Dell OpenManage Power Manager 3.
メモ、注意、警告 メモ: コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その問題を回避するための方法を説明して います。 警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 著作権 © 2014 Dell Inc. 無断転載を禁じます。 この製品は、米国および国際著作権法、ならびに米国および国際知的財産 法で保護されています。Dell™、およびデルのロゴは、米国および / またはその他管轄区域における Dell Inc. の商標です。 本書で使用されているその他すべての商標および名称は、各社の商標である場合があります。 2014 - 09 Rev.
目次 1 概要.......................................................................................................................... 9 主な機能................................................................................................................................................. 9 トポロジ............................................................................................................................................... 10 システム要件.......................................................................
コマンドラインインタフェースのエラー処理..................................................................................... 31 コマンドラインインタフェースコマンド............................................................................................ 31 ヘルプ............................................................................................................................................. 31 add_profile..................................................................................................................................
ユーザーアカウントの管理................................................................................................................. 50 ユーザーアカウントの追加............................................................................................................50 グループアカウントの追加............................................................................................................ 51 ユーザーまたはグループアカウントの編集.................................................................................. 52 ユーザーアカウントまたはグループアカウントの削除.......
ラックの電源詳細...........................................................................................................................73 エネルギー消費量の表示..................................................................................................................... 73 電力履歴グラフの表示......................................................................................................................... 74 PDU 電力の監視......................................................................................................
12 イベント管理.......................................................................................................91 事前定義されたイベント......................................................................................................................91 カスタムイベント................................................................................................................................ 95 アプリケーションログイベント..........................................................................................................
ライセンスのインポート.............................................................................................................. 115 インベントリ...................................................................................................................................... 115 インベントリの設定..................................................................................................................... 115 15 ログ........................................................................................................
1 概要 Dell OpenManage Power Center は、データセンター用の電力管理ソリューションです。これを使用するこ とにより、管理コンソールを通してデータセンターの電力消費量と温度を監視および管理できます。 主な機能 表 1.
機能 説明 役割ベースのアクセスコントロール ユーザー認証、および複数の役割ベース権利をサポ ートします。 イベント管理 デバイスおよびグループイベントを監視して管理で きます。 レポート管理 インベントリと監視に関するレポートを生成するこ とができます。 有効利用されていない電力の情報 ヘッドルームとも呼ばれる有効利用されていない電 力は、デバイスグループに対して使用可能な余剰電 力です。OpenManage Power Center は、デバイス およびデバイスグループの有効利用されていない電 力の算出に役立ちます。有効利用されていない電力 の計算式は次のとおりです。 Stranded Power(t) = Allocated Power(t) - Peak Power Consumption(t) ここで、(t) は時間の関数として計算されます。レ ポートでは時間範囲を指定できます。(t) は、デフ ォルトで監視対象データの時間範囲になっていま す。 トポロジ 次の図は、ウェブブラウザを使って Power Center サーバーにアクセスしてデータセンターを管理する方法 を示していま
図 1. OMPC トポロジ システム要件 サーバーシステムのハードウェアおよびソフトウェア要件 メモ: ハードウェアおよびソフトウェア要件の最新のリストについては、Dell OpenManage Power Center のソフトウェアダウンロードに含まれている readmefirst.txt ファイル、および dell.
• Microsoft Windows Server 2012 x64 Essential Edition • Microsoft Windows Server 2008 x64 Enterprise Edition R2 SP1 • Microsoft Windows Server 2008 x64 Standard Edition R2 SP1 • Microsoft Windows Server 2011 x64 SBS • Microsoft Windows 7 Professional および Enterprise • Microsoft Windows 8 Professional および Enterprise(x64 推奨) • Red Hat Enterprise Linux 5.10 x86_64 • Red Hat Enterprise Linux 6.4 x86_64 • Red Hat Enterprise Linux 6.5 x86_64 • Red Hat Enterprise Linux 7.
メモ: OpenManage Power Center 対応デバイスのリストは、対応デバイスと非対応デバイスを参照し てください。 13
2 はじめに 本章では、Dell OpenManage Power Center 管理コンソールを紹介し、いくつかのケースを使って OpenManage Power Center の標準的な使用方法を説明します。 管理コンソールについて Power Center を使用するには、ウェブブラウザを開いてログインする必要があります。左ナビゲーションペ インに使用可能な画面のリストされ、右ペインには現在開いている画面が表示されている管理コンソールが 開きます。 表 2.
メイン画面 この画面で使用できる処置 • • • • • • • • • • 仮想グループの作成 デバイスの推定最大電力の設定 デバイスまたは管理下グループの編集 デバイスまたは管理下グループの削除 デバイスまたは管理下グループのリストの更新 デバイスのリストのフィルタと検索 デバイスのリストの並び替え グループ間でのデバイスの移動 緊急時の電力削減(EPR)の有効化と無効化 デバイスまたは管理下グループの詳細の表示 グループ化されているか未割り当てかに関わらず、すべてのデバイスが すべての デバイス タブに表示されます。デバイスグループは 管理下グループ タブに表示 されます。 ポリシー ポリシー 画面では、お使いのデバイスに適用された電源ポリシーを管理すること ができます。この画面では、次の操作を実行できます。 • • • • • • レポート レポート 画面は、インベントリおよび監視についてのレポートを定期的に生成す るために役立ちます。この画面では、次の操作を実行できます。 • • • • • • イベント 電力ポリシーの作成 電力ポリシーの編集 電力ポリシーの有効化または無効化 電力
メイン画面 この画面で使用できる処置 設定 設定 サブメニューからは、次を含む OpenManage Power Center 設定のすべてを 設定することができます。 • • • • • • • • • • ログ 一般 — コンソールとデバイスのタイムアウトを設定します。 監視 — 電力 / 温度の単位およびエネルギー消費のパラメータを設定します。 アラート — SNMP トラップのためのアラートの設定、電子メールによるアラ ートの送信を有効または無効にする、電子メールの宛先の設定、イベントの重 大度レベルの設定を行います。 SMTP — 警告電子メールを送信するための SMTP パラメータを指定します。 データベース — データベースの圧縮およびパージのポリシーを設定します。 ディレクトリ — LDAP 経由の認証をサポートするための LDAP(Lightweight Directory Access Protocol)を設定します。このタブは、Linux オペレーティ ングシステムを実行し、OpenManage Power Center がインストールされて いるシステムでのみ表示されます。
検出されたデバイス [Total: <数値>] ホーム ページで、検出されたデバイスの総数とタイプを円グラフで表示できます。 電力消費デバイス(上位 5 グループ)[KWh] ホーム ページで、ルートレベルにあるデバイスグループのうち、消費電力量の上位 5 デバイスグループを棒 グラフで表示できます。 デフォルトで 6 です。 をクリックして、ピーク電力消費を計算するための月数を指定します。月数は ピーク時の消費電力 このオプションでは、ピーク電力を計算するルートレベルグループを選択することができます。 ックして、ピーク電力消費を計算するための月数を指定します。月数はデフォルトで 6 です。 をクリ 上位違反デバイス このオプションでは、電力および温度しきい値を超過したラック名を表示することができます。イベント超 過タイプ、電力容量、電力上限、重要しきい値、アクティブポリシー、および 電力ポリシー 情報も表示され ます。実際 または 割合 をクリックして、ラックが電力および温度のしきい値または上限を超過した実際の 消費量、または割合でデバイスまたはグループを並び替えます。 十分に活用されていないラ
6. 1 つ、または複数の電力ポリシーを作成して、それらをデバイスに適用します。 7. 電源制御タスクを作成します。 8. デバイスの電力と温度イベントを監視します。 9.
カテゴリ サポートされているプラッ トフォーム 認証モデル • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • Dell PowerEdge R620 ラックサー バー Dell PowerEdge R320 ラックサー バー Dell PowerEdge R820 ラックサー バー Dell PowerEdge R520 ラックサー バー Dell PowerEdge R720 ラックサー バー Dell PowerEdge R720xd ラックサ ーバー Dell PowerEdge R420 ラックサー バー Dell PowerEdge M820 ブレードサ ーバー Dell PowerEdge M420 ブレードサ ーバー Dell PowerEdge T320 タワーサー バー Dell PowerEdge M520 ブレードサ ーバー Dell PowerEdge T420 タワーサー バー Dell PowerEdge R810 ラックサー バー Dell PowerEdge R310 ラックサー バー Dell PowerEdge R
カテゴリ サポートされているプラッ トフォーム 認証モデル • • シャーシ HP • • • • IBM IBM System x3550 M4 Cisco Cisco UCSC-C220-M3S Intel Intel S2600CP Dell UCSB-B200-M3 HS12(タイプ 8028) • Dell PowerEdge M1000e ブレー ドエンクロージャ Dell VRTX 1.
カテゴリ サポートされているプラッ トフォーム 認証モデル • UPS ServerTech Smart CDU, 0U CS-24V1-C20M Raritan Raritan DPXS20A-16 PDU Dell • Dell N313P Line interactive UPS (ウェブカード付き)H910P • Dell Online Rack UPS 3750R OL K804N • Dell UPS、2700/2300VA、120V、 3U K802N APC • • • • • APC Online UPS(ウェブカード付 き)SURTD3000XLI APC Smart-UPS 3000VA RM SUA3000RM2U Smart-UPS 5000VA RM DL5000RMT5U APC Smart-UPS 2200 RM APC Smart-UPS 3000 Eaton • Eaton Line interactive UPS(ウェブ カード付き)PW5130I1750-XL2U Emerson • Emerson Online UPS(ウェブカー
3 Power Center のインストール、アンインス トール、および起動 本章では、Windows および Linux プラットフォームの両方で Dell OpenManage Power Cener をインストー ル、アンインストール、および起動する方法を説明します。 OpenManage Power Center の起動にはウェブブラウザを使用できます。 Windows での Power Center のインストール、アンインスト ール、起動、およびアップグレード 本項では、Windows プラットフォームで OpenManage Power Cener をインストール、アンインストール、 起動、およびアップグレードする方法を説明します。 Windows サーバーでの OpenManage Power Center のインストール Windows サーバーで Dell OpenManage Power Center を インストールするには、管理者権限と、インスト ール先フォルダに対する読み取り / 書き込みアクセス権を持っている必要があります。これらの権限がない 場合、インストールは失敗する場
メモ: パスワードは最小 8 文字で、大文字、小文字、数字、非英数字カテゴリのうち少なくとも 3 つを使用する必要があります。パスワードにはスペースを使用できます。 インストールをカスタマイズするには、カスタムインストール チェックボックスを選択し、手順 7 に進 みます。カスタマイズしない場合は、手順 10 に進みます。 7. インストール先フォルダ ウィンドウで、デフォルトのインストールパスをそのまま使用するか、変更 ... をクリックしてシステム上の目的の場所に移動し、次へ をクリックします。 メモ: インストールパスは ANSI 文字(英文字、数字、単純記号)のみをサポートします。ANSI 文 字以外のインストールパスを使用しないでください。 8.
