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その問題を回避するための方法 を説明しています。 警告: 警告では、物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 著作権 © 2015 Dell Inc. 無断転載を禁じます。この製品は、米国および国際著作権法、ならびに米国および国際知的財産 法で保護されています。Dell™、および Dell のロゴは、米国および / またはその他管轄区域における Dell Inc. の商標です。 本書で使用されているその他すべての商標および名称は、各社の商標である場合があります。 2015 - 07 Rev.
目次 1 概要........................................................................................................................ 10 主な機能............................................................................................................................................... 10 本リリースの新機能............................................................................................................................. 11 トポロジ........................................................................................
Linux での Power Center のアンインストール.............................................................................32 Linux での Power Center の起動...................................................................................................32 4 コマンドラインインタフェース経由での OpenManage Power Center の使用 ...................................................................................................................... 33 コマンドラインインタフェースのエラー処理..................................................................................
ユーザーの役割と特権の管理.............................................................................................................. 51 カスタム役割の追加....................................................................................................................... 51 役割の編集..................................................................................................................................... 52 役割の削除..........................................................................................................
8 電源監視................................................................................................................ 77 Power monitoring levels..................................................................................................................... 77 電力しきい値........................................................................................................................................77 Viewing power details................................................................................
サーバー特性....................................................................................................................................... 92 サーバーの電力特性グラフの表示.................................................................................................92 ピーク時の電力分配グラフの表示.................................................................................................93 アクティブアイドル時の電力配分グラフの表示........................................................................... 93 サーバー電力レポートのエクスポート ...................
オペレーティングシステムハードニング.......................................................................................... 115 監査ログ............................................................................................................................................. 115 証明書の管理...................................................................................................................................... 116 15 設定の実行...............................................................................................
デバイスから送信されたイベントを Power Center で受信できないのはなぜですか?.................. 131 Power Center が破損したり、アンインストールされた後も、以前に存在していた電力ポリシー (EPR を含む)がデバイスで有効なままなのはなぜですか?........................................................... 131 Windows イベントログに PostgreSQL エラーログ「致命的:管理者コマンドにより接続を終了 しています」が表示されるのはなぜですか?...................................................................................132 Firefox 31 からアクセスするときに Power Center ログインページを開くことができないのは はぜですか?...............................................................................
1 概要 Dell OpenManage Power Center は、データセンター用の電力管理ソリューションです。これを使用するこ とにより、管理コンソールを通してデータセンターの電力消費量と温度を監視および管理できます。 主な機能 表 1.
機能 説明 役割ベースのアクセス制御 ユーザー認証、および複数の役割ベース権利をサポ ートします。 イベント管理 デバイスおよびグループイベントを監視して管理で きます。 レポート管理 インベントリと監視に関するレポートを生成するこ とができます。 有効利用されていない電力の情報 ヘッドルームとも呼ばれる有効利用されていない電 力は、デバイスグループに対して使用可能な余剰電 力です。Dell OpenManage Power Center は、デバ イスおよびデバイスグループの有効利用されていな い電力の算出に役立ちます。有効利用されていない 電力の計算式は次のとおりです。 Stranded Power(t) = Allocated Power(t) - Peak Power Consumption(t) ここで、(t) は時間の関数として計算されます。レ ポートでは時間範囲を指定できます。(t) は、デフ ォルトで監視対象データの時間範囲になっていま す。 電力とサーマル分析 電力特性、およびサーマル特性を分析することがで きます。また、未活用サーバーを分析し、データセ ンター内での潜
• 電力消費パターンに基づいたデータセンター内の不活用サーバーの識別。「不活用サーバー」を参照して ください。 • データセンター内における潜在的な冷却問題を識別するための援助。「冷却分析」を参照してください。 • OMPC データベースバックアップのスケジュールと、ディスク障害が発生した場合におけるそのバック アップの復元ポイントとしての使用が可能。「データベースバックアップの設定」を参照してください。 • デルの第 13 世代 PowerEdge サーバーのリアルタイムでのシステムエアフロー履歴の表示。「システム エアフロー履歴の表示」を参照してください。 • OMPC 物理的位置モデリングに基づいた iDRAC 位置へのデータベース階層の複製。 「検出タスクの作成」 および「iDRAC 位置のアップデート」を参照してください。 • レポートの作成、カスタマイズ、実行、およびエクスポートのために事前定義された 21 個のテンプレー ト。「レポートの管理」を参照してください。 • 独特のニーズと環境に基づいて結果をカスタマイズするために変更されたフィルタ。 トポロジ 次の図は、ウ
図 1. OMPC トポロジ システム要件 本項には、OMPC の一般的な要件が説明されており、OMPC を使用するサーバーシステムとデバイスのの対 応オペレーティングシステム、および基本的なシステム要件が記載されています。 サーバーシステムのハードウェアおよびソフトウェア要件 ハードウェア要件 Power Center は、最低次の要素が搭載されたシステムにインストールする必要があります。 • 2.
メモ: ハードウェアおよびソフトウェア要件の最新リストについては、Dell OpenManage Power Center ソフトウェアダウンロードに含まれている readmefirst.txt ファイル、および dell.
スは、管理者が少なくとも暗号スイートレベル 0-3 のいずれかを使用し、IPMI over LAN 設定を有効化 するように設定する必要があります。 • Power Center がシャーシと通信するために用いられる WS-MAN のユーザーは、管理者役割を持つロー カルユーザーである必要があります。シャーシは ウェブサーバー サービスを有効化するように設定する 必要があります。 メモ: Dell OpenManage Power Center 対応デバイスのリストについては、 「対応デバイスと非対応デバ イス」を参照してください。 15
2 はじめに 本章では、Dell OpenManage Power Center 管理コンソールを紹介し、Dell OpenManage Power Center の 標準的な使用を説明するいくつかの使用例を提供します。 管理コンソールについて Power Center を使用するには、ウェブブラウザを開いてログインする必要があります。左ナビゲーションペ インに使用可能な画面のリストされ、右ペインには現在開いている画面が表示されている管理コンソールが 開きます。 表 2.
メイン画面 この画面で使用できる処置 • • • • • • • • • • 論理グループの作成 デバイスの推定最大電力の設定 デバイスまたは管理対象グループの編集 デバイスまたは管理対象グループの編集 デバイスまたは管理対象グループのリストの更新 デバイスのリストのフィルタと検索 デバイスのリストの並び替え グループ間でのデバイスの移動 緊急時の電力削減(EPR)の有効化と無効化 デバイスまたは管理対象グループの詳細の表示 グループ化されているか未割り当てかに関わらず、すべてのデバイスが すべての デバイス タブに表示されます。デバイスグループは 管理下グループ タブに表示 されます。 ポリシー ポリシー 画面では、お使いのデバイスに適用された電源ポリシーを管理すること ができます。この画面では、次の操作を実行できます。 • • • • • • レポート レポート 画面は、インベントリおよび監視についてのレポートを定期的に生成す るために役立ちます。この画面では、次の操作を実行できます。 • • • • • • 分析 レポートの作成 レポートの編集 レポートの削除 レポートリストの更新 レポ
メイン画面 この画面で使用できる処置 • • • 重要 警告 情報 この画面では、次の操作を実行できます。 • • • • • • イベントの承認 イベントへのメモの追加 イベントの削除 イベントの並べ替え イベントのフィルタリング イベントのエクスポート ログ ログ 画面には、Dell OpenManage Power Center で発生した予期しないイベン ト、情報イベント、または内部エラーについての情報が表示されます。 設定 設定 サブメニューからは、次を含むすべての Dell OpenManage Power Center 設定を行うことができます。 • • • • • • • • • • 一般 — コンソールとデバイスのタイムアウトを設定します。 監視 — 電力 / サーマルの単位およびエネルギー消費のパラメータを設定しま す。 アラート — SNMP トラップのためのアラートの設定、電子メールによるアラ ートの送信を有効または無効にする、電子メールの宛先の設定、イベントの重 大度レベルの設定を行います。 SMTP — 警告電子メールを送信するための SMTP パラメータを指定
• 上位違反デバイス • 上位 10 台の不活用ラック • 上位(最新)10 件の重要および警告イベント イベント ホーム ページで、Dell OpenManage Power Center 内で発生しているイベントを表す円グラフを表示するこ とができます。グラフ上でポインタを動かして、各イベントタイプの数を表示します。 イベント(上位 5 グループ) ホーム ページで、重大度が 重要 のイベントが最も多いデバイスグループ、次に重大度が 警告 および 情報 のイベントが最も多いデバイスグループの上位 5 グループを表す棒グラフを表示することができます。グラ フ上でポインタを動かして、上位 5 デバイスグループの各イベントタイプの数を表示します。 検出されたデバイス [Total: <数値>] ホーム ページで、検出されたデバイスの総数とタイプを表す円グラフを表示することができます。 電力消費デバイス(上位 5 グループ)[KWh] ホーム ページで、root レベルのデバイスグループのうち、消費電力量が多い上位 5 のデバイスグループを表 す棒グラフで表示することができます。 します。月数は
上位(最新)10 件の重要および警告イベント このオプションでは、最近の上位 10 件の重要および警告イベントを表示することができます。 よくある使用事例 本項では、システム管理者が Dell OpenManage Power Center の使用を開始するために役立つ標準的なシナ リオを提供します。 初回ユーザーの場合、手順 1~5 を実行して OpenManage Power Center をインストールし、データセンタ ーを監視するためのグループ構造をセットアップすることができます。その後、手順 6、7、および / または 8 を参照して、監視、デバイスおよび / または時間枠間における電力と温度データの比較、およびポリシー の作成を行うために OpenManage Power Center を使用します。 1. Windows または Linux 環境での OpenManage Power Center のインストール 2. OpenManage Power Center を起動します。 3. デバイスを検出し、ネットワークから 1 つ、または複数のデバイスを追加します。 4.
カテゴリ サポートされているプラッ トフォーム 対応モデル • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • Dell PowerEdge R610 サーバー Dell PowerEdge R710 サーバー Dell PowerEdge R715 サーバー Dell PowerEdge R810 サーバー Dell PowerEdge R815 サーバー Dell PowerEdge R910 サーバー Dell PowerEdge M610 サーバー Dell PowerEdge M610x サーバー Dell PowerEdge M710 サーバー Dell PowerEdge M710HD サーバ ー Dell PowerEdge M910 サーバー Dell PowerEdge T610 サーバー Dell PowerEdge T710 サーバー Dell PowerEdge R320 サーバー Dell PowerEdge R420 サーバー Dell PowerEdge R
カテゴリ サポートされているプラッ トフォーム 対応モデル • • • • • Dell PowerEdge FC830 サーバー Dell PowerEdge FD332 サーバー Dell PowerEdge C4130 サーバー Dell PowerEdge C6220 サーバー Dell PowerEdge C6220 II サーバ ー HP • • • • • • • HP ProLiant DL 360 G5 HP ProLiant DL 380 G7 HP ProLiant DL360p G8 HP ProLiant DL360p G9 HP ProLiant BL460c G6 HP ProLiant BL460c G7 HP ProLiant BL460c G9 IBM • • • IBM System x3550 M4 IBM System x3550 M5 IBM Blade HS12(Type 8028)/ 8028IC2 IBM Blade HS23(Type 7875)/ 7875OI5 • シャーシ Cisco Cisco UCSB-B200-M3 I
カテゴリ サポートされているプラッ トフォーム Eaton 対応モデル • • • • • APC Switched Rack PDU AP7900 APC Switched Rack PDU AP7920 APC AP8853 PDU APC AP8953 PDU APC AP8653 PDU • Eaton Monitored PDU PW312MI0UC07 Eaton Switched PDU PW105SW0U154 • Emerson • Emerson Liebert MPH MPHNCR09NXXE30 ServerTech • ServerTech Switched PDU CW-24V4J411 ServerTech Smart CDU, 0U CS-24V1-C20M • UPS Raritan • • • Dell • Dell N313P Line interactive UPS (ウェブカード付き)H910P • Dell Online Rack UPS 3750R OL K804N • Dell UPS、2700/2300VA、120V、 3
• Power Center は、サポートされていないデバイスをグループ構成に追加しますが、そのデバイスを管理 する機能はありません。 対応デバイスまたは非対応デバイスを追加するときは、推定最大電力 値を入力する必要がある場合がありま す。 24
OpenManage Power Center の使用 3 本章では、Microsoft Windows および Linux プラットフォームで Dell OpenManage Power Cener をインス トール、アンインストール、および起動する方法を説明します。 Dell OpenManage Power Center のインストール前の要件 OMPC をインストールする前に、以下を確認してください。 • システム管理者特権。 • インストール先フォルダへの読み取り / 書き込みアクセス。 • システムが最小要件を満たしている、またはそれを超えている。詳細については、 「 システム要件」を参 照してください。 メモ: Microsoft Windows オペレーティングシステムでは、インストール中、Dell OpenManage Power Center が Dell OpenManage Power Center サービスの開始に Windows Network Service アカウント を使用します。より強固なセキュリティのため、Dell OpenManage Power Cen
6. • それぞれの OpenManage Power Center ユーザーに対して固有である • 最高 20 までの大文字または小文字の印刷可能文字で、“/\[]:;|=,+*?<>.@ は使用しない • 大文字と小文字を区別しない パスワード テキストボックスにパスワードを入力してから、パスワードの確認 テキストボックスに入力 して確定します。 メモ: パスワードは 8 文字以上とし、大文字、小文字、数字、非英数字カテゴリのうち、少なくと も 3 カテゴリの文字が含まれている必要があります。 インストールをカスタマイズするには、カスタムインストール チェックボックスを選択し、手順 7 に進 みます。カスタマイズしない場合は、手順 10 に進みます。 7. インストール先フォルダ ウィンドウで、デフォルトのインストールパスをそのまま使用するか、変更 ... をクリックしてシステム上の目的の場所に移動し、次へ をクリックします。 メモ: インストール先フォルダの 完全制御 許可を持っていることを確認してください。OMPC を C:\Users\Administrator などのシステムフォ
12. 終了 をクリックしてウィザードを終了します。 Windows でのインストール先ディレクトリ デフォルトで、OpenManage Power Center パッケージは C:\Program Files\Dell \OpenManagePowerCenter にインストールされます。 メモ: Windows ボリュームのルートフォルダに OpenManage Power Center をインストールすること はできません。ルート以外のフォルダ、または別のボリュームを選択する必要があります。 OpenManage Power Center パッケージには、次のフォルダが含まれます。 • bin — OpenManage Power Center バイナリ • conf — OpenManage Power Center 設定ファイル • external — OpenManage Power Center によってインストールされたその他アプリケーション • Logs — OpenManage Power Center イベントログ • Pgdata(デフォルト)— データベースファ
Microsoft Windows オペレーティングシステムでの Power Center のアップグ レード 対応 Microsoft Windows オペレーティングシステムを実行するシステムで Power Center を以前のバージ ョンからアップグレードするには、システムの C: ドライブに少なくとも 366 MB の空き容量が必要です。 1. OpenManage Power Center をインストールします。詳細に関しては、 「Power Center のインストール」 を参照してください。 OpenManage Power Center の以前のバージョンがインストールされているというダイアログボックス が表示されます。 2.