• bin — OpenManage Power Center バイナリ • conf — OpenManage Power Center 設定ファイル • external — OpenManage Power Center によってインストールされたその他アプリケーション • Logs — OpenManage Power Center イベントログ • Pgdata(デフォルト)— データベースファイル データを保護するため、次のファイルはネットワークサービスまたは管理者ユーザーのみがアクセスできま す。 • OpenManagePowerCenter\conf\app.config.xml • OpenManagePowerCenter\external\apache-tomcat\conf\server.
3. アップグレードするには、今すぐアップグレード をクリックします。アップグレードしない場合は キャ ンセル をクリックします。 メモ: リモートシステムで OpenManage Power Center を最新バージョンにアップグレードする時は、 OpenManage Power Center データベース内のデータは最新バージョンに移行されません。 メモ: OpenManage Power Center 1.2 から OpenManage Power Center 3.
機能させるには、この機能を無効にするか、Internet Explorer が OpenManage Power Center サイトとリン クを信頼するように設定する必要があります。 Windows Server 2012 での ESC の無効化 1. 開いている Internet Explorer ウィンドウをすべて閉じます。 2. Server Manager を開きます。 3. 左のナビゲーションバーで、ローカルサーバー をクリックします。 4. プロパティ で IE セキュリティ強化の設定 を探し、システム管理者およびユーザー両方のために オン ま たは オフ ラジオボタンを必要に応じてクリックして、これらのグループの ESC を有効化または無効化 します。 5. OK をクリックして、選択を保存します。 Windows Server 2008 R2 での ESC の無効化 1. コントロールパネル → システムおよびセキュリティ → 管理ツール → サーバーマネージャの順に選択 します。 2.
メモ: デフォルトのインストールディレクトリは /opt/dell/ompc ですが、デルでは、次の手順 で説明されている通り、インストールを INSTALLDIR に指定することをお勧めします。 3. 次のコマンドを実行してバイナリをインストールし、初期化ツールを自動的に起動します。 #./install.sh 4. Linux コマンドラインインタフェースで rpm –i と入力し、バイナリファイルを抽出します。 5. Linux ターミナルでは、Power Center のインストールと設定に初期化ツールを使用します。 Dell OpenManage Power Center インストールウィザードのようこそ画面が表示されます。 6. を押して続行します。 エンドユーザー使用許諾契約書 が表示されます。 7. EULA 契約書を読み、accept と入力して続行します。 Power Center ライセンス 画面が表示されます。 8.
Linux でのインストール先ディレクトリ OpenManage Power Center パッケージはデフォルトで /opt/dell/ompc にインストールされています。 OpenManage Power Center パッケージには、次のフォルダが含まれます。 • bin — OpenManage Power Center バイナリ • conf — OpenManage Power Center 設定ファイル • external — OpenManage Power Center によってインストールされたその他アプリケーション • Logs — OpenManage Power Center イベントログ • Pgdata(デフォルト)— データベースファイル Linux での Power Center サービス Linux プラットフォームインストールでは、OpenManage Power Center に次のサービスが含まれています。 • Dell OpenManage Power Center データベースサービス – OpenManage Power Center
Linux での Power Center の起動 ウェブブラウザを開きます。OpenManage Power Center を起動するには、お使いのブラウザを設定する必 要がある場合があります。 OpenManage Power Center を起動するには、ウェブブラウザに次のアドレス https:// :/powercenter/ を小文字で入力します。 例:https://localhost:8643/powercenter/ メモ: OpenManage Power Center 管理コンソールの使用には、画面解像度 1280×800 ピクセル以上の 使用をお勧めします。 ユーザーアカウントを選択して、名前とパスワードを入力します。OpenManage Power Center コンソール が表示されます。ここから OpenManage Power Center の機能を使用できます。 29
4 コマンドラインインタフェース コマンドラインインタフェース(CLI)がサポートするすべてのコンピュータエンドは、次のフォーマットで す。 ompc_cli [COMMAND] [GENERIC_OPTIONS] [COMMAND_OPTIONS] [COMMAND_TARGET] 動作は有効な [COMMAND] で始める必要があります。オプションは [COMMAND] の後ならどこにでも入力で きます。値が入っている各オプションについて、.
コマンドラインインタフェースのエラー処理 Windows では、コマンドが成功した時の CLI の終了コードは 0 になります。コマンドが成功しなかった場 合は、エラーコードが表示されます。詳細に関してはコマンドラインインタフェースのエラーコードを参照 してください。 Linux では、コマンドが成功した時の CLI 終了コードは 0 になります。 コマンドが成功しなかった場合は、 汎用エラーコードである 1 が表示されます。より具体的なエラーコードを取得するには、stderr を使用し てください。そのコードについての詳細は、コマンドラインインタフェースのエラーコードを参照してくだ さい。 コマンドラインインタフェースコマンド メモ: 次のコマンドでは、[ ] は任意の属性を、< > は変数を表します。すべてのコマンドラインテキス トで大文字と小文字が区別されます。 ヘルプ 使用方法: ompc_cli help [] [] ヘルプコマンドは、コマンドまたはコマンドオプションのヘルプコンテンツを印刷します(汎用オプション を含む)。ヘルプコマンドに認証
protocol_name は にしてください。 IPMI の場合、プロパティは次の通りです: • ipmi_user • ipmi_password • ipmi_key SNMPv1v2c の場合、プロパティは snmp_community_string です(必須)。 SNMPv3 の場合、プロパティは次の通りです: • snmp_user (Required) • snmp_authentication_password • snmp_encryption_password WS-Man の場合、プロパティは次の通りです: • wsman_port • wsman_user • wsman_password • wsman_validate_cert (値は true または false のいずれか) HTTPS の場合、プロパティは次の通りです: • https_port • https_user • https_password • https
add_device 使用方法: ompc_cli add_device [-device_name ] [-description ] [size ] [-estimated_max_power ] –device_type [-model ] [–profile ] [protocol ] [] [host_name or ip] add_device コマンドは、プロファイル名識別プロファイルを使用、またはコマンドオプション経由で直接提 供される関連プロトコル情報を使用することにより、OMPC にデバイスを追加します。–profile と– protocol を同時に入力できません。 device_name は任意で、入力されない場合は、OMPC が de
デバイスがサポートされていないデバイス(device_type がサポートされていない)の場合、CLI にエラー 「CLI はサポートされていないデバイスの再検知を許可しません。」が表示されます。 remove_profile 使用方法: ompc_cli remove_profile remove_profile コマンドは、検知プロファイルを削除します。 delete_device 使用方法: ompc_cli delete_device [-service_tag ] [] delete_device コマンドは、デバイスを削除します。–service_tag と device_name は同時に使用できま せん。 デバイスがシャーシの場合、グループのように削除さえrます(その中のブレードがすでに列挙されている 場合)。シャーシ自体も OMPC から削除され、デバイスページに表示されなくなります。 add_group 使用方法: ompc_cli add_group [-description ] -gr
[-preview] オプションが与えられた場合、影響を受けるグループ、デバイス、およびポリシーの集計が表 示されます。削除は行われません。 • 集計には、影響を受けるデバイス数、影響を受けるグループ数、影響を受けるポリシー数が含まれます。 • 指定したグループパスのすべてのサブグループは、OMPC から削除されたかどうかに関わらず集計に入 ります。(サブグループが指定したグループパスから削除できたが、別の親グループからの参照により OMPC からは削除できないことがある。) • すべてのデバイスとサブグループが集計に入ります(指定したグループの直接の子のみではない)。 • 影響を受けるデバイスに追加したポリシーは、デバイスが OMPC から削除されずこれらのポリシーはこ れらのデバイスに残るため、集計には入りません。 集計例: – 影響を受けたデバイス数:5 – 影響を受けたサブグループ数:10 – 影響を受けたポリシー数:3 delete_group コマンドでシャーシをグループとして削除できます。この場合、削除が完了するとシャーシ はデバイスページにデバイスとして表示されたままですが、こ
add_device_to_group コマンドはデバイスをグループに追加します。デバイスがラックに追加された場合、 slot_num オプションを使用してデバイスの追加先のスロットが指定されます。スロットの値が -1 の場合、 スロットは自動選択されます。PDU/UPS 追加時にスロットオプションを提供しない場合、PDU/UPS はラッ クにつけられます。ラックにサーバーまたはシャーシを追加するために、-slot が許可されます(提供され ない場合、スロットは自動選択されます)。他のグループにサーバーまたはシャーシを追加する場合、-slot は許可されません(エラーが表示されます)。 スロットは 1 から始まります(0 は無効なスロット番号です)。 PDU と UPS を追加できるのはラックにのみです。前の OMPC リリースのほかのタイプのグループにある PDU と UPS の場合、データをアップグレードする場合、アップグレード後にそれらのグループから PDU と UPS を削除する必要があります。 add_device_to_group コマンドは、グループからグループにデバイスを移動しません。これを行
スロットオプションが該当するのは、デバイス(シャーシを含む)をラックに移動する場合のみです。デバ イスの移動先スロットが指定されます。デバイスをラックに移動する際にそれが提供されない場合、CLI が スロットを特定します。 PDU/UPS をラックからラックへ移動し、スロットが提供されていない場合: • PDU/UPS が前のラックのスロットにある場合、CLI が新しいラックのスロットを 1 つ選択します。 • PDU/UPS が前のラックに付けられている場合、CLI は新しいラックに付け直します。 PDU/UPS をラックからラックへ移動し、スロットを指定した場合: • PDU/UPS が前のラックのスロットにある場合、CLI は新しいラックの指定スロットを使用します。 • PDU/UPS が前のラックに付けられている場合、CLI がエラーを報告します。 Power Center では、PDU/UPS プロパティの「slotted」と「attached」 間の変更ができません。「slotted」 と「attached」 間の変更は、ラックから PDU/UPS を削除してラックに再追加すること
しい親グループの両方に属することになります。例外は、シャーシが属することができるのは(複数でなく) 1 つのラックのみということです。 ラックにグループは追加できません(シャーシは例外で、ラックに追加される前のデバイスで、ラックに追 加された後のグループです)。 シャーシをラックに追加すると、CLI が使用可能なスロット(ある場合)を 1 つ選択します。そのラックの シャーシにスロットを指定する場合、add_device_to_group コマンドを使用する必要があります。 リストコマンド 次に挙げるのは、リストコマンドの汎用ルールです: • リストコマンドの出力は単純な表状の構造で、カンマ区切りの行名が最初に出力され、次にカンマ区切り のデータが続きます。レコードごとに 1 行あります。データが該当しないまたは使用不可能な場合、その データは横に並んだ 2 つのカンマで示されます(NULL フィールド)。 • 出力フィールドの改行(CRLF)は、スペースに置き換える必要があります。 • 二重引用符とカンマを含むフィールドは、二重引用符で囲む必要があります。 • フィールド内部に二重引用符が表
list_group_props コマンドは、GROUP_PATH によって識別されたグループのすべてのプロパティをリスト表 示します。プロパティには、group_type(DC、部屋、ラック、通路など)、説明、およびそのグループタイ プに固有のその他のプロパティが含まれます。たとえば、ラックの場合、その他のプロパティには容量およ び総電力容量などが含まれます。 このコマンドは「/」には適用されません。 list_groups 使用方法: ompc_cli list_groups [-unique] [GROUP_PATH] list_groups コマンドは、GROUP_PATH の子グループすべてをリスト表示します(直接の子のみ)。 GROUP_PATH が提供されない場合、CLI はすべてのグループパスまたは OMPC のすべての固有グループをリ スト表示します。プロパティには、完全就職グループ名、グループタイプ、および member_count などが 含まれます。member_count プロパティは、子グループのすぐ下にあるデバイスとグループの数です。 [-unique] には、GROUP_PA
run_report 使用方法: ompc_cli run_report [-start_date ] [-end_date ] [-format ] [-file_name ] [-detail] REPORT_NAME run_report コマンドは、保存したレポートを実行し、結果をコンソールまたはファイルにエクスポートす るために使用します。 REPORT_NAME は必須で、どの保存済みレポートを実行するかを指定します。 -start_date および -end_date オプションは任意です。これらを提供すると、元のレポート設定で保存 された時間範囲に優先してレポートを実行するために使用されます。 -start_date のみを提供すると、現 在の時刻が時間範囲の終了時刻として使用されます。-end_date のみを提供すると、監視データの最も早 い時刻が時間範囲の開始時刻として使用されます。 -file_name が提供されない場合、結果は CSV フォーマットでコンソールに表示され、レポートと共に保 存されたフ
コマンドラインインタフェースのエラーコード エラーコードは、次のうち 2 つの条件が発生した場合に表示されます。 • CLI が、コマンドまたはコマンドオプション検証エラーなどのエラーを識別した。CLI によってエラーコ ードが生成されます。CLI のモジュール番号は 0xEE です。各コマンドのエラー番号とオプションが表 示されます。 • OpenManage Power Center バックエンドエラーが発生した。この場合、サーバーからのエラーコードが CLI によって返されます。 エラーコードでは次のフォーマットが使用されます。 8E|Module|Related Module (Optional)|Detail (Optional) OMPC モジュールおよびエラーコード: • OMPC データベース — 0x01 • DCM SDK — 0x02 • OMPC UI アセット — 0x03 • DC モデリング — 0x04 • 概要 — 0x05 • モニタリング — 0x06 • ユーザーアカウント — 0x07 • 設定 — 0x08 • イベント —
5 アクセスコントロール 本章では、次に挙げる項目を含む、Dell OpenManage Power Center のアクセスコントロールについての情 報を提供します。 • ログイン / ログアウト — ユーザーアカウントの資格情報を入力して OpenManage Power Center にロ グインします。 • ユーザー / 役割 / 権限管理 — ログイン後は、管理コンソールの 設定 → ユーザー 画面からユーザーアカ ウントを管理することができます。OpenManage Power Center は、ユーザーの役割ベースのアクセスコ ントロールを提供します。これらのコントロールを使用するには、まず最初に役割をセットアップしてか ら、各役割の権限を定義します。その後、OpenManage Power Center アカウントをセットアップして、 それらを異なる役割を割り当てることができるようになります。 • ライセンス — OpenManage Power Center には有効なライセンスが必要です。試用版ライセンスの有効 期限が切れたら、永続ライセンスをインポートする必要があります。 認
メモ: OpenManage Power Center には、OpenManage Power Center サーバーの SSO を使用して ログインすることはできません。SSO をリモートで使用する場合に限り、OpenManage Power Center にログインできます。 メモ: SSO を使用してログインする前に、OpenManage Power Center に SSO ユーザーアカウント を追加する必要があります。SSO を使用することにより、ログインページを省略して ホーム ペー ジに直接アクセスします。 • Windows ドメインアカウント — Windows ドメインアカウント。 • Windows ローカルアカウント — OpenManage Power Center サーバー上の Windows ローカルアカウ ント。 • Linex ローカルアカウント — OpenManage Power Center サーバー上の Linux ローカルアカウント。 メモ: OpenManage Power Center では、LDAP サーバーで SSL が有効になっている必要がありま
LDAP アカウントを使用したログイン メモ: LDAP アカウントタイプは、LDAP 認証がディレクトリ設定で有効化されている場合にのみ使用可 能です。 1. LDAP アカウントの ユーザー名 および パスワード を入力します。 2. ログインに使用 ドロップダウンリストから LDAP アカウント を選択します。 3.
Kerberos SSO シングルドメイン環境をセットアップするには、Power Center をインストールし、ウェブブ ラウザを SSO 用に設定します。 シングルサインオン用のウェブブラウザの設定 Kerberos シングルサインオン(SSO)を有効にするには、この機能をサポートするようにウェブブラウザを 設定する必要があります。詳細に関しては、お使いのウェブブラウザのヘルプ文書を参照してください。 OpenManage Power Center 対応のウェブブラウザのリストについては、システム要件を参照してください。 メモ: Kerberos SSO を正しく設定するには、関与するコンピュータの日付と時刻がすべて同じであり、 DNS 構成が正確である必要があります。 Internet Explorer で SSO をサポートするには、OpenManage Power Center サーバーをローカルイントラネ ットサイトとして追加する必要があります。 次の例は、Microsoft Internet Explorer 10 での設定手順例です。 1.
図 3. マルチドメイン環境 Kerberos SSO マルチドメイン環境をセットアップするには、次の手順を実行します。 1. Power Center をインストールします。 2.
この問題への対応の詳細については、トラブルシューティングを参照してください。 ログアウト Kerberos SSO 経由でログインしていない場合、Dell OpenManage Power Center からログアウトするには、 管理コンソールの右上角にある ログアウト をクリックします。 Kerberos SSO 経由でログインしている場合は、ウェブブラウザ、または OpenManage Power Center 管理 コンソールを閉じてログアウトします。ログアウト をクリックしても機能しません。 ユーザーの役割と権限の管理 Dell OpenManage Power Center は事前に定義された 3 つの役割をサポートしています。 • 管理者:すべての特権 • パワーユーザー:役割 / ユーザーの管理およびライセンスの管理を除くすべての特権 • ゲスト:デバイス / グループの表示特権のみ これらの事前定義役割は編集または削除できません。 メモ: 役割 / ユーザー管理特権のあるユーザーのみが、役割またはユーザーやグループアカウントを追 加、編集、削除することができます。 カスタム役
役割の編集 メモ: 事前定義された役割は編集できません。 1. 2. 左ペインで 設定 → 役割 とクリックします。 編集する役割の横にあるチェックボックスを選択して、編集 をクリックします。 役割の編集 ウィンドウが表示されます。 3. この役割の 役割名、役割の説明、および 特権の選択 フィールドで必要な変更を行います。 4. 保存 をクリックして設定を適用するか、キャンセル をクリックして設定を破棄し、役割 タブに戻りま す。 役割の削除 1. 左ペインで 設定 → 役割 とクリックします。 2. 削除する役割の横にあるチェックボックスを選択して、削除 をクリックします。 次のメッセージが表示されます。 選択したアイテムを削除してもよろしいですか? 3.
グローバル設定 グローバル設定権限があると、ユーザーは Power Center のグローバル設定を変更できます。たとえば、サ ンプリング間隔やデータベース設定などが対象です。この権限がないユーザーは、設定 ページの一部のみ表 示でき、変更はできません(編集 オプションが表示されない)。 役割 / ユーザーの管理 役割 / ユーザーの管理権限を持つユーザーは次を実行できます。 • 役割を作成する • 役割を削除する • 役割をアップデートする • ユーザーを作成する • ユーザーを削除する • ユーザーをアップデートする この権限を持たないユーザーは、自分自身のユーザーアカウント情報の表示と、パスワードの更新しか行う ことができません。 デバイス / グループの表示 デバイス / グループの表示権限があると、ユーザーはすべてのデバイスおよびグループ情報を表示できます。 この権限がないと、デバイスまたはグループ情報を表示できません。サーバーページが表示されるのみです。 デバイス / グループの表示権限のみを持つユーザーには次の制限が適用されます。 • 検出の実行 タスクが使用できま
• ポリシーを追加 / 削除する • ポリシーをアップデートする • デバイスまたはグループで緊急時電力低減を開始/停止する メモ: ポリシーを管理するには、デバイス / グループの表示権限も必要です。 この権限を持たないユーザーには、ポリシー 画面は表示されません。 イベントの管理 イベントの管理権限があると、ユーザーは次を実行できます。 • イベント条件(しきい値)を追加 / 削除する • イベント条件(しきい値)をアップデートする • イベントを削除する メモ: イベントを管理するには、デバイス / グループの表示権限も必要です。 この権限がないユーザーの場合、イベント情報を表示して、イベントにコメントを追加することはできます が、イベントを削除したり、デバイス 画面で しきい値 の値を表示することはできません。 ユーザーアカウントの管理 ユーザーを作成して、異なる役割に割り当てることができます。 役割 / ユーザーの管理権限がある場合、OpenManage Power Center でユーザーを追加、編集、または削除 することができます。 ユーザーアカウントの追加 1.