メモ: この時、アンインストールの完了後に、一部のファイルが削除されておらず、サービスが自動的 に解放されないことを通知するメッセージが表示されます。OMPC を再度インストールする前に、こ れらのファイルを手動で削除し、サーバーを再起動してサービスを解放する必要が生じる場合がありま す。 Microsoft Windows オペレーティングシステムでの OpenManage Power Center の起動 システムでの OpenManage Power Center のインストールの完了後、OpenManage Power Center のデスク トップアイコンがデスクトップに作成されます。OpenManage Power Center コンソールは、このアイコン を使用して起動することができます。コンソールはシステムで設定されたデフォルトブラウザに起動されま す。 または、ウェブブラウザを開いて OpenManage Power Center を起動することもできます。OpenManage Power Center を起動するには、お使いのブラウザを設定する必要がある場合があります。 OpenMana
Windows Server 2008 R2 での ESC の無効化 1. コントロールパネル → システムおよびセキュリティ → 管理ツール → サーバーマネージャの順に選択 します。 2. サーバー概要セキュリティ情報 セクションで、IE ESC の設定 をクリックします。 Internet Explorer セキュリティ強化の設定ウィンドウが開きます。 3. 管理者とユーザー両者に対して、セキュリティ強化の設定をオフに設定します。 ESC が Power Center サイトとリンクを信頼するよう設定する 1. Internet Explorer → ツール → インターネットオプション → セキュリティの順に選択します。 2.
• HTTPS ポート — 1000~9999 範囲内のポート番号を入力します。OMPC はデフォルトポート番号 8643 を使用します。 • キーストアパスワード — キーストアファイルにアクセスするためのパスワードを入力します。パス ワードは 6 文字以上である必要があり、非 ANSI 文字と二重引用符(")は使用できません。 すべての変更を行ったら、 を押します。データベースサーバー 画面が表示されます。 10.
• Dell OpenManage Power Center DataCenter Manager サービス — OpenManage Power Center サーバ ーコアサービスです。デバイスとの通信を含むすべてのアクションを実行します。 • Dell OpenManage Power Center 認証サービス — 標準 PAM インタフェース経由でローカル Linux ユー ザーおよびグループを認証します。 • Dell OpenManage Power Center WebServer サービス — OpenManage Power Center ウェブアプリケ ーションをホストする Apache Tomcat サーバーで、アクション要求を OpenManage Power Center サー バーに渡します。 OpenManage Power Center サービスステータスをチェックするには、コマンドラインインタフェースで次 のコマンドを使用します。 #service ompcdaemons status Control power center service OpenManag
4 コマンドラインインタフェース経由での OpenManage Power Center の使用 コマンドラインインタフェース(CLI)がサポートするすべてのコマンドは、次のフォーマットになっていま す。 ompc_cli [COMMAND] [GENERIC_OPTIONS] [COMMAND_OPTIONS] [COMMAND_TARGET] 動作は有効な [COMMAND] で始める必要があります。オプションは [COMMAND] の後ならどこにでも入力で きます。値が入っている各オプションについて、.
コマンドラインインタフェースのエラー処理 Microsoft Windows および Linux オペレーティングシステムでは、コマンドの正常な実行を示す終了コード が表示されます。コマンドが正常に実行されなかった場合は、エラーコードが表示されます。 Microsoft Windows オペレーティングシステムでは、コマンドが成功したときの CLI 終了コードは 0 です。 特定のエラーコードについて知るには、「コマンドラインインタフェースエラーコード」を参照して くださ い。 Linux オペレーティングシステムでは、コマンドが成功したときの CLI 終了コードは 0 です。コマンドが失 敗した場合、汎用エラーコード 1 が表示されます。より具体的なエラーコードを取得するには stderr を使 用し、そのコードの詳細については「コマンドラインインタフェースエラーコード」を参照してください。 コマンドラインインタフェースコマンド 本項では、OMPC で使用されるコマンドをリストします。次のコマンドでは、[ ] は任意の属性、< > は変数 を表します。すべてのコマンドラインテキストで大文字と小文字が区別さ
add_profile コマンドは新規に検知されたプロファイルを OMPC に追加します。profile_name argument は、プロファイルの識別に使用され、固有名である必要があります。プロトコルプロパティおよび値は、検 知を実行するのに使用するプロトコルによって異なります。 protocol_name は にしてください。 IPMI の場合、プロパティは次の通りです: • ipmi_user • ipmi_password • ipmi_key SNMPv1v2c の場合、プロパティは snmp_community_string です(必須)。 SNMPv3 の場合、プロパティは次の通りです: • snmp_user (Required) • snmp_authentication_password • snmp_encryption_password WS-Man の場合、プロパティは次の通りです: • wsman_port • wsman_user • wsm
ロファイルによってサポートされるプロトコルに応じてアップデートできるように設定されます。 new_profile_name が入力された場合、profile_name が new_profile_name にアップデートされます。 add_device 使用方法: ompc_cli add_device [-device_name ] [-description ] [size ] [-estimated_max_power ] –device_type [-model ] [–profile ] [protocol ] [] [host_name or ip] add_device コマンドは、プロファイル名識別プロファイルを使用、またはコマンドオプション経
-service_tag と device_name を同時に使用することはできません。 デバイスがサポートされていないデバイス(device_type が Unsupported)の場合、CLI が「CLI はサポート されていないデバイスの再検出を許可しません」というエラーを表示します。 remove_profile 使用方法: ompc_cli remove_profile remove_profile コマンドは、検出プロファイルを削除します。 delete_device 使用方法: ompc_cli delete_device [-service_tag ] [] delete_device コマンドは、デバイスを削除します。–service_tag と device_name を同時に使用するこ とはできません。 デバイスがシャーシの場合、デバイスはグループと同様に削除されます(内部のブレードがすでに列挙され ている場合)。シャーシそのものも OMPC から削除され、デバイス ページに表示されなくなります。 add_grou
がどの親グループにも所属しなくなると、このサブグループは OMPC から削除されます。これは、グループ そのものにも該当します。 [-preview] オプションが入力されると、影響を受けたグループ、デバイス、およびポリシーのサマリが表 示されます。削除は行われません。 • 集計には、影響を受けるデバイス数、影響を受けるグループ数、影響を受けるポリシー数が含まれます。 • 指定したグループパス下にあるすべてのサブグループは、それらが OMPC から削除されたかどうかに関 わらずサマリに計上されます。サブグループを指定されたグループパスから削除できても、別の親グルー プからの参照によって OMPC からは削除できない可能性はあります。 • サマリには、指定されたグループの直接の子だけではなく、すべてのデバイスとサブグループが計上され ます。 • 影響を受けたデバイスに追加されたポリシーは、いずれもサマリには計上されません。これは、そのデバ イスが OMPC から削除されておらず、これらのポリシーがデバイス上に残っているからです。 集計例: – 影響を受けたデバイス数:5 – 影響を受けたサブグルー
add_device_to_group 使用方法: ompc_cli add_device_to_group [-slot ] [-service_tag ] [] GROUP_PATH add_device_to_group コマンドはデバイスをグループに追加します。デバイスがラックに追加されると、 slot_num オプションがデバイスの追加先スロットの指定に使用されます。スロットの値が -1 の場合、シス テムがスロットを自動で選択します。PDU/UPS の追加時にスロットオプションを提供しない場合、 PDU/UPS はラックに連結されます。ラックへのサーバーまたはシャーシの追加には、-slot が許可されま す(提供されない場合は、システムがスロットを自動で選択します)。他のグループにサーバーまたはシャー シを追加している場合、-slot は許可されません(エラーが表示されます)。 スロットは 1 から始まります(0 は無効なスロット番号です)。 PDU と UPS を追加できるのはラックにのみです。前の OMPC リリースのほかのタイプのグ
move_device 使用方法: ompc_cli move_device [-service_tag ] [] [-slot ] FROM_GROUP_PATH TO_GROUP_PATH move_device コマンドは FROM_GROUP_PATH から TO_GROUP_PATH にデバイスを移動します。移動した デバイスは、FROM_GROUP_PATH でなく TO_GROUP_PATH に属します。 スロットオプションが該当するのは、デバイス(シャーシを含む)をラックに移動する場合のみです。デバ イスの移動先スロットが指定されます。デバイスをラックに移動する際にそれが提供されない場合、CLI が スロットを特定します。 PDU/UPS をラックからラックへ移動し、スロットが提供されていない場合: • PDU/UPS が前のラックのスロットにある場合、CLI が新しいラックのスロットを 1 つ選択します。 • PDU/UPS が前のラックに付けられている場合、CLI は新しいラックに付け直します。 PDU/UPS をラックか
移動操作が失敗した場合、デバイスは元のグループに維持されます。停電、クラッシュ、リモートデータベ ースのネットワーク障害、ローカルネットワーク障害などの重大な状況は例外となります。 add_group_to_group 使用方法: ompc_cli add_group_to_group GROUP_PATH TO_ _GROUP_PATH add_group_to_group コマンドは、GROUP_PATH が識別したグループを TO_GROUP_PATH に移動します。 ソースグループパスが別の親グループに属する場合、グループの追加後、ソースグループが旧グループと新 しい親グループの両方に属することになります。例外は、シャーシが属することができるのは(複数でなく) 1 つのラックのみということです。 ラックにグループは追加できません(シャーシは例外で、ラックに追加される前のデバイスで、ラックに追 加された後のグループです)。 ラックへのシャーシ追加時は、CLI が使用できるスロットを選択します(使用可能なスロットがある場合)。 そのラックのシャーシにスロットを指定する場合は、add_device_to_
list_devices コマンドは、GROUP_PATH のすぐ下にあるすべてのデバイスをリストします。GROUP_PATH が 提供されない場合、デバイスが接続されているかいないかに関わらず、CLI は OMPC によって管理されるす べてのデバイスをリストします。プロパティには、プロトコル情報以外の list_device_props コマンドのすべ てのプロパティが含まれます(デバイス名は最初の列にあります)。 「/」が GROUP_PATH として提供されている場合、CLI は root レベルでデバイスをリストします。 list_group_props 使用方法: ompc_cli list_group_props GROUP_PATH list_group_props コマンドは、GROUP_PATH によって識別されたグループのすべてのプロパティをリスト表 示します。プロパティには、group_type(DC、部屋、ラック、通路など)、説明、およびそのグループタイ プに固有のその他のプロパティが含まれます。たとえば、ラックの場合、その他のプロパティには容量およ び総電力容量などが含まれます。
list_reports 使用方法: ompc_cli list_reports [REPORT_GROUP] list_reports コマンドは、ユーザー定義のレポートをリストするために使用します。REPORT_GROUP は レポートグループの名前です。REPORT_GROUP が提供されない場合は、すべてのレポートがリストされま す。提供されていると、指定された REPORT_GROUP に属するレポートのみがリストされます。 各レポートは、report_name、description、format、report_group_name、created_by、および status(実行されているかどうか)のフィールドを含む 1 つの行で出力されます。 run_report 使用方法: ompc_cli run_report [-start_date ] [-end_date ] [-format ] [-file_name ] [-detail] REPORT_NAME run_report コマンドは、保存したレポ
-ip を提供するときは、-network_mask も提供する必要があります。-end_ip は、-ip が提供されてい る場合にのみ使用可能です。 -end_ip が提供されている場合、検出は - の IP 範囲で実行されます。提供されていない場 合は、単一アドレス に対して検出が実行されます。 検出の完了後、検出されたデバイスが OpenManage Power Center に自動的に追加され、計数がコンソール に表示されます。デバイスの検出が失敗した場合は、エラーメッセージが表示されます。 backup_database 使用方法: ompc_cli backup_database -path -encrypt_password [quiet] backup_database コマンドは、OMPC データベースバックアップを開始するために使用されます。 -path および -encrypt_password オプションを提供する必要があります。 データベースバックアップが完了し、共通のネットワーク共有場所に保存さ
• OMPC UI アセット — 0x03 • DC モデリング — 0x04 • 概要 — 0x05 • 監視 — 0x06 • ユーザーアカウント — 0x07 • 設定 — 0x08 • イベント — 0x09 • 発見 — 0x0A • ライセンス — 0x0B • ポリシー — 0x0C • 接続プール — 0x0D • 役割 / 特権 — 0x0E • ログイン / ログアウト — 0x0F • プロファイル — 0x10 • 使用可能リスト — 0x11 • セキュリティ — 0x12 • ページング / 並べ替え / フィルタリング — 0x13 • 設定 — 0x14 • ユニットハンドラー — 0x15 • インフラストラクチャ — 0x16 • 不明 — 0xFF 45
5 アクセス制御 本章では、次に挙げる項目を含む、Dell OpenManage Power Center のアクセス制御についての情報を提供 します。 • ログイン / ログアウト — ユーザーアカウントの資格情報を入力して OpenManage Power Center にロ グインします。 • ユーザー / 役割 / 特権管理 — ログイン後は、管理コンソールの 設定 → ユーザー 画面からユーザーアカ ウントを管理することができます。OpenManage Power Center は、ユーザーの役割ベースのアクセス制 御を提供します。これらの制御を使用するには、まず最初に役割をセットアップしてから、各役割の特権 を定義します。その後、OpenManage Power Center アカウントをセットアップして、それらを異なる役 割を割り当てることができるようになります。 • ライセンス — OpenManage Power Center には有効なライセンスが必要です。試用版ライセンスの有効 期限が切れたときは、永続ライセンスをインポートする必要が生じる場合があります。 認証について Op
メモ: Windows ドメインまたは Windows ローカルアカウントのいずれかで OpenManage Power Center にログインする前に、設定 → ユーザー 画面にアクセスして OpenManage Power Center に アカウントを追加する必要があります。詳細に関しては、 「ユーザーアカウントの追加」を参照して ください。 メモ: OpenManage Power Center には、OpenManage Power Center サーバーの SSO を使用して ログインすることはできません。SSO をリモートで使用する場合に限り、OpenManage Power Center にログインできます。 メモ: SSO を使用してログインする前に、OpenManage Power Center に SSO ユーザーアカウント を追加する必要があります。SSO を使用して、ログインページを省略して ホーム ページに直接ア クセスします。 • Windows ドメインアカウント — Windows ドメインアカウント。 • Windows ローカルアカウント — OpenManage
LDAP アカウントを使用したログイン メモ: LDAP アカウントタイプは、LDAP 認証がディレクトリ設定で有効化されている場合にのみ使用可 能です。 1. LDAP アカウントの ユーザー名 および パスワード を入力します。 2. ログインに使用 ドロップダウンリストから LDAP アカウント を選択します。 3.
Kerberos SSO シングルドメイン環境をセットアップするには、Power Center をインストールし、ウェブブ ラウザを SSO 用に設定します。 シングルサインオン用のウェブブラウザの設定 Kerberos シングルサインオン(SSO)を有効にするには、この機能をサポートするようにウェブブラウザを 設定する必要があります。詳細に関しては、お使いのウェブブラウザのヘルプ文書を参照してください。 OpenManage Power Center 対応のウェブブラウザのリストについては、システム要件を参照してください。 メモ: Kerberos SSO を正しく設定するには、関与するコンピュータの日付と時刻がすべて同じであり、 DNS 構成が正確である必要があります。 Internet Explorer で SSO をサポートするには、OpenManage Power Center サーバーをローカルイントラネ ットサイトとして追加する必要があります。 次の例は、Microsoft Internet Explorer 10 での設定手順例です。 1.
図 3. マルチドメイン環境 Kerberos SSO マルチドメイン環境をセットアップするには、次の手順を実行します。 1. Power Center をインストールします。 2.
この問題の解決方法の詳細については、「トラブルシューティング」を参照してください。 ログアウト Kerberos SSO 経由でログインしていない場合、Dell OpenManage Power Center からログアウトするには、 管理コンソールの右上角にある ログアウト をクリックします。 Kerberos SSO 経由でログインした場合は、ウェブブラウザ、または OpenManage Power Center 管理コン ソールを閉じてログアウトします。ログアウト をクリックしても機能しません。 ユーザーの役割と特権の管理 Dell OpenManage Power Center は事前に定義された 3 つの役割をサポートしています。 • 管理者:すべての特権 • パワーユーザー:役割 / ユーザーの管理およびライセンスの管理を除くすべての特権 • ゲスト:デバイス / グループの表示特権のみ これらの事前定義役割は編集または削除できません。 メモ: 役割 / ユーザー管理特権のあるユーザーのみが、役割またはユーザーやグループアカウントを追 加、編集、削除することができます。 カスタム
役割の編集 メモ: 事前定義された役割は編集できません。 1. 2. 左ペインで 設定 → 役割 とクリックします。 編集する役割の横にあるチェックボックスを選択して、編集 をクリックします。 役割の編集 ウィンドウが表示されます。 3. この役割の 役割名、役割の説明、および 特権の選択 フィールドで必要な変更を行います。 4. 保存 をクリックして設定を適用するか、キャンセル をクリックして設定を破棄し、役割 タブに戻りま す。 役割の削除 1. 左ペインで 設定 → 役割 とクリックします。 2. 削除する役割の横にあるチェックボックスを選択して、削除 をクリックします。 次のメッセージが表示されます。 選択したアイテムを削除してもよろしいですか? 3.
グローバル設定 グローバル設定権限があると、ユーザーは Power Center のグローバル設定を変更できます。たとえば、サ ンプリング間隔やデータベース設定などが対象です。この権限がないユーザーは、設定 ページの一部のみ表 示でき、変更はできません(編集 オプションが表示されない)。 役割 / ユーザーの管理 役割 / ユーザーの管理権限を持つユーザーは次を実行できます。 • 役割を作成する • 役割を削除する • 役割をアップデートする • ユーザーを作成する • ユーザーを削除する • ユーザーをアップデートする この権限を持たないユーザーは、自分自身のユーザーアカウント情報の表示と、パスワードの更新しか行う ことができません。 デバイス / グループの表示 デバイス / グループの表示権限があると、ユーザーはすべてのデバイスおよびグループ情報を表示できます。 この権限がないと、デバイスまたはグループ情報を表示できません。サーバーページが表示されるのみです。 デバイス / グループの表示権限のみを持つユーザーには次の制限が適用されます。 • 検出の実行 タスクが使用できま
• ポリシーを追加 / 削除する • ポリシーをアップデートする • デバイスまたはグループで緊急時電力低減を開始/停止する メモ: ポリシーを管理するには、デバイス / グループの表示権限も必要です。 この権限を持たないユーザーには、ポリシー 画面は表示されません。 イベント / ログの管理 イベント / ログの管理 特権は、ユーザーによる次の操作の実行を可能にします。 • イベント条件(しきい値)の追加 / 削除 • イベント条件(しきい値)のアップデート • イベントの削除 • イベントログの管理 メモ: イベントを管理するには、デバイス / グループの表示 特権も必要です。 この特権がないユーザーの場合、イベント情報を表示してイベントにコメントを追加することはできますが、 イベントを削除したり、デバイス 画面で しきい値 の値を表示することはできません。 ライセンスの管理 ライセンスの管理 特権は、特権は、ユーザーによる次の操作の実行を可能にします。 • ライセンスの管理 • 必要に応じたライセンスの購入 • ライセンスのインポート • ライセンスの削除
電源タスクの管理 電源タスクの管理 特権は、ユーザーによる次の操作の実行を可能にします。 • 電源制御タスクの管理 • 電源制御タスクの表示 • 電源制御タスクの編集 • 電源制御タスクの再実行 • 電源制御タスクの停止 • 電源制御タスクの削除 データベースのバックアップ データベースのバックアップ 特権は、ユーザーによる次の操作の実行を可能にします。 • データベースポリシーの管理 • データベースパージのスケジュール • データベースバックアップの設定とスケジュール ユーザーアカウントの管理 ユーザーを作成して、異なる役割に割り当てることができます。 役割 / ユーザーの管理権限がある場合、OpenManage Power Center でユーザーを追加、編集、または削除 することができます。 ユーザーアカウントの追加 1.
Windows インストール: • Windows ローカルアカウント — アカウント用に一意の ユーザー名 を入力します。 メモ: Power Center が Windows 2012 Essential サーバーにインストールされており、このサ ーバーがドメインコントローラとして設定されている場合、そのサーバー上の全ユーザーアカ ウントが Windows ローカルアカウントではなく Windows ドメインアカウントである必要が あります。 • Windows ドメインアカウント – アカウント用に一意の ユーザー名 を入力します。 – 有効な Windows ドメイン名 を入力します。 Linux インストール: • Linux ローカルアカウント — アカウント用に固有の ユーザー名 を入力します。 メモ: Linux ローカルアカウントは Linux サーバーから変更できますが、これらの変更は Power Center に追加された同じローカルアカウントにはミラーリングされず、このアカウントでの Power Center 認証試行は失敗します。Linux ローカルアカウントが Linux
9. 保存 をクリックして新しいグループを追加するか、キャンセル をクリックして変更を破棄します。 ユーザーまたはグループアカウントの編集 1. 左ペインで 設定 → ユーザー とクリックします。 2. 編集したいユーザまたはグループアカウントの横にあるチェックボックスを選択し、編集 をクリックし ます。 ユーザーまたはグループアカウントの編集 ウィンドウが表示されます。 3. 必要な変更を行い、保存 をクリックして変更を保存するか、キャンセル をクリックして変更を破棄して ユーザー タブに戻ります。 ユーザーアカウントまたはグループアカウントの削除 メモ: インストール中に作成された Power Center 管理のユーザー(スーパーユーザー)は削除できま せん。 1. 左ペインで 設定 → ユーザー とクリックします。 2. 削除したいユーザまたはグループの横にあるチェックボックスを選択します。 3. 削除 をクリックします。 次のメッセージが表示されます。 Are you sure you want to remove the selected item(s)? 4.
現在のユーザー情報を表示するには、OpenManage Power Center 画面の右上角にあるログインユーザー名 をクリックするか、設定 → ユーザー と移動します。 現在のユーザのパスワード変更については、ユーザーまたはグループアカウントの変更を参照してください。 58
6 タスク管理 タスク機能では、特定のデバイスまたはデバイスグループでのデバイスの検出、および電源オンや電源オフ などの電力制御タスクを実行することができます。 左ペインで タスク をクリックします。 タスク 画面は次のタブで構成されています。 • 検出タスク • 電力制御タスク デフォルトでは、 検出タスク タブが表示されます。 タスク 画面では以下を実行できます。 • 検出タスクと電力制御タスクの新規作成 • 検出タスクと電力制御タスクの編集または削除 • 検出タスクと電力制御タスクの開始または再実行 • 電力制御タスクの有効化または無効化 • 検出タスクと電力制御タスクのリストの更新 • 検出タスクまたは電力制御タスクの概要の表示 メモ: 夏時間が有効なときに既存しない時間でタスクをスケジュールすると、ウェブブラウザは独自で 正確な時刻に同調します。 検出タスク デバイス検出特権は、ネットワークデバイスを検出を可能にします。この特権がないユーザーは、デバイス 画面を表示できても、変更はできません。 Dell OpenManage Power Center でデバイスを管理
この情報により、デバイスステータスとデータセンター情報を追跡できます。これら検出したデバイスは Power Center で管理することもできます。データセンターに新しいまたは変更されたデバイスがある場合、 デバイス検出機能を使ってデバイスを再検出することができます。 Power Center にデバイスを追加する方法には 2 つあります。 • 単一の IP アドレス、IP 範囲、またはホスト名を使用して、スケジュールされた時間にネットワーク上の デバイスを検出する。 • OpenManage Power Center 管理コンソールを使用してデバイスのプロパティを指定し、デバイスを検出 する。 メモ: ネットワークセキュリティポリシーを使用している場合、検出機能が正常に動作しないことがあ ります。 メモ: デルの第 13 世代 PowerEdge システムを検出するために複数の IPMI プロトコルを使用するとき は、プロトコルの資格情報が正しいことを確認してください。誤った資格情報を入力した場合は、有効 な資格情報を使用し、しばらく待ってから検出タスクを再度実行してください。 デバイスの検出後、そ
a. アクティブ化 チェックボックスを選択または選択解除して、タスクのスケジュールを有効または無 効にします。このチェックボックスはデフォルトで選択されています。非アクティブなタスクを保 存することはできますが、実行するようにスケジュールすることはできません。 メモ: タスクを編集して アクティブ化 チェックボックスをクリアまたは選択したり、検出タス ク タブにタスクのステータスを表示することができます。 b. 反復の範囲 オプションで、タスクの開始日と終了日を選択するか、終了日なし オプションを選択し て、期間無制限でタスクを実行します。 c. 次へ をクリックして、検出タスクのサマリを サマリ タブに表示します。 サマリは、タスクの名前、使用されているプロトコル、IP 範囲、およびスケジュールで構成されま す。 メモ: 検出タスクのスケジュールに使用するブラウザが夏時間対応であることを確認してくだ さい。 8.