Windows インストール: • Windows ローカルアカウント — アカウント用に一意の ユーザー名 を入力します。 メモ: Power Center が Windows 2012 Essential サーバーにインストールされており、このサ ーバーがドメインコントローラとして設定されている場合、そのサーバー上の全ユーザーアカ ウントが Windows ローカルアカウントではなく Windows ドメインアカウントである必要が あります。 • Windows ドメインアカウント – アカウント用に一意の ユーザー名 を入力します。 – 有効な Windows ドメイン名 を入力します。 Linux インストール: • Linux ローカルアカウント — アカウント用に固有の ユーザー名 を入力します。 メモ: Linux ローカルアカウントは Linux サーバーから変更できますが、これらの変更は Power Center に追加された同じローカルアカウントにはミラーリングされず、このアカウントでの Power Center 認証試行は失敗します。Linux ローカルアカウントが Linux
9. 保存 をクリックして新しいグループを追加するか、キャンセル をクリックして変更を破棄します。 ユーザーまたはグループアカウントの編集 1. 左ペインで 設定 → ユーザー とクリックします。 2. 編集したいユーザまたはグループアカウントの横にあるチェックボックスを選択し、編集 をクリックし ます。 ユーザーまたはグループアカウントの編集 ウィンドウが表示されます。 3. 必要な変更を行い、保存 をクリックして変更を保存するか、キャンセル をクリックして変更を破棄して ユーザー タブに戻ります。 ユーザーアカウントまたはグループアカウントの削除 メモ: インストール中に作成された Power Center 管理のユーザー(スーパーユーザー)は削除できま せん。 1. 左ペインで 設定 → ユーザー とクリックします。 2. 削除したいユーザまたはグループの横にあるチェックボックスを選択します。 3. 削除 をクリックします。 次のメッセージが表示されます。 Are you sure you want to remove the selected item(s)? 4.
現在のユーザー情報を表示するには、OpenManage Power Center 画面の右上角にあるログインユーザー名 をクリックするか、設定 → ユーザー と移動します。 現在のユーザのパスワード変更については、ユーザーまたはグループアカウントの変更を参照してください。 53
6 タスク管理 タスク機能では、特定のデバイスまたはデバイスグループでのデバイスの検出、および電源オンや電源オフ などの電力制御タスクを実行することができます。 左ペインで タスク をクリックします。 タスク 画面は次のタブで構成されています。 • 検出タスク • 電力制御タスク デフォルトでは、 検出タスク タブが表示されます。 タスク 画面では以下を実行できます。 • 検出タスクと電力制御タスクの新規作成 • 検出タスクと電力制御タスクの編集または削除 • 検出タスクと電力制御タスクの開始または再実行 • 電力制御タスクの有効化または無効化 • 検出タスクと電力制御タスクのリストの更新 • 検出タスクまたは電力制御タスクの概要の表示 メモ: 夏時間が有効なときに既存しない時間でタスクをスケジュールすると、ウェブブラウザは独自で 正確な時刻に同調します。 検出タスク デバイス検出権限は、ネットワークデバイスを検出を可能にします。この権限がないユーザーは、デバイス 画面の表示できても、変更はできません。 Dell OpenManage Power Center でデバイスを管理
この情報により、デバイスステータスとデータセンター情報を追跡できます。これら検出したデバイスは Power Center で管理することもできます。データセンターに新しいまたは変更されたデバイスがある場合、 デバイス検出機能を使ってデバイスを再検出することができます。 Power Center にデバイスを追加する方法には 2 つあります。 • 単一の IP アドレス、IP 範囲、またはホスト名を使用して、スケジュールされた時間にネットワーク上の デバイスを検出する。 • OpenManage Power Center 管理コンソールを使用してデバイスのプロパティを指定し、デバイスを検出 する。 メモ: ネットワークセキュリティポリシーを使用している場合、検出機能が正常に動作しないことがあ ります。 メモ: Dell の第 13 世代 PowerEdge システムを検出するために複数の IPMI プロトコルを使用するとき は、プロトコルの IP アドレスが正しいことを確認してください。誤った IP アドレスを入力した場合 は、しばらく待ってから、検出タスクを再度実行してください。 デバイスの検出後、そ
メモ: タスクを編集して アクティブ化 チェックボックスをクリアまたは選択したり、検出タス ク タブにタスクのステータスを表示することができます。 b. 反復の範囲 オプションで、タスクの開始日と終了日を選択するか、終了日なし オプションを選択し て、期間無制限でタスクを実行します。 c. 次へ をクリックして、検出タスクの概要を 概要 タブに表示します。 概要は、タスクの名前、使用されているプロトコル、IP 範囲、およびスケジュールで構成されます。 メモ: 検出タスクのスケジュールに使用するブラウザが夏時間対応であることを確認してくだ さい。 8. 終了 をクリックして検出タスクを作成し、検出タスク タブに戻ります。 シャーシ内のデバイスの表示 Dell OpenManage Power Center では、シャーシ内に取り付けられたデバイスを表示することができます。 さらに、シャーシ内でデバイスの物理的な追加、取り外し、または交換を行った場合、Power Center でデバ イス情報をアップデートすることもできます。 1.
電源タスク ウィザードが表示されます。 2. 電源タスク タブで電源制御タスクの名前を入力し、次のオプションの 1 つを選択します。 • 電源オン • 電源オフ • 正常なシャットダウン • システムをリセットする(ウォームブート) • システムのパワーサイクル(コールドブート) システムを強制的に再起動することを「ウォームブート」と呼ぶのに対し、すべてのプログラムを閉じ てシステムをシャットダウンすることを「コールドブート」と呼びます。 3. 電源投入コマンドをランダムに実行 チェックボックスを選択し、電力タスクを適用する間隔(分単位) およびデバイスの数を指定して、 次へ をクリックします。 4. 関連付けられたデバイス / グループ タブで すべてのデバイス タブ、または グループ化されたデバイス タブにあるデバイスを選択し、管理するデバイスグループを選択して、次へ をクリックします。 5.
• WS-MAN:シャーシの WS-MAN プロトコルを選択します。 – WS-MAN ユーザー名 — HTTP Basic ユーザー名で、最長 255 文字です。 – WS-MAN パスワード — HTTP Basic パスワードで、最長 255 文字です。 – WS-MAN ポート — デフォルト値は 443 で、1~65535 のポート番号を入力することもできます。 – WS-MAN 証明書検証 -(オプション)デバイス証明書の検証を有効にします。 メモ: 信頼された証明書をインポートしてから「WS-MAN 証明書検証」オプションを有効化しない と、通信がうまくいかない場合があります。Dell シャーシ管理コントローラを使った証明書のイン ストール方法については、ホワイトペーパー『シャーシ管理コントローラ(CMC)を使って Dell PowerEdge M1000e をリモート管理するための Windows リモート管理(WinRM)の使用』 (http:// www.delltechcenter.com/page/dcim.modular.cmc.
• WS-MAN(シャーシ) • SNMPv1v2c(UPS / PDU) • SNMPv3(UPS / PDU) • HTTPS • SSH プロトコルの編集 デバイスのプロトコル情報を編集できます。 1. 左ペインで、タスク を展開し、プロトコル をクリックします。 接続プロトコルの選択 画面が表示されます。 2. 編集したいプロトコルの横にあるチェックボックスを選択します。 3. タスクメニューで、編集 をクリックします。 プロトコルの編集 ウィンドウが表示されます。 4. 必要な変更を行います。 5. 変更を保存するには 終了 をクリック、変更を破棄するには キャンセル をクリックします。 プロトコルの削除 1. 左ペインで タスク を展開し、プロトコル をクリックします。 接続プロトコルの選択 画面が表示されます。 2. 削除したい接続プロトコルの横にあるチェックボックスを選択します。 3. タスクメニューで、削除 をクリックします。 次のメッセージが表示されます。 選択したプロトコルを削除してもよろしいですか? 4.
7 デバイス管理 デバイス機能では、ネットワークが検出したデバイスと、手動で追加されたデバイスを表示および管理する ことができます。また、デバイスをグループに分類することも可能です。 左ペインで デバイス をクリックします。次のタブで構成される デバイス 画面が表示されます。 • すべてのデバイス • 管理グループ デフォルトでは すべてのデバイス タブが表示されます。 デバイス 画面の最下部に、特定デバイスまたはデバイスグループの詳細を表示することもできます。詳細は 次のタブに分類されています。 • サマリ • イベント • ポリシー • 電力および温度 新規デバイスの追加 新規デバイスの追加 ウィンドウでは、デバイスリストに新しいデバイスを手動で追加することができます。 サポートされていないデバイスのみを追加して、データセンターを構築するためのグループ構成を作成する ことが可能です。 Dell OpenManage Power Center はすべてのデバイスタイプを検出および管理できないため、データセンタ ーグループ構成を完成させるためには、サポートされていないデバイスを手動で追
新規デバイスの追加 ウィンドウが表示されます。 2. 追加するデバイスの名前を デバイス名 テキストボックスに入力します。 3. 有効な IP アドレスを IP アドレス テキストボックスに、またはデバイスのホスト名を ホスト名 テキス トボックスに入力します。 4. モデル テキストボックスでデバイスのモデルを指定します。 5. 追加情報 → デバイスのサイズ(U)ドロップダウンリストから、追加するデバイスのサイズをラック単 位(U)で選択します。 6. 説明 テキストボックスに、デバイスの説明を入力します。 7. 推定最大電力 テキストボックスのデバイスに推定最大電力をワット単位で入力します。 8. 保存 をクリックしてデバイスを追加するか、キャンセル をクリックして変更を破棄します。 デバイスが すべてのデバイス タブに表示されます。 既存グループの追加 管理下グループの機能を使用して既存のグループにサブグループを追加できます。サブグループは新規のグ ループまたは既存のグループを使用できます。 1. 左ペインで、デバイス → 管理下のグループ の順にクリックします。 2.