• 正常なシャットダウン • システムをリセットする(ウォームブート) • システムのパワーサイクル(コールドブート) システムを強制的に再起動することを「ウォームブート」と呼ぶのに対し、すべてのプログラムを閉じ てシステムをシャットダウンすることを「コールドブート」と呼びます。 3. 電源投入コマンドをランダムに実行 チェックボックスを選択し、電力タスクを適用する間隔(分単位) およびデバイスの数を指定して、 次へ をクリックします。 4. 関連付けられたデバイス / グループ タブで すべてのデバイス タブ、または グループ化されたデバイス タブにあるデバイスを選択し、管理するデバイスグループを選択して、次へ をクリックします。 5.
– WS-MAN 証明書の検証 -(オプション)デバイス証明書の検証を有効にします。 メモ: 信頼済み証明書は、WS-MAN 証明書の検証オプションを有効化する前にインポートする必要 があります。インポートしなければ、通信が失敗する場合があります。Dell Chassis Management Controller を使用した証明書のインストール方法についての情報は、ホワイトペーパー『Chassis Management Controller(CMC)を使用する Dell PowerEdge M1000e のリモート管理のための Windows リモート管理(WinRM)の使用』 (delltechcenter.com/page/dcim.modular.cmc.
• SSH プロトコルの編集 デバイスのプロトコル情報を編集できます。 1. 左ペインで、タスク を展開し、プロトコル をクリックします。 接続プロトコルの選択 画面が表示されます。 2. 編集したいプロトコルの横にあるチェックボックスを選択します。 3. タスクメニューで、編集 をクリックします。 プロトコルの編集 ウィンドウが表示されます。 4. 必要な変更を行います。 5. 変更を保存するには 終了 をクリック、変更を破棄するには キャンセル をクリックします。 プロトコルの削除 1. 左ペインで タスク を展開し、プロトコル をクリックします。 プロトコル 画面が表示されます。 2. 削除したい接続プロトコルの横にあるチェックボックスを選択します。 3. タスクメニューで、削除 をクリックします。 次のメッセージが表示されます。 選択したプロトコルを削除してもよろしいですか? 4.
7 デバイス管理 デバイス機能では、ネットワークが検出したデバイスと、手動で追加されたデバイスを表示および管理する ことができます。また、デバイスをグループに分類することも可能です。 左ペインで デバイス をクリックします。次のタブで構成される デバイス 画面が表示されます。 • すべてのデバイス • 管理グループ デフォルトでは すべてのデバイス タブが表示されます。 デバイス 画面の最下部に、特定デバイスまたはデバイスグループの詳細を表示することもできます。詳細は 次のタブに分類されています。 • サマリ • イベント • ポリシー • 電力および温度 新規デバイスの追加 新規デバイスの追加 ウィンドウでは、デバイスリストに新しいデバイスを手動で追加することができます。 サポートされていないデバイスのみを追加して、データセンターを構築するためのグループ構成を作成する ことが可能です。 Dell OpenManage Power Center はすべてのデバイスタイプを検出および管理できないため、データセンタ ーグループ構成を完成させるためには、サポートされていないデバイスを手動で追
新規デバイスの追加 ウィンドウが表示されます。 2. 追加するデバイスの名前を デバイス名 テキストボックスに入力します。 3. 有効な IP アドレスを IP アドレス テキストボックスに、またはデバイスのホスト名を ホスト名 テキス トボックスに入力します。 4. モデル テキストボックスでデバイスのモデルを指定します。 5. 追加情報 → デバイスのサイズ(U)ドロップダウンリストから、追加するデバイスのサイズをラック単 位(U)で選択します。 6. デバイス説明 テキストボックスに、デバイスの説明を入力します。 7. 推定最大電力(W) テキストボックスのデバイスに推定最大電力をワット単位で入力します。 8. 保存 をクリックしてデバイスを追加するか、キャンセル をクリックして変更を破棄します。 デバイスが すべてのデバイス タブに表示されます。 既存グループの追加 管理下グループの機能を使用して既存のグループにサブグループを追加できます。サブグループは新規のグ ループまたは既存のグループを使用できます。 1.
リソースの使用履歴の表示 Dell OpenManage Power Center でリソースの使用率をグラフィック表示できます。 1. 2. 左ペインで、デバイス → すべてのデバイスの順にクリックします。 すべてのデバイス タブのデバイスのリストからデバイスを選択します。 選択したデバイスの詳細が 詳細 セクションに表示されます。 3. 詳細 → リソースの使用履歴 の順にクリックします。 リソースの使用履歴 -<エンティティ> ウィンドウが表示されます。<エンティティ> には選択したデバ イスが入ります。 4. 管理下グループ タブに戻るには右上隅の X をクリックします。 デバイスのフィルタ すべてのデバイス タブにあるフィルタ機能では、特定の属性を共有するデバイスを表示することができま す。たとえば、特定のデバイスタイプのデバイス、または IP 範囲を共有するデバイスを表示することができ ます。 1. 左ペインで、デバイス をクリックします。 デフォルトでは すべてのデバイス タブが表示されます。 2.
– 監視 — デバイスには集約電力監視機能があることを示しています。 – 監視および制限 — デバイスには集約電力監視機能と電力制限機能があることを示しています。 – 監視、アップグレード可能 — デバイスが電力制限用 iDRAC エンタープライズライセンスでのア ップグレードが可能であることを示しています。 – 瞬時電力 — デバイスに瞬時電力監視機能があることを示しています。 – 監視無効 — 「デル製以外のシステム監視」ライセンスがない、または失効しているため、デバイ スの監視機能が無効になっていることを示しています。 – 出力電源 — 指定した出力電源に基づいてフィルタ処理されるデバイスを示しています。 – PDU による監視 — PDU を使用して監視できるデバイスを示しています。 電力機能は複数選択することができます。 • プロトコル チェックボックスを選択し、通信に使用するプロトコルを選択します。使用可能なオプ ションは次のとおりです。 – IPMI(サーバー) – WS-MAN(シャーシ) – SNMPv1v2c(UPS / PDU) – SNMPv3(UPS / PDU) – HTTPS
デバイスの編集 デバイス 画面でデバイスまたはデバイスグループを編集できます。 1. 左ペインで、デバイス をクリックします。 2. 編集するデバイスまたはデバイスグループの横にあるチェックボックスを選択します。 3. 編集 をクリックします。 スナップショットの編集 画面が表示されます。 4. 必要な変更を行います。 デバイスでは、デバイスの名前、デバイスの説明、デバイスのサイズ、および推定最大電力を編集でき ます。デバイスグループでは、グループタイプ、グループ名、グループの説明、電力容量を編集できま す。 5. 終了 をクリックして変更を保存するか、 キャンセル をクリックして変更を保存せずに デバイス 画面に 戻ります。 フィルタを使用したデバイスの削除 フィルタ機能を使用してデバイスを削除することもできます。 1. 左ペインで、デバイス をクリックします。 2. タスクメニューで、フィルタ をクリックします。 デバイスフィルタ ウィンドウが表示されます。 3. デバイスリストを並び替えるフィルタを選択します。 4.
iDRAC 位置のアップデート OMPC では、データセンターの物理的な組織と階層を複製し、アップデートすることができます。 OMPC を使用することにより、iDRAC で指定された階層内にサーバーを配置することができます。OMPC で自動的に割り当てられるサーバーは、データセンター、部屋、通路、およびラックの階層フィールドに値 が入力されているサーバーのみです。階層内でいずれかの値が欠けていると、サーバーは割り当てられませ ん。 iDRAC 位置は、物理的階層(データセンター、部屋、通路、およびラック)に続くグループレベルからアッ プデートすることができます。OMPC は、データセンター、部屋、通路、またはラックなどの特定のグルー プ内に存在するデバイスの位置をアップデートします。 1. 左ペインで、デバイス → 管理下グループ の順にクリックします。 2. デバイスグループのリストから、ラック内のデータセンター、部屋、通路、ラック、またはデバイスを 選択します。 デバイスの詳細が 詳細 セクションに表示されます。 3. iDRAC 位置のアップデート をクリックします。 4.
• デバイスグループのリストの更新 • グループ間でのデバイスの移動 • ラックの管理 • 緊急時の電力削減(EPR)の有効化と無効化 • ラック使用率グラフの表示 グループ構造情報のマッピング Dell OpenManage Power Center は、Dell PowerEdge のラックサーバーとタワーサーバのグループ構造マッ ピングをサポートしています。 グループ構造を作成またはアップデートしたら、Power Center が次のマッピング構造を使って、サポートさ れているデバイスのファームウェアに関するロケーション情報を自動的にアップデートします。 • データセンター — Power Center のデータセンターおよび部屋情報。フォーマット: • 通路 — Power Center 内の通路情報 • ラック — Power Center 内のラック情報 • ラックスロット — Power Center 内のラックスロット情報 • カスタム — デバイスグループのカスタマイズ メモ: サポートされているデバイスでアップデート
• 5. 6. 電力容量を 電力容量(W) テキストボックスに入力します。電力容量は、ラックへの電力配分によ って決まります。 • (オプション)PDU の電力消費の使用 チェックボックスを選択します。デフォルトではこのチェッ クボックスはクリアされています。 説明 テキストボックスに、グループの説明を入力します。 終了 をクリックして新しいグループを保存するか、変更を保存せずに デバイス → 管理下グループ に戻 るには、キャンセル をクリックします。 デバイスグループまたはデバイスの移動 手動で追加したデバイスを既存グループに移動させる他、デバイスの複数グループをひとつのグループまた はラックから、別のグループまたはラックに移動させることもできます。デバイスの 1 つのグループをラッ ク内のひとつのスロットから別のスロットに移動させることも可能です。 デバイスをひとつのスロットからラック内にある別のスロットに移動させるには、 「ラックの管理」を参照し てください。 メモ: グループの移動後、実行中の電力ポリシーはすべて再計算されます。 1.
• ラックにすでに追加された関連付けられたデバイスの編集 • ラックからの関連付けられたデバイスの削除 ラックスロットへのデバイスの追加 1. 左ペインで、デバイス → 管理下グループ の順にクリックします。 2. デバイスのリストからラックデバイスを選択します。 3. デバイス メニューから ラックの管理 をクリックします。 ラックの管理 ウィンドウが表示されます。デフォルトでは、 ラックの中身 タブが表示されます。 4. ラックコンテンツ タブで、 ラックスロットに追加 をクリックします。 ラックスロットに追加 ウィザードが表示されます。 5. ラックに追加するデバイスの横にあるチェックボックスを選択して、次へ をクリックします。 6. ラックに追加するデバイスの横にある 選択 ドロップダウンリストから、デバイスを取り付けるスロット を選択します。 7. 終了 をクリックして ラックの管理 画面に戻り、変更を確認します。 関連付けられたデバイスのラックへの追加 1. 左ペインで、デバイス → 管理下のグループ の順にクリックします。 2.
ラックに関連付けられたデバイスの削除 1. 左ペインで、デバイス → 管理下のグループ の順にクリックします。 2. デバイスのリストからラックデバイスを選択します。 3. タスクメニューで ラックの管理 → 関連するデバイス の順にクリックします。 4. 関連するデバイス タブをクリックします。 5. 削除 をクリックし、必要な情報を入力します。 6. 終了 をクリックし、ラックの管理 画面に戻って変更を確認、または キャンセル をクリックして前の画 面に戻ります。 スロットに割り当てられたデバイスのラックからの削除 1. 左ペインで、デバイス → 管理下のグループ の順にクリックします。 2. デバイスのリストからラックデバイスを選択します。 3. タスクメニューで ラックの管理 をクリックします。 ラックの管理 ウィンドウが表示されます。デフォルトでは、 ラックの中身 タブが表示されます。 4.