デバイスのフィルタ すべてのデバイス タブにあるフィルタ機能では、特定の属性を共有するデバイスを表示することができま す。たとえば、特定のデバイスタイプのデバイス、または IP 範囲を共有するデバイスを表示することができ ます。 1. 左ペインで、デバイス をクリックします。 デフォルトでは すべてのデバイス タブが表示されます。 2. タスクメニューで、フィルタ をクリックします。 デバイスフィルタ ウィンドウが表示されます。 3.
プロトコルは複数選択することができます。 • 状態 チェックボックス選択し、ドロップダウンリストからデバイスの状態を選択します。使用可能 なオプションは次のとおりです。 – 接続済み – 接続喪失 – 不明 状態は複数選択することができます。 • 日付範囲 チェックボックスを選択して、デバイス検出の開始日および終了日を入力します。 MM/DD/YYYY の形式に従って、手動で日付を入力するか、カレンダから日付を選択します。 開始日 00:00:00 時から終了日の次の日 00:00:00 時までに検出されたデバイスが表示されます。例 えば、フィルタ処理オプションで、 01/01/2013 を開始日および終了日の両方として入力した場合、 2013 年 1 月 1 日の 00:00:00 時から、2013 年 1 月 2 日の 00:00:00 時までに検出されたすべ てのデバイスが表示されます。 • デバイスモデル チェックボックスを選択し、デバイスのモデルを入力します(例:Dell PowerEdge M 610)。デバイスタイプ と デバイスモデル の両方を選択した場合は、デバイスタイプとデバイス
フィルタを使用したデバイスの削除 フィルタ機能を使用してデバイスを削除することもできます。 1. 左ペインで、デバイス をクリックします。 2. タスクメニューで、フィルタ をクリックします。 デバイスフィルタ ウィンドウが表示されます。 3. デバイスリストを並び替えるフィルタを選択します。 4. 削除するデバイスの横にあるチェックボックスを選択します。 5. タスクメニューで、削除 をクリックします。 次のメッセージが表示されます。 選択したアイテムを削除してもよろしいですか? 6. はい をクリックして削除を続行します。 デバイスの並べ替え すべてのデバイス タブのデバイスは、デフォルトで 名前 のアルファベット順(A~Z)に並べられています が、要件に応じてリストを並べ替えることができます。 1. 左ペインで、デバイス をクリックして、すべてのデバイスのリストを表示します。 2.
• グループの削除 • デバイスグループのリストの更新 • グループ間でのデバイスの移動 • ラックの管理 • 緊急時の電力削減(EPR)の有効化と無効化 • ラック使用率グラフの表示 グループ構造情報のマッピング Dell OpenManage Power Center は、Dell PowerEdge のラックサーバーとタワーサーバのグループ構造マッ ピングをサポートしています。 グループ構造を作成またはアップデートしたら、Power Center が次のマッピング構造を使って、サポートさ れているデバイスのファームウェアに関するロケーション情報を自動的にアップデートします。 • データセンター — Power Center のデータセンターおよび部屋情報。フォーマット: • 通路 — Power Center 内の通路情報 • ラック — Power Center 内のラック情報 • ラックスロット — Power Center 内のラックスロット情報 • カスタム — デバイスグループのカスタマイズ メモ: サポートされてい
• 5. 6. 電力容量を 電力容量(W) テキストボックスに入力します。電力容量は、ラックへの電力配分によ って決まります。 • (オプション)PDU の電力消費の使用 チェックボックスを選択します。デフォルトではこのチェッ クボックスはクリアされています。 説明 テキストボックスに、グループの説明を入力します。 終了 をクリックして新しいグループを保存するか、変更を保存せずに デバイス → 管理下グループ に戻 るには、キャンセル をクリックします。 デバイスグループまたはデバイスの移動 手動で追加したデバイスを既存グループに移動させる他、デバイスの複数グループをひとつのグループまた はラックから、別のグループまたはラックに移動させることもできます。デバイスの 1 つのグループをラッ ク内のひとつのスロットから別のスロットに移動させることも可能です。 デバイスをひとつのスロットからラック内にある別のスロットに移動させるには、ラックの管理を参照して ください。 メモ: グループの移動後、実行中の電力ポリシーはすべて再計算されます。 1.
• ラックにすでに追加された関連付けられたデバイスの編集 • ラックからの関連付けられたデバイスの削除 ラックスロットへのデバイスの追加 1. 左ペインで、デバイス → 管理下グループ の順にクリックします。 2. デバイスのリストからラックデバイスを選択します。 3. デバイス メニューから ラックの管理 をクリックします。 ラックの管理 ウィンドウが表示されます。デフォルトでは、 ラックの中身 タブが表示されます。 4. ラックコンテンツ タブで、 ラックスロットに追加 をクリックします。 ラックスロットに追加 ウィザードが表示されます。 5. ラックに追加するデバイスの横にあるチェックボックスを選択して、次へ をクリックします。 6. ラックに追加するデバイスの横にある 選択 ドロップダウンリストから、デバイスを取り付けるスロット を選択します。 7. 終了 をクリックして ラックの管理 画面に戻り、変更を確認します。 関連付けられたデバイスのラックへの追加 1. 左ペインで、デバイス → 管理下のグループ の順にクリックします。 2.
ラックに関連付けられたデバイスの削除 1. 左ペインで、デバイス → 管理下のグループ の順にクリックします。 2. デバイスのリストからラックデバイスを選択します。 3. タスクメニューで ラックの管理 → 関連するデバイス の順にクリックします。 4. 関連するデバイス タブをクリックします。 5. 削除 をクリックし、必要な情報を入力します。 6. 終了 をクリックし、ラックの管理 画面に戻って変更を確認、または キャンセル をクリックして前の画 面に戻ります。 スロットに割り当てられたデバイスのラックからの削除 1. 左ペインで、デバイス → 管理下のグループ の順にクリックします。 2. デバイスのリストからラックデバイスを選択します。 3. タスクメニューで ラックの管理 をクリックします。 ラックの管理 ウィンドウが表示されます。デフォルトでは、 ラックの中身 タブが表示されます。 4.
グループの削除 1. 左ペインで、デバイス → 管理下のグループ の順にクリックします。 2. 管理下グループ タブで、削除するグループを選択します。 3. タスクメニューで、削除 をクリックします。 削除する管理下グループの詳細が記載された グループの削除 ウィンドウが表示されます。 4.
EPR が有効になっているエンティティの 名前 、および EPR が有効になった時刻を反映する タイムスタ ンプ がリストされたポップアップウィンドウが開きます。 2. EPR の表示 ボタンをクリックします。 緊急時の電力削減 ウィンドウが表示されます。 3. EPR を無効にするエンティティ(データセンター、部屋、通路、ラック、シャーシ)を選択します。 4.
8 電源監視 Power Center では、現在または過去の電力関連指標(たとえば、電力消費量またはコストなど)を監視でき ます。これにより、データセンターの電力ステータスを理解し、その他の電力インフラストラクチャ、冷却 および施設のニーズを計画できます。 異なるデバイスおよび/またはグループレベルで電力を監視できます。電源監視設定を自分のニーズに合わ せて構成し、電力ステータスグラフを印刷できます。 Power monitoring levels OpenManage Power Center provides power monitoring at the following levels for groups: • Rack • Aisle • Room • Data center • Custom 電力しきい値 グループおよび / またはデバイスの電力が制限を越えたときに通知を受け取るときは、しきい値を監視する と便利です。 1. 左ペインで デバイス をクリックします。 2.
電源詳細の表示 左側のペインで、デバイス → すべてのデバイス をクリック、または デバイス → 管理下グループ をクリッ クします。デバイスまたはグループのアイコンをクリックし、画面下部にある詳細セクションを参照します。 Dell OpenManage Power Center は PDU およびその他デバイスとグループの電源情報を表示しますが、UPS デバイスの電源詳細は表示しません。 デバイスおよびグループ(PDU と UPS を除く)に関しては、電源 グラフが過去 1 時間の電源詳細をデフォ ルトで表示します。デバイスまたはグループのグラフへのアクセスについての詳細は、電源履歴グラフの表 示を参照してください。 次の詳細も表示できます。 現在の時間枠の電源詳細 時間枠 タブをクリックすることにより、現在の時間枠の電源詳細を表示することができます。次の表には、 時間枠と、それに関連付けられた間隔が表示されています。 表 4.