3. タスクメニューで、削除 をクリックします。 削除する管理下グループの詳細が記載された グループの削除 ウィンドウが表示されます。 4. 確認 をクリックして削除を続行します。 緊急時電力削減 停電が発生してデバイスが UPS で稼働しているなどの緊急時には、緊急時の電力削減を開始して、管理下デ バイスの電力消費を削減することができます。 注意: 緊急時の電力削減を適用すると、デバイスの電力が極めて低いレベルまでスロットルされ、パフォーマ ンスが影響を受け、電力の監視と上限制限機能を備えたすべてのデバイスが影響を受けます。これは緊 急時のみに使用するようにしてください。 このグループ内にある電力監視と電力上限制限機能を備えたすべてのデバイスは、最小電力消費状態に設定 されます。緊急時の電力削減 ボタンは全ページの右上角に表示されます。緊急時の電力削減の影響を受け たデバイスは、デバイス タブで 緊急時の電力削減中 とマークされます。 緊急時の電力削減の有効化 1. 左ペインで、デバイス → すべてのデバイス または デバイス → 管理下グループ とクリックします。 2.
4.
8 電源監視 Power Center では、現在または過去の電力関連指標(たとえば、電力消費量またはコストなど)を監視でき ます。これにより、データセンターの電力ステータスを理解し、その他の電力インフラストラクチャ、冷却 および施設のニーズを計画できます。 異なるデバイスおよび/またはグループレベルで電力を監視できます。電源監視設定を自分のニーズに合わ せて構成し、電力ステータスグラフを印刷できます。 Power monitoring levels OpenManage Power Center provides power monitoring at the following levels for groups: • Rack • Aisle • Room • Data center • Custom 電力しきい値 グループおよび / またはデバイスの電力が制限を越えたときに通知を受け取るには、しきい値を監視するこ とが有用です。 1. 左ペインで デバイス をクリックします。 2.
Viewing power details In the left pane, click Devices → All Devices or Devices → Managed Groups. Click the icon for a device or group, then refer to the lower detail portion of the screen. While Dell OpenManage Power Center does provide power information for PDU and other devices and groups, Power Center does not provide power details for UPS devices. For devices and groups (excluding PDU and UPS), by default, the Power graph displays the power details for the previous hour.
For example, you view power details in the 1H (1 hour) window and the maximum value at 15:00 shows 500W and the time interval is 6 minutes. This value would represent that the maximum power consumption from 14:54 to 15:00 is 500W. NOTE: It is common to see some instantaneous values exceed the Power Cap value in the Maximum line. Power Center monitors this value and controls it to the normal power range with this happens.
メモ: コスト 列にはデフォルトで 0 が表示されます。コストを表示するには、コスト率を設定する 必要があります。コスト率はグローバル設定であり、設定 → 監視 ページで設定できます。 メモ: エネルギー消費コスト セクションには、設定 画面で設定された値に基づいた情報が表示され ます。この情報は、見積もり用限定で使用するようにしてください。 メモ: デバイスまたはグループが Power Center で新しく追加または作成されたものである場合、監 視時間が 1 週間以内なら「1W」と「1M」時間枠に表示される電力およびエネルギー消費量データ が異なり、監視時間が 1 日以内の場合は、 「1H」と「1D」時間枠に表示されるデータが異なります。 これは、異なる時間枠に対して Power Center が異なるサンプリング間隔を使用しているために起 こります。たとえば、デバイスが Power Center に追加されたのが 2011-10-15 09:00 で、現在の 時刻が 2011-10-17 11:10 などの場合です。1M 時間枠(サンプリング間隔は 1 日) の場合、電力お よびエネルギー消費量は 20
路、ラック、またはカスタムグループ)からのものに有用です。この値が収集されるのは、この機能をサポ ートするデバイスからのみです。 1. 左ペインで、デバイス → 管理下グループ の順にクリックします。 2. データセンター、部屋、通路、またはデータセンター内の任意のラックを選択します。 選択したエンティティの詳細が 詳細 セクションに表示されます。 3. システムエアフロー履歴 をクリックします。 システムエアフロー履歴 - <データセンター名> ウィンドウが表示されます。 4. 表示された期間と属性の選択: a. グラフ内に表示された期間を選択するには、グラフ上部にあるボタンをクリックします。 メモ: 経時的なデータストリームに沿って移動するには、グラフ下のナビゲーション矢印をクリッ クします。 次の場合、ラック使用率グラフにラックが表示されないことがあります。 • ラック内の 1 つ、または複数のデバイスの実際の電力が、指定された電力容量を超えている。 • ラック内のデバイスに推定最大電力が設定されていない。 PDU 電力の監視 OMPC 3.
9 温度監視 Dell OpenManage Power Center は、Power Center でのデータセンターの現在および履歴的なサーバー吸 気口温度の監視を可能にします。これは、データセンターの温度ステータスを理解し、ホットスポットを特 定するために役立てることができます。 異なるデバイスおよび / またはグループレベルで温度ステータスを監視できます。温度監視設定を自分のニ ーズに合わせて設定し、温度ステータスグラフを印刷できます。 温度監視レベル Power Center は、次のレベルで温度を監視します。 • デバイスレベル — デバイスの温度関連指標を監視できます。 • 物理的グループレベル — 物理的グループレベルでは温度関連の指標(データセンター、部屋、通路、シ ャーシモジュラーなど)を監視できます。 • 論理的グループレベル — 論理的グループレベルでは温度関連の指標を監視できます。 温度詳細の表示 左側のナビゲーションペインで デバイス をクリックし、次に 管理下グループ タブを選択します。グループ またはデバイスのアイコンをクリックして、画面下部の詳細部分を参照してく
時間ウィンドウ 説明 時間間隔 3M 3 ヶ月 1 週間 1Y 1 年間 2 週間 メモ: この表には、サンプリング間隔がデフォルト値(1 分間)のときの間隔が示されています。サン プリング間隔を変更すると、15Min と 1H 時間ウィンドウが変更されます。サンプリング間隔を 3 分間 に変更すると、15Min 時間ウィンドウは 3 分間になります。サンプリング間隔を 6 分間に変更すると、 1H 時間ウィンドウは 6 分間になります。 異なる時刻ウィンドウの温度詳細 矢印 < > をクリックして、前 / 次のサンプリング時刻を表示するか、または二重矢印 << >> をクリックして、 現時刻ウィンドウの結果の前/次のページ詳細を表示します。平均、最大、最小をクリックして、選択した値 を表示できます。 • 平均:前の時点から現在の時点までの平均値。 • 最大:前の時点から現在の時点までの最大値。 • 最小:前の時点から現在の時点までの最小値。 たとえば、1H(1 時間)ウィンドウに温度詳細が表示され、15:00 の最大値が 40°C で、時間間隔は 6 分間 です。この値は、1
温度の履歴のグラフが新しいウィンドウに表示されます。 5. 表示された期間と属性の選択: a. グラフ内に表示された期間を選択するには、グラフ上部にあるボタンをクリックします。 b. 属性を追加または削除するには、リストされたオプションから選択します。オプションをクリックし て、グラフに対する属性の追加または削除を切り替えます。 • 最小 • 最大 • 平均 • 下位警告 • 下位重要 • 上位警告 • 上位重要 メモ: グラフの任意の部分と共に表示された各属性に関連する特定の数字を表示するには、グラフ 上にマウスポインタを移動させます。 6. 経時的なデータストリームに沿って移動するには、グラフ下のナビゲーション矢印をクリックします。 シャーシ / ブレードサーバーの温度の監視 ブレードサーバーレベルで吸気口の温度を監視できます。 また、シャーシレベルで吸気口温度(平均、最大、および最小詳細など)を監視できます。 シャーシへのブレーカ制限の適用 Dell OpenManage Power Center では、M1000E 4.4 以降または VRTX 1.
10 ポリシー 電力ポリシーはデバイスまたはグループの電力上限を管理するための一連の設定です。ポリシーは様々な状 況での電力管理に役立ちます。例えば、次の操作を行うためのポリシーを作成することができます。 • 電力上限 — 電力消費が回路の容量を超えないようにします。 • 電力使用率の制御 — デバイスまたはグループの作業負荷に応じて電力使用をスケジュールします。例え ば、作業負荷が低ければ低めの上限を設定し、データセンターでの電力使用を減らすことができます。 • ラック密度の増加 — 例えば、10 台のデバイスを装備したラックの現在の電力消費量を監視して、ラック に追加できるデバイスの数を見積もります。その後、デバイスの追加後にラックの総電力消費量を制限す る電力ポリシーを確立します。 Power Center は 2 つのタイプの電力上限ポリシーをサポートします。 • 静的 — ラックまたはシャーシ内の各デバイスに手動で電力上限を設定します。 • 動的 — Power Center がデータセンター、部屋、通路、ラック、またはシャーシ内の各デバイスに対して 動的に電力上限を割り当てます。
• 推定最大電力 — デバイス用に推定された最大電力消費割り当てです。推定最大電力には、デバイスごと の電力消費のピークが考慮されています。 動的消費電力上限により、すべてのデバイスは、グループに割り当てられた電力上限全体を超える電力を必 要とすることなく作業負荷を処理することが可能になります。動的消費電力上限を選ぶ場合は、次の点に注 意してください。 • 低優先度のデバイスが上限を維持するためにより多くの電力を必要とする場合は、低優先度のデバイスが 高優先度のデバイスよりも多くの電力を受電する場合があります。 • 電力制限が厳しすぎる、およびグループ電力消費が電力上限を超える場合は、ポリシーに対してエラーイ ベントが発生します。これが頻繁に発生する場合は、電力の割り当てを再検討するか、制限に応じて作業 負荷を調整してください。 • 電力制限が正常に確立されてからデバイス電力要件が変動すると、ポリシー内の別のデバイスの電力上限 に違反することになる場合、より多くの電力を必要とするデバイスが電力を獲得できないことがありま す。ポリシー内の 1 つ、または複数のデバイスの上限を強制的に下げるには、そ
シナリオ 2 — ライセンスがインポートされていないデバイスへのライセンスの インポートを試みた この場合、次のようになります。 • デバイスにポリシーが存在する場合、 「サーバー機能が変更されました」イベントが生成されます。 • デバイスの ポリシー タブが、グループ ページで 有効 に設定されます。 デバイスの電源機能ステータスが、デバイス ページで変更されます。 デバイスのポリシーは編集可能です。これは ポリシー ページからアクセスできます。 デバイス電源ポリシー能力のアップグレード いくつかのデバイスの電力ポリシー機能は、Dell PowerEdge M620 などの電力消費量のキャッピングを含む ようアップグレードできます。これらのデバイスには監視およびアップグレード可能と表示されます。電力 消費量をキャッピングできるようにデバイスをアップグレードするため、デバイスページに移動して、デバ イスの横にあるアップグレードをクリックし、ポップアップヘルプページの指示に従ってデバイス電源能力 をアップグレードします。アップグレードが完了したら、電源能力ステータスが 24 時間以内に、監視およ びキ
• 前回の時間 • 前回の日 • 前回の週 • 前回の月 • 前回の 4 半期 8. 電力上限値 テキストボックスに値を入力します。 9. 続行するには 次へ をクリック、前の画面に戻るには 戻る をクリック、タスクを中断するには キャンセ ル をクリックします。 10. 電力上限優先度 ウィンドウで 優先度 ドロップダウンリストからオプションを選択し、グループ内の各 デバイスの上限の優先度を設定します。 利用できるオプションは次のとおりです。 • 低 • 中速 • 高 メモ: 電力上限優先度 ウィンドウは、デバイスグループを選択した場合にのみアクセス可能です。 11. 続行するには 次へ をクリック、前の画面に戻るには 戻る をクリック、タスクを中断するには キャンセ ル をクリックします。 12.
たとえば、デバイス にポリシー 1 を、 にポリシー 2 を作成し、同じタイムスロットを持 つポリシーに異なる電力キャップを設定しました。この場合、Power Center は次のルールに従います。 • エンティティに重複するポリシーがある場合、電力キャップが低いポリシーが適用される。 • エンティティに重複動的ポリシーがあり、両方とも現在アクティブな場合、このエンティティで最高の優 先度(高 > 中 > 低)が適用されます。 ポリシーモード ポリシーモードは、ポリシーページの「有効」および「アクティブ」列に表示されます。 緑の記号は、「有 効」か「アクティブ」を示します。Power Center は 3 つのポリシーモードをサポートします: 表 6.