メモ: 瞬時値が最大ラインの電力上限制限を超過することはよくあります。Power Center はこの値を 監視して、これが発生するときに正常な電力範囲に調整します。平均電力値が電力上限制限値を超過す るときにのみ、注意する必要があります。 メモ: 設定 ページで間隔(ある時点から次の時点への期間)を設定できます。間隔設定に関する詳細に ついては、監視設定を参照してください。 ラックの電源詳細 ラックの場合、電力消費量 をクリックすると、すべてのラック PDU の PDU 電力消費量が表示されます。 また、電力ポリシー をクリックすると電力ポリシーを変更できます。 メモ: 電力ポリシー ボタンは、ポリシー ページで電力ポリシーを設定した場合にのみ表示されます。 PDU デバイスについては次の電源詳細を表示できます。サポートされている PDU デバイスの詳細に関して は、システム要件を参照してください。 • PDU 名、モデル、および IP アドレスなどの PDU デバイス情報。 • 出力番号、電力(W)、電圧(V) 、アンペア(A)、および記録した情報の時刻を含む PDU 出力情報で、 フォーマットは
メモ: コスト 列にはデフォルトで 0 が表示されます。コストを表示するには、コスト率を設定する 必要があります。コスト率はグローバル設定であり、設定 → 監視 ページで設定できます。 メモ: エネルギー消費コスト セクションには、設定 画面で設定された値に基づいた情報が表示され ます。この情報は、見積もり用限定で使用するようにしてください。 メモ: デバイスまたはグループが Power Center で新しく追加または作成されたものである場合、監 視時間が 1 週間以内なら「1W」と「1M」時間枠に表示される電力およびエネルギー消費量データ が異なり、監視時間が 1 日以内の場合は、 「1H」と「1D」時間枠に表示されるデータが異なります。 これは、異なる時間枠に対して Power Center が異なるサンプリング間隔を使用しているために起 こります。たとえば、デバイスが Power Center に追加されたのが 2011-10-15 09:00 で、現在の 時刻が 2011-10-17 11:10 などの場合です。1M 時間枠(サンプリング間隔は 1 日) の場合、電力お よびエネルギー消費量は 20
PDU の瞬時電力の値が表示され、画面の詳細セクションには、デバイスから読み取った PDU の詳細情報の リストが表示されます。PDU デバイスからデータが提供されなかった項目には、NA と表示されます。 UPS 電力の監視 UPS 電力を監視するには、左ペインの デバイス をクリックして、UPS の場所に移動し、UPS を選択します。 UPS の詳細が、画面の詳細部分に表示されます。 UPS の瞬時電力の値が表示されるとともに、デバイスから読み取られた USP の詳細情報が表示されます。 UPS デバイスからデータが提供されなかった項目には、NA と表示されます。 75
9 温度監視 Dell OpenManage Power Center では、Power Center 内のデータセンターの現在と過去の温度を監視でき ます。これにより、温度ステータスを理解し、データセンターのホットスポットを特定できます。 異なるデバイスおよび / またはグループレベルで温度ステータスを監視できます。温度監視設定を自分のニ ーズに合わせて設定し、温度ステータスグラフを印刷できます。 温度監視レベル Power Center は、次のレベルで温度を監視します。 • デバイスレベル — デバイスの温度関連指標を監視できます。 • 物理的グループレベル — 物理的グループレベルでは温度関連の指標(データセンター、部屋、通路、シ ャーシモジュラーなど)を監視できます。 • 論理的グループレベル — 論理的グループレベルでは温度関連の指標を監視できます。 温度詳細の表示 左側のナビゲーションペインで デバイスをクリックし、次に グループ化されたデバイスタブまたは 未割り 当てデバイスタブをクリックします。その後、グループまたはデバイスのアイコンをクリックし、画面下部 の詳細部分を参照して
時間ウィンドウ 説明 Interval(間隔) 1M 1 ヶ月 1日 3M 3 ヶ月 1 週間 1Y 1 年間 2 週間 メモ: この表には、サンプリング間隔がデフォルト値(1 分間)のときの間隔が示されています。サン プリング間隔を変更すると、15Min と 1H 時間ウィンドウが変更されます。サンプリング間隔を 3 分間 に変更すると、15Min 時間ウィンドウは 3 分間になります。サンプリング間隔を 6 分間に変更すると、 1H 時間ウィンドウは 6 分間になります。 異なる時刻ウィンドウの温度詳細 矢印 < > をクリックして、前 / 次のサンプリング時刻を表示するか、または二重矢印 << >> をクリックして、 現時刻ウィンドウの結果の前/次のページ詳細を表示します。平均、最大、最小をクリックして、選択した値 を表示できます。 • 平均:前の時点から現在の時点までの平均値。 • 最大:前の時点から現在の時点までの最大値。 • 最小:前の時点から現在の時点までの最小値。 たとえば、1H(1 時間)ウィンドウに温度詳細が表示され、15:00 の最大値が 40°C
または、要約 タブで 温度使用率 をクリックすることもできます。 4. 吸気平均温度アラートしきい値 の横にある 履歴の表示 をクリックします。 温度の履歴のグラフが新しいウィンドウに表示されます。 5. 表示された期間と属性の選択: a. グラフ内に表示された期間を選択するには、グラフ上部にあるボタンをクリックします。 b. 属性を追加または削除するには、リストされたオプションから選択します。オプションをクリックし て、グラフに対する属性の追加または削除を切り替えます。 • 最小 • 最大 • 平均 • 下位警告 • 下位重要 • 上位警告 • 上位重要 メモ: グラフの任意の部分と共に表示された各属性に関連する特定の数字を表示するには、グラフ 上にマウスポインタを移動させます。 6.
デバイス / グループ温度の監視 Power Center は、デバイスとグループの吸気口温度スパンの温度監視をサポートします。吸気口温度スパン は、グループ内のデバイスの最大と最小温度測定値の平均吸気口温度差です (摂氏と華氏)。この値は、温度 詳細グラフの最大と最小温度に従って計算できます。 79
10 ポリシー 電力ポリシーはデバイスまたはグループの電力上限を管理するための一連の設定です。ポリシーは様々な状 況での電力管理に役立ちます。例えば、次の操作を行うためのポリシーを作成することができます。 • 電力上限 — 電力消費が回路の容量を超えないようにします。 • 電力使用率の制御 — デバイスまたはグループの作業負荷に応じて電力使用をスケジュールします。例え ば、作業負荷が低ければ低めの上限を設定し、データセンターでの電力使用を減らすことができます。 • ラック密度の増加 — 例えば、10 台のデバイスを装備したラックの現在の電力消費量を監視して、ラック に追加できるデバイスの数を見積もります。その後、デバイスの追加後にラックの総電力消費量を制限す る電力ポリシーを確立します。 Power Center は 2 つのタイプの電力上限ポリシーをサポートします。 • 静的 — ラックまたはシャーシ内の各デバイスに手動で電力上限を設定します。 • 動的 — Power Center がデータセンター、部屋、通路、ラック、またはシャーシ内の各デバイスに対して 動的に電力上限を割り当てます。
• 推定最大電力 — デバイス用に推定された最大電力消費割り当てです。推定最大電力には、デバイスごと の電力消費のピークが考慮されています。 動的消費電力上限により、すべてのデバイスは、グループに割り当てられた電力上限全体を超える電力を必 要とすることなく作業負荷を処理することが可能になります。動的消費電力上限を選ぶ場合は、次の点に注 意してください。 • 低優先度のデバイスが上限を維持するためにより多くの電力を必要とする場合は、低優先度のデバイスが 高優先度のデバイスよりも多くの電力を受電する場合があります。 • 電力制限が厳しすぎる、およびグループ電力消費が電力上限を超える場合は、ポリシーに対してエラーイ ベントが発生します。これが頻繁に発生する場合は、電力の割り当てを再検討するか、制限に応じて作業 負荷を調整してください。 • 電力制限が正常に確立されてからデバイス電力要件が変動すると、ポリシー内の別のデバイスの電力上限 に違反することになる場合、より多くの電力を必要とするデバイスが電力を獲得できないことがありま す。ポリシー内の 1 つ、または複数のデバイスの上限を強制的に下げるには、そ
シナリオ 2 — ライセンスがインポートされていないデバイスにライセンスをイ ンポートしようとします。 この場合、次のようになります。 • デバイスにポリシーが存在する場合、 「サーバー機能が変更されました」イベントを受け取ります。 • デバイスのポリシータブが、グループページで有効に設定されます。 デバイスの電源能力ステータスが、デバイスページで変更されます。 デバイスのポリシーは編集可能です。ポリシーページからアクセスできます。 デバイス電源ポリシー能力のアップグレード いくつかのデバイスの電力ポリシー機能は、Dell PowerEdge M620 などの電力消費量のキャッピングを含む ようアップグレードできます。これらのデバイスには監視およびアップグレード可能と表示されます。電力 消費量をキャッピングできるようにデバイスをアップグレードするため、デバイスページに移動して、デバ イスの横にあるアップグレードをクリックし、ポップアップヘルプページの指示に従ってデバイス電源能力 をアップグレードします。アップグレードが完了したら、電源能力ステータスが 24 時間以内に、監視およ びキャッピング に変
• 前回の日 • 前回の週 • 前回の月 • 前回の 4 半期 8. 電力上限値 テキストボックスに値を入力します。 9. 続行するには 次へ をクリック、前の画面に戻るには 戻る をクリック、タスクを中断するには キャンセ ル をクリックします。 10. 電力上限優先度 ウィンドウで 優先度 ドロップダウンリストからオプションを選択し、グループ内の各 デバイスの上限の優先度を設定します。 利用できるオプションは次のとおりです。 • 低 • 中速 • 高 メモ: 電力上限優先度 ウィンドウは、デバイスグループを選択した場合にのみアクセス可能です。 11. 続行するには 次へ をクリック、前の画面に戻るには 戻る をクリック、タスクを中断するには キャンセ ル をクリックします。 12.
たとえば、デバイス にポリシー 1 を、 にポリシー 2 を作成し、同じタイムスロットを持 つポリシーに異なる電力キャップを設定しました。この場合、Power Center は次のルールに従います。 • エンティティに重複するポリシーがある場合、電力キャップが低いポリシーが適用される。 • エンティティに重複動的ポリシーがあり、両方とも現在アクティブな場合、このエンティティで最高の優 先度(高 > 中 > 低)が適用されます。 ポリシーモード ポリシーモードは、ポリシーページの「有効」および「アクティブ」列に表示されます。 緑の記号は、「有 効」か「アクティブ」を示します。Power Center は 3 つのポリシーモードをサポートします: 表 6.