ポリシーの編集 ウィザードが表示されます。 4. 必要な変更を行います。 メモ: ポリシーの編集中は、選択したデバイスまたはグループを変更することはできません。 5. 概要 画面で変更を確認し、終了 をクリックして変更を保存、戻る をクリックして前の画面に戻る、ま たは キャンセル をクリックして変更を破棄します。 電力ポリシーの削除 1. 左ペインで、ポリシー をクリックします。 ポリシー 画面が表示されます。 2. ポリシーのリストで、削除するポリシーの横にあるチェックボックスを選択します。 メモ: 複数のポリシーを一度に選択することができます。 3. タスクメニューで、削除 をクリックします。 次のメッセージが表示されます。 選択したアイテムを削除してもよろしいですか? 4. はい をクリックします。 電力ポリシーのフィルタ処理 タイプ、電力制限、および / または状態別に表示されるように電力ポリシーをフィルタすることができます。 1. 左ペインで、ポリシー をクリックします。 ポリシー 画面が表示されます。 2.
または • キャンセル をクリックして選択を破棄し、ポリシー 画面に戻ります。 保存したフィルタは後で使用することができます。 91
11 分析 本章にはさまざまなグラフに関する情報が説明されており、監視によって得られるアーティファクトの分析 に役立ちます。 分析機能では、サーバー特性、電力特性、またはサーマル特性と共に、未活用サーバーのグラフィカルな表 示が可能になり、レポートは XML または CSV フォーマットでエクスポートすることができます。グラフは、 電力およびサーマル問題を分析して、サーバー特性を測定し、それらを効率的に活用するために便利です。 左ペインで 分析 をクリックします。 この画面では、次を表示することができます。 • サーバーの電力特性 • ピーク電力とアイドル電力配分 • 未活用サーバー • 電力およびサーマル情報 サーバー特性 OMPC を使用することにより、単一サーバーレベルでの電力消費量を表示することができます。単一サーバ ー観点からの電力消費読み取り値は、データセンターの能力計画に有用です。 現在、サーバー電力特性の表示には、サーバーのネームプレート、または実際の値と異なる場合がある推定 値に依存しています。すべてのサーバーの電力消費に関する情報を収集する OMPC は、サーバー電力特性機
ピーク時の電力分配グラフの表示 OMPC では、サーバーのピーク電力の分配に関する詳細を表示することができます。 1. 左ペインで 分析 → サーバー特性をクリックします。 2. タスクメニューで、ピーク電力 をクリックします。 ピーク時の電力分配 — <サーバーモデル> グラフが表示されます。 3. y 軸の電力範囲粒度を設定する テキストボックスに値を入力することによって電力範囲分配値を設定 し、適用 をクリックします。 サーバーモデルの最小および最大電力分配が記述されたグラフが表示されます。 アクティブアイドル時の電力配分グラフの表示 OMPC では、特定の期間内に対して観察された最小電力であるアイドル電力の分配についての詳細を表示す ることができます。 1. 左ペインで 分析 → サーバー特性とクリックします。 2. タスクメニューで、アクティブアイドル電力 をクリックします。 アクティブアイドル電力 — <サーバー> グラフが表示されます。 3.
サーバーの未活用値の計算には、次の公式が使用されます。 平均使用率が 以下のサーバー ここで、 は使用率のパーセンテージを表します。この範囲は 0~20% で、値はデフォルトで 15 に設定さ れています。 パーセンタイル使用率が 以下のサーバー ここで、 はパーセンタイルです。範囲は 0~20% で、値はデフォルトで 95 に設定されています。 未活用サーバーの設定 OMPC では、電力消費量に基づいて未活用サーバーを表示することができます。 1. 左ペインで 分析 → 未活用サーバーとクリックし、次に 2. 電力使用率(X)テキストボックスと パーセンタイル継続期間(Y) テキストボックスに値を入力しま す。 をクリックします。 メモ: 電力使用率 の範囲は 0~20 です。値はデフォルトで 15 に設定されています。 メモ: パーセンタイル継続時間 の範囲は 80~100 です。値はデフォルトで 95 に設定されていま す。 3.
6. 分析のサマリが、サマリ 画面に表示されます。終了 をクリックします。 配置提案の表示 1. 左ペインで、分析 をクリックして、次に 電力分析 をクリックします。 電力および容量分析 ページが表示されます。 2. 使用可能な電力および容量に基づいた配置提案 セクションで 起動をクリックします。 配置提案 ウィンドウが表示されます。 3. グループ選択 タブで + をクリックしてデータセンターを選択し、電力および容量の可用性を分析しま す。次へ をクリックします。 4. 配置タイプ タブで、ドロップダウンリストから必要な配置のタイプを選択します。使用可能なオプショ ンは、自動 および 手動 です。デフォルトでは 自動 オプションが選択されています。 5. サーバーモデル ドロップダウンリストから、配置提案が必要なサーバーモーデルを選択します。 6. サーバー数 テキストフィールドにサーバーの数を入力します。 7. ラックを選択する基準を選択し、次へ をクリックします。使用可能なオプションは次のとおりです。 表 7.
冷却分析 OMPC は、データセンター内にある対応デバイスの温度センサーの監視に役立ちます。観測されたデータ は、データセンター内の全部屋における潜在的な冷却問題の識別に有用です。 左ペインで 分析 → 冷却分析 とクリックします。冷却分析 画面が表示されます。この画面では、次の内容を 表示することができます。 • ホットスポットルーム • 過冷却ルーム • 温度差の大きいルーム • 高温異常値ルーム 冷却分析の設定 1. 左ペインで、分析 をクリックして、次に 冷却分析 をクリックします。 データセンター冷却分析 ページが表示されます。 2. クリックします 。 冷却分析設定 ウィンドウが表示されます。 3. ドロップダウンリストからしきい値温度を選択して、ホットルームとして部屋を分類します。 メモ: 過冷却ルーム と 温度差の大きい部屋 の値はデフォルトで示されます。 4.
温度差の大きいルームのデバイスの表示 1. 左ペインで、分析 をクリックして、次に 冷却分析 をクリックします。 データセンター冷却分析 ページが表示されます。 2. 温度差の大きいルーム セクションで、吸気温度と過冷却しきい値間の温度差が大きい部屋を表示できま す。一覧表示されているいずれかの部屋をクリックします。 部屋 <番号>:温度差の大きいルームのデバイス ウィンドウが表示されます。デバイスの詳細が、その状 況の原因と解決策とあわせて表示されます。 3. 閉じる をクリックします。 高温異常値ルームのデバイスを表示 1. 左ペインで、分析 をクリックして、次に 冷却分析 をクリックします。 データセンター冷却分析 ページが表示されます。 2. 高温異常値デバイス セクションで、高温異常値ルームとして分類される部屋を表示できます。 部屋 <番号>:高温異常値ルームのデバイス ウィンドウが表示されます。デバイスの詳細が、その状況の 原因と解決策とあわせて表示されます。 3.
12 レポートの管理 本章では、インベントリ用レポートの定期的な生成、およびレポートの監視と管理についての情報を提供し ます。 レポートの生成に役立つ事前定義済みのテンプレートが用意されています。レポートはデフォルトで HTML フォーマットで生成されます。XML または CSV フォーマットでダウンロードすることも可能です。 左ペインで、レポート をクリックします。レポート 画面が表示されます。この画面では、次の操作が可能で す。 • レポート詳細の表示 • レポートの作成 • レポートの編集 • レポートの削除 • レポートリストの更新 • レポートグループの追加または編集 • 推定最大電力の設定 • レポートのフィルタ OpenManage Power Center を使用することにより、次のタイプのレポートを生成できます。 • 電力ホーダー - 電力ホーダーレポートには、電力を最も消費しているデバイスが表示されます。結果は、 一定の期間内におけるデバイスの最大平均消費電力を考慮して計算されます。 • 電力倹約 - 電力倹約レポートには、電力消費が最も少ないデバイス
• 電力しきい値違反 - 電力しきい値違反レポートには、選択したデバイスまたはデバイスグループの電力し きい値違反に関する情報が表示されます。 • 電力上限違反 - 電力上限違反レポートには、デバイスまたはデバイスグループの電力上限レベルで観測さ れた違反が表示されます。 • 電力上限設定 - 電力上限設定レポートには、デバイスまたはデバイスグループの電力上限レベルの設定が 表示されます。 • しきい値設定 - しきい値設定レポートには、デバイスまたはデバイスグループのしきい値設定が表示され ます。 • ラックフラグメンテーションホーダー - ラックフラグメンテーションホーダーレポートには、最もフラグ メント化されたラックが表示されます。 • ラック容量ホーダー - ラック容量ホーダーレポートには、ラック容量の使用率が最も高いラックが表示さ れます。 • ラック容量倹約 - ラック容量倹約レポートには、ラック容量の使用率が最も低いラックが表示されます。 • 最高温度 - 最高温度レポートには、温度が最も高いデバイスが表示されます。 • 最低温度 - 最低温度レポートには、温度
• 電力しきい値違反 • 電力上限違反 • 電力上限設定 • しきい値設定 • ラックフラグメンテーションホーダー • ラック容量ホーダー • ラックスペース倹約 • 最高温度 • 最低温度 • イベントレポート 新規レポート ウィザードが表示されます。 3. 名前 テキストボックスにレポートの名前を入力します。 4. 継続時間 で、次のオプションの 1 つを選択します。 • 最近 — ドロップダウンリストから次のオプションの 1 つを選択します。 – 時間 – 日 – 週 – 月 5.
メモ: このオプションは、電力ヘッドルーム、一般インベントリ、未処理の監視データ、および比 較の各レポートタイプに対してのみ表示されます。 9. レポート属性 タブで、レポートに含める 1 つ、または複数の属性を選択します。属性は、選択するレポ ートタイプに基づいて表示されます。 a. 出力の限度 ドロップダウンリストから、レポートの出力の限度を選択します。使用できるオプショ ンは次のとおりです。 • 10 • 50 • 100 • すべて b. 並び替え ドロップダウンリストから、レポートの並べ替えに使用する属性を選択します。昇順 また は 降順 オプションを選択してレポートをその順序に並び替え、次へ をクリックします。 10. 保存 / 実行 タブで、次の操作の 1 つを行います。 • 保存のみ オプションを選択してレポートを保存します。 • 保存して実行 を選択してレポートを保存して実行し、CSV または XML フォーマットを選択して、選 択したフォーマットでレポートをエクスポートします。 11.
レポートグループの追加 / 編集 / 削除 ウィンドウが表示されます。 2. レポートグループを作成するには、グループ ドロップダウンリストから 新規 を選択します。 3. 名前 テキストボックスにレポートグループの名前を入力します。 4. 説明 テキストボックスにレポートグループの説明を入力します。 5. 保存 をクリックしてグループを保存、または キャンセル をクリックして レポート 画面に戻ります。 レポートグループの編集 1. レポート → レポートグループをクリックします。 レポートグループの追加 / 編集 / 削除 ウィンドウが表示されます。 2. グループ ドロップダウンリストから編集するグループを選択します。 レポートグループの名前および説明を編集することができます。 3. 保存 をクリックして変更を保存、または キャンセル をクリックして変更を保存せずに レポート 画面に 戻ります。 レポートグループの削除 1. レポート → レポートグループをクリックします。 レポートグループの追加 / 編集 / 削除 ウィンドウが表示されます。 2.
13 イベント管理 本章では、イベントタイプ、重要度レベル、サポートされている PDU/UPS イベントおよび Power Center イベントの管理方法に関する情報を提供します。 データセンターに異常な電源 / 温度状況が発生したことを示すイベントを受信することがあります。Power Center は次の項目を検知します。 • 事前定義されたイベント • カスタムイベント Power Center はポート 6553 を使って内部イベントをリッスンします。別のアプリケーションがポート 6553 を使うように設定された場合、ポート 6533 を Power Center に予約するよう変更する必要がありま す。 Power Center はポート 162 を使って内部デバイスからのイベントをリッスンします。 SNMP Trap サービ スが存在してポート 162 を使用している場合、 Power Center は自動的にポート 1162 を使って SNMP トラ ップサービスが転送する外部イベントを受信します。 左ペインで イベント をクリックします。イベント 画面が表示されます。この画面では、次の
ソールのすべての Power Center 対応イベント(IPMI 電力単位、IPMI 電源、IPMI プロセッサ温度トリッ プ、IPMI ファン)に IPM トラップフォーマットが選択されていることを確認してください。たとえば、 iDRAC 7 管理コンソールでは、すべての PWR/PSU/CPU/ ファン関連アラートに対して IPMI トラップを 選択する必要があります。 メモ: iDRAC 管理コンソールの使用方法の詳細に関しては、iDRAC のマニュアルを参照してくださ い。 表 8.
タイプ 説明 重大度レベル IPMI ファン サーバーのファンに関連したイベ ント。 重要 IPMI 電源 サーバーに関連するイベントで す。 重要 IPMI 電力単位 サーバーの電力単位に関連したイ ベント。 重要 IPMI プロセッサ温度トリップ サーバープロセッサ温度トリップ に関連したイベント。 重要 IPMI テスト IPMI テストイベントを受信しまし 情報 た。 MPCM の設定に失敗しました シャーシでの MPCM の設定に失 敗しました。 MPCM はサポートされていません Dell シャーシが MPCM をサポー トしていません。シャーシでのフ ァームウェアのアップグレードが 必要な場合があります。 警告 警告 PDU 高負荷 PDU 電力が、高負荷しきい値を超 警告 えています。 PDU 低負荷 PDU 電力が、低負荷しきい値を下 警告 回っています。 PDU 出力高負荷 PDU 出力電力が、高負荷しきい値 警告 を超えています。 PDU 出力低負荷 PDU 出力電力が、低負荷しきい値 警告 を下回っています。 PDU 出力オフ
タイプ 説明 重大度レベル 合、デバイスのポリシーをチェッ クしてください。 サポートされていないサンプリン グ間隔 デバイスにサンプリング間隔を設 定できません。バージョン 1.
カスタムイベント セットアップしたカスタムイベントは、カスタム条件しきい値に達すると自動的にトリガされます。 表 9.
タイプ 重大度 機能エリア 説明 内部エラー 警告 サービス Power Center 内部エラー。 重複した管理下デバイス 警告 検出 重複したデバイスが識別されました。 グループ構造変更ポリシ 警告 ー ポリシー グループ構造がポリシーに影響しました。 データベースメンテナン 情報 ス成功 サービス データベースメンテナンスが正常に行わ れました。 プロトコルタイムアウト 警告 変更失敗 監視 プロトコルタイムアウト変更が失敗しま した。 重複デバイス削除 情報 検出 重複したデバイスが削除されました。 電子メールエラー 警告 イベント イベントの電子メールアラートが失敗し ました。SMTP またはアラート設定が正 しくない可能性があります。 内部データベース操作エ 警告 ラー サービス 内部データベース操作が失敗しました。 検出進行中 警告 検出 以前スケジュールされたインスタンスが 引き続き進行中であるため、今回のスケジ ュール済み検出タスクが省略されました。 シャーシインベントリ進 警告 行中 検出 以前のインスタンスが引き続
表 10.
Power Center イベントを表示する方法はいくつかあります。 • 左側のペインを使用する: — 左ペインで イベント をクリックします。 • 重要イベント通知アイコンを使用する: a. OpenManage Power Center 画面の右上角にある重要イベント通知アイコンをクリックします。 最近の重要イベントのリストが表示されます。 b. イベントの表示 をクリックします。 イベントのリストからなる イベント 画面が表示されます。 • ホーム画面から次を行います。 a. 左ペインで ホーム をクリックします。 イベント(全体) および イベント(上位 5 グループ) のグラフが表示されます。 b. イベントの表示 をクリックします。 イベントのリストからなる イベント 画面が表示されます。 メモ: プロトコルエラーイベントは、デフォルトで非表示になっています。これらのイベントを表示す るには、設定 → データベース とクリックします。イベントログ設定 セクションで、プロトコル操作イ ベントを無視する(s) オプションのチェックを外します。 イベントの並べ替え 1.
4. 追加 をクリックしてコメントを保存するか、キャンセル をクリックして変更を破棄し、イベント 画面 に戻ります。 Power Center は自動的に各コメントに ユーザー名 および タイムスタンプ の情報を追加します。 イベントにコメントが追加された後、 が、そのイベントの メモ 列に表示されます。 イベントの削除 1. 左ペインで、イベント をクリックします。 イベント 画面が表示されます。 2. 削除するイベントの横にあるチェックボックスを選択します。 リストのすべてのイベントを削除する場合は、重大度 の横にあるチェックボックスを選択します。 3. タスクメニューで、削除 をクリックします。 次のメッセージが表示されます。 選択したアイテムを削除してもよろしいですか? 4. はい をクリックして削除を続行します。 メモ: すべてを削除 をクリックしてすべてのイベントを削除するオプションもあります。 イベントのフィルタ処理 イベントのフィルタ処理機能では、特定のタイプのイベント、承認者のユーザ名、および / または特定の期 間に発生したイベントを表示することができます。 1.
– UPS 出力電力 – UPS オーバーロード – UPS オンバイパス – UPS バイパスが故障しました – UPS シャットダウン – UPS 充電障害 – UPS ファン障害 – UPS 通信喪失 – PDU 低負荷 – PDU 高負荷 – PDU 過負荷 – PDU 出力低負荷 – PDU 出力高負荷 – PDU 出力過負荷 – PDU 出力オン – PDU 出力オフ – CMC SNMP イベント – iDRAC SNMP イベント – プロトコル操作が失敗しました – エンティティの機能が変更されました – 電力は正常に戻りました – 温度は正常に戻りました – 最大電力 – 電力 – 平均吸気口温度 – ポリシーを維持できません – ポリシーは正常に戻りました – シャーシ内でブレードが交換されました – サーバー機能が変更されました – シャーシ電力制御機能が変更されました – サポートされていないサンプル間隔 – デバイスでのサンプル間隔の設定に失敗しました – MPCM はサポートされていません – MPCM の設定に失敗しました – デバイスのホスト名が変更されました • 重大度
年 1 月 1 日の 00:00:00 から 2013 年 1 月 2 日の 00:00:00 までのすべてのイベントが表示されま す。 • 4.
14 セキュリティ Power Center は、データ機密性、データ整合性、およびユーザー認証のセキュリティを保証する設計となっ ています。 Power Center はユーザーアカウントに認証およびアクセスコントロールを提供します 「アクセ ( スコントロール」を参照) が、Power Center サーバーおよび Power Center サーバーに保管された機密デー タ (パスワードなど) への通信チャネルもすべて保護します。 Power Center システムのセキュリティを強化するには、次の手順を実行します。 • 通常の Windows オペレーティングサービス (OS) のユーザーアカウントでサービスを開始します。イン ストールが完了したら、デフォルトでネットワークサービスアカウントで Power Center サービスに自動 ログオンされます。セキュリティ強化のため、ネットワークサービスアカウントの変わりに通常の Windows OS ユーザーアカウントを使用することもできます。 • OS 強化: Power Center がインストールされているシステムに OS 強化を適用できます。そ
• Dell\OpenManagePowerCenter\conf\app.config.xml • Dell\OpenManagePowerCenter\external\apache-tomcat\conf\context.xml • Dell\OpenManagePowerCenter\external\apache-tomcat\conf\server.xml • Dell\OpenManagePowerCenter\external\apache-tomcat\conf\tomcat-users.xml • Dell\OpenManagePowerCenter\external\apache-tomcat\conf\web.xml • Dell\OpenManagePowerCenter\keystore.ssl • Dell\OpenManagePowerCenter\pgdata\pg_hba.conf • Dell\OpenManagePowerCenter\pgdata\postgresql.conf 4. Dell\OpenManagePowerCente
表 12. 監査ログ詳細 処置 追跡された情報 成功 / 失敗したユーザーログイン / ログアウト ソース IP 緊急時電力削減の追加 / 削除 影響を受けた単一のデバイス / グループ 電源ポリシーの設定 / アップデート / 削除 影響を受けた単一のデバイス / グループ ネットワーク検出の開始 / 停止 ネットワーク検出情報(プロトコルプロファイル、 IP 範囲を含む) セッションタイムアウトの変更 タイムアウトの古い / 新しい値 Power Center 管理下ユーザーのパスワード変更 ユーザー名 役割権限のアップデート 役割名、権限の古い / 新しい値 役割へのユーザーの追加 / 削除 ユーザー名、役割名の古い / 新しい値 ユーザーの追加 / 削除 ユーザー名 イベントログはログファイルに保持されます。ログファイルは、\OpenManagePowerCenter \logs\Audit.log.
• シナリオ 2 – 自己署名証明書を証明機関(CA)が発行した証明書と置き換えます。CA が署名した証明書 のほうが、ウェブブラウザに信頼されやすいためです。CA による署名を行うには、次の操作を実行して ください。 – 証明書署名要求(CSR)を生成して、CA に送信します。 – CA に証明書をインポートします。 – CA からの証明書返信をインポートします。 • シナリオ 3 – 新しい信頼証明書をインポートします。一部のデバイス(シャーシおよび WS-MAN 経由で 公開された管理インタフェースなど)、またはウェブサービスプロバイダは、通信を確立する時に Power Center 検証のために証明書を提供することがあります。証明書を検証し、Power Center がキーストアフ ァイル内の信頼証明書から信頼パスを構築することによる検証に失敗すると、通信が失敗します。このシ ナリオでは、証明書を検証するための信頼パスを確実に構築できるようにするため、新しい信頼証明書を インポートする必要がある場合があります。 証明書の管理方法については、Keytool マニュアルを参照してください。 11
15 設定の実行 OpenManage Power Center の設定は、設定 画面で行います。設定 画面は、次のタブで構成されています。 • 一般 — コンソールとデバイスのタイムアウトを設定します。 • 監視 — 電力 / サーマルの単位およびエネルギー消費のパラメータを設定します。 • アラート — SNMP トラップのためのアラートの設定、電子メールによるアラートの送信を有効または無 効にする、電子メールの宛先の設定、イベントの重大度レベルの設定を行います。 • SMTP — 警告電子メールを送信するための SMTP パラメータを指定します。 • データベース — データベースの圧縮およびパージのポリシーを設定します。 • ディレクトリ — LDAP 経由の認証をサポートするための LDAP(Lightweight Directory Access Protocol) を設定します。このタブは、Linux オペレーティングシステムを実行し、OpenManage Power Center が インストールされているシステムでのみ表示されます。 • ユーザー - OpenMan
プロトコルのタイムアウト期間の設定 1. 左ペインで、設定 をクリックします。 デフォルトで、一般 設定画面が表示されます。 2. プロトコルのタイムアウト セクションで、指定した通信プロトコル(IPMI、 SNMP、 WS-MAN、 HTTPS、 SSH)のタイムアウト(秒)を入力します。 OpenManage Power Center は、タイムアウト時間内にデバイスから応答を得られない場合、そのデバ イスが到達不可であると判断します。 3.
設定が有効になるのはいつですか? • すべてのデバイスとグループを監視する — 即時 • 電力 / 温度サンプリング間隔 — 30 分毎(例: 08:00、08:30、09:00、など) 電力および温度のサンプリング間隔の設定 1. 設定 画面で 監視 タブをクリックします。すべてのデバイスとグループを監視する チェックボックスを 選択して、すべてのデバイスとグループの電力および温度監視を有効にします。 2. 電力サンプリング間隔 および 温度サンプリング間隔 テキストボックスに値を入力します。 デフォルトの電力および温度サンプリング間隔は 1 分です。 3. 保存 をクリックして変更を適用するか、以前に保存された設定に戻すには リセット をクリックします。 電力および温度の監視単位の設定 1. 監視 → 電力単位設定で、消費電力の表示に使用する必要がある電力の測定単位を選択します。 利用できるオプションは次のとおりです。 2.
間隔によって決定された元の粒度ではなく、より大きい粒度(時間または日単位)を使用して監視データを 集約および保存することから、データクエリの効率性向上に役立ちます。 OpenManage Power Center はデフォルトで、圧縮された電源 / 温度データおよびイベントデータを最長 365 日間、圧縮されていない電源 / 温度データを最長 14 日間維持します。OpenManage Power Center が圧 縮および非圧縮データを保持する期間は、データ圧縮 および データのパージ(これより古い)フィールドを 使用して設定することができます。保存期間を超過、またはパージ日より古いデータは削除され、これによ ってデータクエリの効率性が向上します。データは、パージのスケジュール フィールドを使用してデータを 自動でパージ、またはパージを手動でトリガして、直ちにパージを開始することができます(「データベース を今すぐパージする」を参照)。 データベースメンテナンス用に次のフィールドを設定できます。 • データ圧縮 — 非圧縮データを保管しておく日数(1~14)を設定します。デフォルトは 7 日間です。
また、CLI コマンドを使用してデータベースをバックアップすることもできます。データベースバックアッ プ用に使用される CLI コマンドについての詳細は、「コマンドラインインタフェースコマンド」の 「backup_database」の項を参照してください。 1. 左ペインで 設定 → データベース とクリックします。 2. データベースのバックアップを設定するには、 詳細設定 をクリックします。 3. データベースのバックアップを有効にする をクリックします。このオプションはデフォルトでは無効 になっています。 メモ: バックアップフォルダ内のデータは、後続のバックアップの一貫として既存のファイルを上 書きする場合があります。データベースバックアップをスケジュールする前に、バックアップ場所 にステータスファイルを生成することが推奨されます。 4.
オプション 説明 • • • • • LDAP サーバーアドレス バインド識別名 バインドパスワード 検索するベース識別名 ユーザーログインの属性 LDAP サーバーアドレス(単一、または LDAP サーバーの IP アドレスまたは DNS 名を入力します。DNS カンマで区切られた複数の DNS 名ま 名または IP アドレスをカンマで区切って、複数のアドレスを入力 たは IP アドレスを入力) することができます。例:192.125.46.89, 192.25.47.