ポリシーの編集 ウィザードが表示されます。 4. 必要な変更を行います。 メモ: ポリシーの編集中は、選択したデバイスまたはグループを変更することはできません。 5. 概要 画面で変更を確認し、終了 をクリックして変更を保存、戻る をクリックして前の画面に戻る、ま たは キャンセル をクリックして変更を破棄します。 電力ポリシーの削除 1. 左ペインで、ポリシー をクリックします。 ポリシー 画面が表示されます。 2. ポリシーのリストで、削除するポリシーの横にあるチェックボックスを選択します。 メモ: 複数のポリシーを一度に選択することができます。 3. タスクメニューで、削除 をクリックします。 次のメッセージが表示されます。 選択したアイテムを削除してもよろしいですか? 4. はい をクリックします。 電力ポリシーのフィルタ処理 タイプ、電力制限、および / または状態別に表示されるように電力ポリシーをフィルタすることができます。 1. 左ペインで、ポリシー をクリックします。 ポリシー 画面が表示されます。 2.
または • キャンセル をクリックして選択を破棄し、ポリシー 画面に戻ります。 保存したフィルタは後で使用することができます。 86
11 レポートの管理 本章では、インベントリ用レポートの定期的な生成、およびレポートの監視と管理についての情報を提供し ます。 レポートの生成に役立つ事前定義済みのテンプレートが用意されています。レポートはデフォルトで HTML フォーマットで生成されます。XML または CSV フォーマットでダウンロードすることも可能です。 左ペインで、レポート をクリックします。レポート 画面が表示されます。この画面では、次の操作が可能で す。 • レポート詳細の表示 • レポートの作成 • レポートの編集 • レポートの削除 • レポートリストの更新 • レポートグループの追加または編集 • 推定最大電力の設定 OpenManage Power Center を使用することにより、次のタイプのレポートを生成できます。 • 電力独占 - 電力独占レポートには、電力を最も消費しているデバイスが表示されます。結果は、一定の期 間内におけるデバイスの最大平均消費電力を考慮して計算されます。 • 電力倹約 - 電力倹約レポートには、電力消費が最も少ないデバイスが表示されます。結果は、一定の期間
レポート詳細の表示 レポート 画面下部のセクションにあるレポートリストでは、特定のレポートの詳細を表示することができま す。 レポート 画面で、詳細情報を表示するレポート名をクリックします。詳細は、次のタブに表示されます。 • 要約 - レポートの名前、説明、レポートグループ、および選択された属性などの情報が表示されます。 • 結果 - レポート作成中に選択された属性に対する結果が表示されます。 レポートは、お使いのシステム上にある必要な場所に、CSV または XML フォーマットでエクスポートでき ます。 レポートの作成 1. 左ペインで、レポート → 新規レポート の順にクリックします。 2. ドロップダウンリストからレポートタイプを選択します。使用可能なオプションは次のとおりです。 • 電力独占 • 電力倹約 • 電力データ • 電力ヘッドルーム • 一般インベントリ • 電力独占ラック • 電力倹約ラック • 未処理の監視データ • 比較レポート 新規レポート ウィザードが表示されます。 3.
• 時間 • 日 • 週 • 月 メモ: このオプションを使用できるレポートタイプは、電力データ、電力ヘッドルーム、および未 処理の監視データのみです。 7. レポート集約値 テキストボックスにレポートの集計値を入力し、次へ をクリックします。 メモ: このオプションを使用できるレポートタイプは、電力データ、電力ヘッドルーム、および未 処理の監視データのみです。 8. 関連付けられたデバイス / グループ タブで、レポートを生成するデバイスまたはグループを選択しま す。 a. 「プラス」アイコンをクリックして、それらを 選択したデバイス / グループ リストに追加し、次へ をクリックします。 メモ: このオプションは、電力ヘッドルーム、一般インベントリ、未処理の監視データ、および比 較の各レポートタイプに対してのみ表示されます。 9. レポート属性 タブで、レポートに含める 1 つ、または複数の属性を選択します。属性は、選択するレポ ートタイプに基づいて表示されます。 a.
レポートの削除 1. 左ペインで、レポート をクリックします。 2. 削除するレポートの横にあるチェックボックスを選択します。複数のレポートを削除するには、名前 見 出しの横にあるチェックボックスを選択します。 3. タスクメニューで、削除 をクリックします。 次のメッセージが表示されます。 4. 選択したレポートを削除してもよろしいですか? そのレポートに属するすべてのインスタンスが削除 されます。 はい をクリックします。 レポートグループの追加 レポートグループ機能では、レポートを異なるグループに分類することができます。たとえば、使用可能な 電力データに基いたレポートを 2 つ作成し、これらを異なるグループに追加することができます。この機能 は、特定のレポートをフィルタして検索するために役立ちます。 1. レポート → レポートグループをクリックします。 レポートグループの追加 / 編集 / 削除 ウィンドウが表示されます。 2. レポートグループを作成するには、グループ ドロップダウンリストから 新規 を選択します。 3.
12 イベント管理 本章では、イベントタイプ、重要度レベル、サポートされている PDU/UPS イベントおよび Power Center イベントの管理方法に関する情報を提供します。 データセンターに異常な電源 / 温度状況が発生したことを示すイベントを受信することがあります。Power Center は次の項目を検知します。 • 事前定義されたイベント • カスタムイベント Power Center はポート 6553 を使って内部イベントをリッスンします。別のアプリケーションがポート 6553 を使うように設定された場合、ポート 6533 を Power Center に予約するよう変更する必要がありま す。 Power Center はポート 162 を使って内部デバイスからのイベントをリッスンします。 SNMP Trap サービ スが存在してポート 162 を使用している場合、 Power Center は自動的にポート 1162 を使って SNMP トラ ップサービスが転送する外部イベントを受信します。 左ペインで イベント をクリックします。イベント 画面が表示されます。この画面では、次の
ソールのすべての Power Center 対応イベント(IPMI 電力単位、IPMI 電源、IPMI プロセッサ温度トリッ プ、IPMI ファン)に IPM トラップフォーマットが選択されていることを確認してください。たとえば、 iDRAC 7 管理コンソールでは、すべての PWR/PSU/CPU/ ファン関連アラートに対して IPMI トラップを 選択する必要があります。 メモ: iDRAC 管理コンソールの使用方法の詳細に関しては、iDRAC のマニュアルを参照してくださ い。 表 7.
タイプ 説明 重大度レベル IPMI ファン サーバーのファンに関連したイベ ント。 重要 IPMI 電源 サーバーに関連するイベントで す。 重要 IPMI 電力単位 サーバーの電力単位に関連したイ ベント。 重要 IPMI プロセッサ温度トリップ サーバープロセッサ温度トリップ に関連したイベント。 重要 IPMI テスト IPMI テストイベントを受信しまし 情報 た。 MPCM の設定に失敗しました シャーシでの MPCM の設定に失 敗しました。 MPCM はサポートされていません Dell シャーシが MPCM をサポー トしていません。シャーシでのフ ァームウェアのアップグレードが 必要な場合があります。 警告 警告 PDU 高負荷 PDU 電力が、高負荷しきい値を超 警告 えています。 PDU 低負荷 PDU 電力が、低負荷しきい値を下 警告 回っています。 PDU 出力高負荷 PDU 出力電力が、高負荷しきい値 警告 を超えています。 PDU 出力低負荷 PDU 出力電力が、低負荷しきい値 警告 を下回っています。 PDU 出力オフ
タイプ 説明 重大度レベル 合、デバイスのポリシーをチェッ クしてください。 サポートされていないサンプリン グ間隔 デバイスにサンプリング間隔を設 定できません。バージョン 1.
カスタムイベント セットアップしたカスタムイベントは、カスタム条件しきい値に達すると自動的にトリガされます。 表 8.
タイプ 重大度 機能エリア 説明 内部エラー 警告 サービス Power Center 内部エラーです。 重複した管理下デバイス 警告 検出 重複したデバイスが識別されました。 グループ構造変更ポリシ 警告 ー ポリシー グループ構造がポリシーに影響しました。 データベースメンテナン 情報 ス成功 サービス データベースメンテナンスが正常に行わ れました。 プロトコルタイムアウト 警告 変更失敗 監視 プロトコルタイムアウト変更が失敗しま した。 重複デバイス削除 情報 検出 重複したデバイスが削除されました。 電子メールエラー 警告 イベント イベントの電子メールアラートが失敗し ました。SMTP またはアラート設定が正 しくない可能性があります。 内部データベース操作エ 警告 ラー サービス 内部データベース操作が失敗しました。 検出進行中 警告 検出 以前スケジュールされたインスタンスが 引き続き進行中であるため、今回のスケジ ュール済み検出タスクが省略されました。 シャーシインベントリ進 警告 行中 検出 以前のインスタンスが引
表 9.
Power Center イベントを表示する方法はいくつかあります。 • 左側のペインを使用する: — 左ペインで イベント をクリックします。 • 重要イベント通知アイコンを使用する: a. OpenManage Power Center 画面の右上角にある重要イベント通知アイコンをクリックします。 最近の重要イベントのリストが表示されます。 b. イベントの表示 をクリックします。 イベントのリストからなる イベント 画面が表示されます。 • ホーム画面から次を行います。 a. 左ペインで ホーム をクリックします。 イベント(全体) および イベント(上位 5 グループ) のグラフが表示されます。 b. イベントの表示 をクリックします。 イベントのリストからなる イベント 画面が表示されます。 イベントの並べ替え 1. 左ペインで、イベント をクリックします。 イベントはデフォルトで、日付 別に降順(最新のイベントから古いイベント)で一覧表示されます。 2.
イベントの削除 1. 左ペインで、イベント をクリックします。 イベント 画面が表示されます。 2. 削除するイベントの横にあるチェックボックスを選択します。 リストのすべてのイベントを削除する場合は、重大度 の横にあるチェックボックスを選択します。 3. タスクメニューで、削除 をクリックします。 次のメッセージが表示されます。 選択したアイテムを削除してもよろしいですか? 4. はい をクリックして削除を続行します。 イベントのフィルタ処理 イベントのフィルタ処理機能では、特定のタイプのイベント、承認者のユーザ名、および / または特定の期 間に発生したイベントを表示することができます。 1. 左ペインで、イベント をクリックします。 2. タスクメニューで、フィルタ をクリックします。 3.