オプション 説明 証明書の検証を有効にする LDAP 証明書検証を有効にするには、このチェックボックスを選択 します。次のフィールドは、このチェックボックスが選択されて いる場合にのみ有効になります。 • • ディレクトリサービス CA 証明書のアップロード ディレクトリサービス CA 証明書情報 ディレクトリサービス CA 証明書のア ップロード ファイルの選択 をクリックして、CA 証明書のあるシステム上の場 所に移動してから、ファイルを選択し、開く をクリックしてファ イルをアップロードします。選択したファイルの名前が表示され ます。 ディレクトリサービス CA 証明書情報 有効な CA 証明書に関する情報を表示します。 この画面では次の操作を行うことができます。 • ディレクトリ設定の表示 • ディレクトリ設定の編集 ディレクトリ設定の編集 メモ: ディレクトリ設定は、Linux 環境内にある Dell OpenManage Power Center にのみ適用可能です。 1. 左ペインで 設定 → ディレクトリ とクリックします。 2.
で(objectClass=*)となり、ツリー内のすべてのオブジェクトが検索されます。このプロパティの 最大長は 1024 文字です。 • ネットワークタイムアウト(秒)— OMPC Power Center LDAP が LDAP サーバーへの接続を待機す る必要がある時間を秒単位で指定します。デフォルトのタイムアウトは 30 秒です。 • 検索タイムアウト(秒) — OMPC Power Center LDAP が検索要求への応答待機を停止する時間を秒 単位で指定します。デフォルトのタイムアウトは 120 秒です。 • 証明書検証の有効化(オプション)— このオプションが選択されている場合、Power Center は SSL ハンドシェイクの際に CA 証明書を使用して、LDAP サーバー証明書を検証します。 – ディレクトリサービス CA 証明書のアップロード(証明書検証が有効の場合を除き、オプション となります) — 。参照 をクリックしてアップロードする CA 証明書まで移動し、開く をクリッ クして新しい証明書をアップロードします。 – ディレクトリサービス CA 証明書情報 — 有効
• 平均吸気口温度 • 電子メールエラー • サーバー機能が変更されました • デバイスへのサンプリング間隔の設定に失敗しました • イベントに登録することができません • デバイスとの通信が失敗しました • デバイスとの通信が回復しました • ポリシーは維持できません • ポリシーは正常に戻りました • 電力は正常に戻りました • 温度は正常に戻りました SNMP トラップは、サードパーティ製コンソールで OpenManage Power Center 固有のアラートを識別する ことを可能にします。 1. 左ペインで 設定 → アラート とクリックします。 2. SNMP トラップを有効にする チェックボックスをオンにします。 3. 次の情報を入力します。 • 4.
アラート転送設定の表示 左ペインで 設定 → アラート とクリックします。 この画面でアラート転送設定を 編集 することも可能です。 SMTP 設定の編集 OpenManage Power Center が使用する SMTP 情報を追加して、イベントアラートメッセージを転送しま す。 1. 左ペインで 設定 → SMTP とクリックします。 2. SMTP サーバーのアドレスまたはホスト名、サーバーポート、返信アドレスを入力します。 3. ログイン認証情報などの機密情報を保護するには、SSL を有効にする チェックボックスを選択します。 4.
メモ: ライセンスをまだ購入していない場合は、ライセンスセルフサービスポータル をクリックし てライセンスを購入します。 メモ: OpenManage Power Center コンソールでインポートできるのは、一度に 1 つのライセンス のみです。 ライセンスのアップロード後、次のメッセージが表示されます。 File uploaded successfully 4. 参照 をクリックして追加のライセンスファイルをアップロードするか、閉じる をクリックして ライセ ンスのインポート ウィンドウを閉じ、ライセンス タブに戻ります。 ライセンス情報を ライセンス タブで確認することができます。 インベントリ インベントリ 設定画面では、シャーシのインベントリを追跡することができます。インベントリチェックは デフォルトで 30 分ごとに実行されます。ただし、インベントリ 設定画面で 今すぐ実行 をクリックすること によって、インベントリを直ちにトリガすることもできます。 インベントリの設定 1. 左ペインで 設定 → インベントリ とクリックします。 2.
16 ログ ログ機能は、OpenManage Power Center で発生する予期しないイベント、情報イベント、または内部エラ ーに関する情報を表示します。リストの一番上には最新のアプリケーションログが表示されます。ログは最 大 100,000 エントリを保有することができます。 左ペインで ログ をクリックします。アプリケーションログ 画面が表示されます。この画面では次の操作が 可能です。 • ログの削除 • ログのエクスポート • ログリストの更新 • ログのフィルタ • 既存フィルタのクリア • ログリストの並べ替え • ログの最大数の指定 ログ表示の並び替え 1. 左ペインで ログ をクリックして、アプリケーションログのリストを表示します。 2.
17 トラブルシューティング 本章では、Power Center で作業中に発生する既知の問題について説明します。 Power Center で何度もログインする必要があるのはなぜで すか? 考えられる原因: この問題は、Kerberos SSO のエレメントである Power Center サーバー、ウェブブラウ ザ、または AD ドメインコントローラ設定のひとつが正しく設定されていない場合に発生します。 解決方法: お使いの Power Center サーバーおよびウェブブラウザを Kerberos SSO 用に正しく設定してく ださい。詳細については、お使いのウェブブラウザのヘルプマニュアルを参照してください。 Power Center サーバーは正常に稼動しているのに、ウェブ ブラウザから Power Center 管理コンソールにアクセスでき ないのはなぜですか? 考えられる原因: プロキシ設定により、ブラウザがネットワーク上の Power Center サーバーにアクセスで きない場合があります。 解決方法: プロキシサーバー設定をチェックして、設定が正しいことを確認してください。 Powe
ネットワーク接続ステータスが接続済みなのに、Dell iDRAC6 デバイス(Dell PowerEdge Servers)への接続が切 断されたのはなぜですか? 考えられる原因: Dell iDRAC6 デバイスで同時に接続できるのは 3 セッションに制限されており、その制限 に達しました。解除されるまでセッションが占有される理由にはさまざまありますが、たとえば、短期間に 3 回、不正確な資格情報を使って Dell iDRAC6 デバイスにアクセスしようとした場合などです。 解決方法: Dell iDRAC6 デバイスが接続セッションを解除するまで 1 分間以上待ち、やりなおしてください。 デバイスから送信されたイベントを Power Center で受信で きないのはなぜですか? 考えられる原因: Power Center は、デバイスから送信されるイベントの送信先ホストです。 解決方法: Power Center サーバーの IP アドレスが、デバイスでイベントの送信先としてレジスタされてい ることを確認します。 考えられる原因: ネットワーク接続問題があります。 解決方法: デバイスネットワークと
– デバイス番号が大きい場合、次の手順を実行します。Power Center は最初にポリシーを削除し、次 にデバイスを削除します。 1. Power Center をインストールします。 2. すべてのデバイスを Power Center 管理コンソールに追加します。 3. すべてのデバイスを含む論理的グループを作成して、このグループに電力ポリシーを作成しま す。 4.
4. 再度 Power Center を開いてみてください。 OpenManage Power Center サーバーが SUSE Linux Enterprise Server 11 SP2 にインストールされているとき、ホ ームページに「内部エラーが発生しました。デルサポートに 連絡してサポートを受けてください。従属エラーコード: 0x8f0c1301」というエラーメッセージが表示されるのはなぜ ですか? 考えられる原因: SUSE Linux Enterprise Server 11 SP2 には、Power Center がサーバーの正しいタイムゾー ンの取得に失敗する原因となる既知のタイムゾーン問題があります。詳細に関しては、www.suse.com/ support/update/announcement/2012/suse-ru-20121258-1.
Chassis Management Controller(CMC)内の唯一のデバイ スが削除されたときに「ポリシーが正常に戻りました」イベ ントが表示されないのはなぜですか? 考えられる原因: シャーシ内の最後ブレードの電源が削除されると、シャーシ内にデバイスがなくなるた め、電源値が「-1」に戻ります。電力測定値とポリシー上限制限間の比較は失敗し、 「ポリシーが正常に戻り ました」イベントはトリガされません。 解決方法: 電力値が電力上限制限値を超過しなければ、ブレードをシャーシに追加することができます。 「ポ リシーが正常に戻りました」イベントがトリガされます。このイベントは手動で削除できます。 デバイス検出後、誤ったデバイス情報が表示されます。なぜ ですか? 考えられる原因: これは、iDRAC でオペレータ / ユーザーレベルに設定された IPMI 特権レベル制限が原因 で発生する場合があります。 解決方法: iDRAC ページで、IPMI 設定セクションのチャネル特権レベル制限が管理者に設定されているこ とを確認してください。 134
A Microsoft Windows オペレーティングシス テムでのアップグレード不具合リカバリ OMPC ステータスのチェック アップグレード中にインストーラ処理が停止された、またはサーバーの電源が切れた場合、アップグレード は失敗します。アップグレード失敗シナリオをトラブルシュートするには、次の手順に従ってください。 1. Windows コマンドラインインタフェースで wmic product where name='Dell OpenManage Power Center' get version コマンドを実行し、現在の OMPC バージョンを取得します。 2. OMPC の古いバージョン(例: 3.0.1.XXXX)が表示される場合、OMPC アップグレード操作がまだ開 始されていないことを意味します。「OMPC の回復」の項を参照してください。 3. OMPC の新しいバージョン(例: 3.1.0.XXXX)が表示される場合、OMPC アップグレードが開始され ています。「OMPC データベースサービスステータスのチェック」の項を参照してください。 4.
以前の OMPC バージョンへのロールバック 1. msiexec /x {79427712-CD0A-4114-A571-6BCA07F2EE0A} NOWARNING=1 REMOVEINSTALLDIR=0. を使用して新しい OMPC をアンインストールします。 メモ: 一部の例(電源オフ、または OMPC インストーラを中止した)では、Windows OS 内に破 損した OMPC がまだ存在していることがあります。これは上記コマンドではアンインストール できない場合があり、インストールされた新しい OMPC をすべてブロックします。この場合は、 OMPC を手動で削除する必要があります。 2. a. regedit コマンドで登録テーブルを開き、{79427712-CD0A-4114-A571-6BCA07F2EE0A} を 含むすべてのキーまたは値を検索します。検索されたキーと値をすべて削除します。 b. OMPC サービスが存在する場合はすべて停止します。 c. 次のコマンドを使用して、すべての OMPC サービスを削除します(存在する場合)。 1. Sc.
次のバージョンへの OMPC のアップデート 1. すべての OMPC サービスが開始されたことをチェックしてください。開始されていないものがあれば 開始します。 2. データベースのクリーニングを行い、以前のデータが存在する場合は削除します。 3. PGAdmin を使用して、OMPC データベースユーザーとして OMPC データベース dcm にログインしま す。 4. 次の SQL、DROP データベース IF EXISTS dcm_old および DROP DATABASE IF EXISTS dcmapp_old を実行して古いデータベースをクリーニングします。 5. [DataDir]bak および [LocalAppData]\ompc\ompcold が存在する場合は削除します。 OMPC の以前のバージョンへの回復 1. PGAdmin を使用して、OMPC データベースユーザーとして OMPC データベース dcm にログインしま す。 2.
B Linux オペレーティングシステムでのアッ プグレード不具合リカバリ OMPC のアップグレードまたはインストールには、新しい OMPC バージョンパッケージ内の install.sh コマンドを使用します。install.sh コマンドは、OMPC のバージョンを検知し、古いバージョンがインス トールされている場合はアップグレード処理が初期化されます。されていなければ、新しいバージョンがイ ンストールされます。 OMPC ステータスのチェック アップグレード中にインストーラ処理が停止された、またはサーバーの電源が切れた場合、アップグレード は失敗します。アップグレード失敗シナリオをトラブルシュートするには、次の手順に従ってください。 1. コマンドラインインタフェースで rpm –q OpenManage_PowerCenter コマンドを実行し、現行バー ジョンの OMPC を取得します。 2. OMPC の古いバージョン(例: 3.0.1.XXXX)が表示される場合、OMPC アップグレード操作がまだ開 始されていないことを意味します。「OMPC の回復」の項を参照してください。 3.
OMPC データベースデーモンステータスのチェック ファイル upgradeok が /etc/ompc に存在するかどうかをチェックします。存在する場合は、アップグレー ドが正常に完了したことを意味します。存在しない場合は、[InstDir]/ompcstatus コマンドを実行して OMPC データベースデーモンステータスをチェックします。 1. [InstDir]/tools/ompc-pgsql-daemon start コマンドを実行してデータベースデーモンを起動 します。 メモ: OMPC データベースデーモンを起動できない場合は、OMPC アップグレードが失敗してい ます。「前の OMPC バージョンへのロールバック」を参照してください。 2. データベースバージョンをチェックします。 a. ターゲットバージョンが 3.1 以降の場合は [PGSQLDRV]= postgresql-9.3-1102.jdbc4.jar b. ターゲットバージョンが 3.1 未満の場合は [PGSQLDRV]= postgresql-8.3-603.jdbc4.