– UPS 充電障害 – UPS ファン障害 – UPS 通信喪失 – PDU 低負荷 – PDU 高負荷 – PDU 過負荷 – PDU 出力低負荷 – PDU 出力高負荷 – PDU 出力過負荷 – PDU 出力オン – PDU 出力オフ – CMC SNMP イベント – iDRAC SNMP イベント – プロトコル操作が失敗しました – エンティティの機能が変更されました – 電力は正常に戻りました – 温度は正常に戻りました – 最大電力 – 電力 – 平均吸気口温度 – ポリシーを維持できません – ポリシーは正常に戻りました – シャーシ内でブレードが交換されました – サーバー機能が変更されました – シャーシ電力制御機能が変更されました – サポートされていないサンプル間隔 – デバイスでのサンプル間隔の設定に失敗しました – MPCM はサポートされていません – MPCM の設定に失敗しました – デバイスのホスト名が変更されました • 重大度 レベルを選択します。使用可能なオプションは次のとおりです。 – 重要 – 警告 – 情報 • • 4.
または • フィルタの名前を フィルタ名(オプション)テキストボックスに入力し、保存および実行 をクリッ クして、フィルタを保存し、フィルタの条件に基づいてイベント並び替えます。 または • キャンセル をクリックして選択を破棄して イベント 画面に戻ります。 保存したフィルタは後で使用することができます。 IPMI デバイスからのテストイベントの送信 Power Center では、IPMI デバイスから送信されたテストイベントを表示できるため、IPMI デバイスと Power Center サーバー間のイベントチャネルを検証できます。 テストイベントを送信する前に、次の点を確認します。 • IPMI デバイスが デバイス ページに追加されている。 • IPMI デバイスのネットワーク接続ステータスが接続済みである。 • Power Center サーバーアドレスが、IPMI デバイスのイベント送信先リストに追加されている。 IPMI デバイスからテストイベントを送信するには、Dell PowerEdge M610 サーバーの次の例を参照してくだ さい。 1.
13 セキュリティ Power Center は、データ機密性、データ整合性、およびユーザー認証のセキュリティを保証する設計となっ ています。 Power Center はユーザーアカウントに認証およびアクセスコントロールを提供します 「アクセ ( スコントロール」を参照) が、Power Center サーバーおよび Power Center サーバーに保管された機密デー タ (パスワードなど) への通信チャネルもすべて保護します。 Power Center システムのセキュリティを強化するには、次の手順を実行します。 • 通常の Windows オペレーティングサービス (OS) のユーザーアカウントでサービスを開始します。イン ストールが完了したら、デフォルトでネットワークサービスアカウントで Power Center サービスに自動 ログオンされます。セキュリティ強化のため、ネットワークサービスアカウントの変わりに通常の Windows OS ユーザーアカウントを使用することもできます。 • OS 強化: Power Center がインストールされているシステムに OS 強化を適用できます。そ
• Dell\OpenManagePowerCenter\conf\app.config.xml • Dell\OpenManagePowerCenter\external\apache-tomcat\conf\context.xml • Dell\OpenManagePowerCenter\external\apache-tomcat\conf\server.xml • Dell\OpenManagePowerCenter\external\apache-tomcat\conf\tomcat-users.xml • Dell\OpenManagePowerCenter\external\apache-tomcat\conf\web.xml • Dell\OpenManagePowerCenter\external\jre\lib\security\krb5.conf • Dell\OpenManagePowerCenter\keystore.ssl • Dell\OpenManagePowerCenter\pgdata\pg_hba.conf • Dell\OpenMana
表 11. 監査ログ詳細 処置 追跡された情報 成功 / 失敗したユーザーログイン / ログアウト ソース IP 緊急時電力削減の追加 / 削除 影響を受けた単一のデバイス / グループ 電源ポリシーの設定 / アップデート / 削除 影響を受けた単一のデバイス / グループ ネットワーク検出の開始 / 停止 ネットワーク検出情報(プロトコルプロファイル、 IP 範囲を含む) セッションタイムアウトの変更 タイムアウトの古い / 新しい値 Power Center 管理下ユーザーのパスワード変更 ユーザー名 役割権限のアップデート 役割名、権限の古い / 新しい値 役割へのユーザーの追加 / 削除 ユーザー名、役割名の古い / 新しい値 ユーザーの追加 / 削除 ユーザー名 イベントログはログファイルに保持されます。ログファイルは、\OpenManagePowerCenter \logs\Audit.log.
• シナリオ 2 – 自己署名証明書を証明機関(CA)が発行した証明書と置き換えます。CA が署名した証明書 のほうが、ウェブブラウザに信頼されやすいためです。CA による署名を行うには、次の操作を実行して ください。 – 証明書署名要求(CSR)を生成して、CA に送信します。 – CA に証明書をインポートします。 – CA からの証明書返信をインポートします。 • シナリオ 3 – 新しい信頼証明書をインポートします。デバイスによっては(WS-MAN 経由のシャーシお よび暴露された管理インターフェイスなど)またはウェブサービスプロバイダが、通信確立時に Power Center 認証用の証明書を提供することがあります。証明書を検証して Power Center がキーストアファ イルの信頼証明書から信頼パスをビルドすることで検証できなかった場合、通信に失敗します。このシナ リオでは、証明書検証のために信頼パスをビルドできることを証明するため新しい信頼証明書をインポー トする必要があります。 証明書の管理方法については、Keytool マニュアルを参照してください。 105
14 設定の実行 OpenManage Power Center の設定は、設定 画面で行います。設定 画面は、次のタブで構成されています。 • 一般 — コンソールとデバイスのタイムアウトを設定します。 • 監視 — 電力 / 温度の単位およびエネルギー消費のパラメータを設定します。 • アラート — SNMP トラップのためのアラートの設定、電子メールによるアラートの送信を有効または無 効にする、電子メールの宛先の設定、イベントの重大度レベルの設定を行います。 • SMTP — 警告電子メールを送信するための SMTP パラメータを指定します。 • データベース — データベースの圧縮およびパージのポリシーを設定します。 • ディレクトリ — LDAP 経由の認証をサポートするための LDAP(Lightweight Directory Access Protocol) を設定します。このタブは、Linux オペレーティングシステムを実行し、OpenManage Power Center が インストールされているシステムでのみ表示されます。 • ユーザー - OpenManag
プロトコルのタイムアウト期間の設定 1. 左ペインで、設定 をクリックします。 デフォルトで、一般 設定画面が表示されます。 2. プロトコルのタイムアウト セクションで、指定した通信プロトコル(IPMI、 SNMP、 WS-MAN、 HTTPS、 SSH)のタイムアウト(秒)を入力します。 OpenManage Power Center は、タイムアウト時間内にデバイスから応答を得られない場合、そのデバ イスが到達不可であると判断します。 3.
設定が有効になるのはいつですか? • すべてのデバイスとグループを監視する — 即時 • 電力 / 温度サンプリング間隔 — 30 分毎(例: 08:00、08:30、09:00、など) 電力および温度のサンプリング間隔の設定 1. 設定 画面で 監視 タブをクリックします。すべてのデバイスとグループを監視する チェックボックスを 選択して、すべてのデバイスとグループの電力および温度監視を有効にします。 2. 電力サンプリング間隔 および 温度サンプリング間隔 テキストボックスに値を入力します。 デフォルトの電力および温度サンプリング間隔は 1 分です。 3. 保存 をクリックして変更を適用するか、以前に保存された設定に戻すには リセット をクリックします。 電力および温度の監視単位の設定 1. 監視 → 電力単位設定で、消費電力の表示に使用する必要がある電力の測定単位を選択します。 利用できるオプションは次のとおりです。 2.
間隔によって決定された元の粒度ではなく、より大きい粒度(時間または日単位)を使用して監視データを 集約および保存することから、データクエリの効率性向上に役立ちます。 OpenManage Power Center はデフォルトで、圧縮された電源 / 温度データおよびイベントデータを最長 365 日間、圧縮されていない電源 / 温度データを最長 14 日間維持します。OpenManage Power Center が圧 縮および非圧縮データを保持する期間は、データ圧縮 および データのパージ(これより古い)フィールドを 使用して設定することができます。保存期間を超過、またはパージ日より古いデータは削除され、これによ ってデータクエリの効率性が向上します。データは、パージのスケジュール フィールドを使用してデータを 自動でパージ、またはパージを手動でトリガして、直ちにパージを開始することができます(「データベース を今すぐパージする」を参照)。 データベースメンテナンス用に次のフィールドを設定できます。 • • • • • データ圧縮 — 非圧縮データを保管しておく日数(1~14)を設定します。デフォルトは
表 12. ディレクトリの設定オプション オプション 説明 LDAP ユーザー認証を有効にする LDAP 認証を有効にするには、このチェックボックスを選択しま す。以下のフィールドは、このチェックボックスを選択した場合 にのみ有効になります。 • • • • • LDAP サーバーアドレス バインド識別名 バインドパスワード 検索するベース識別名 ユーザーログインの属性 LDAP サーバーアドレス(単一、または LDAP サーバーの IP アドレスまたは DNS 名を入力します。DNS カンマで区切られた複数の DNS 名ま 名または IP アドレスをカンマで区切って、複数のアドレスを入力 たは IP アドレスを入力) することができます。例:192.125.46.89, 192.25.47.
オプション 説明 ネットワークタイムアウト OpenManage Power Center LDAP が LDAP サーバーとの接続の ために待機する時間(秒)を指定します。デフォルトのタイムア ウトは 30 秒です。 検索タイムアウト OMPC Power Center LDAP が LDAP サーバーへの接続を待機す る必要がある時間を秒単位で指定します。デフォルトのタイムア ウトは 30 秒です。 証明書の検証を有効にする LDAP 証明書検証を有効にするには、このチェックボックスを選択 します。次のフィールドは、このチェックボックスが選択されて いる場合にのみ有効になります。 • • ディレクトリサービス CA 証明書のアップロード ディレクトリサービス CA 証明書情報 ディレクトリサービス CA 証明書のア ップロード ファイルの選択 をクリックして、CA 証明書のあるシステム上の場 所に移動してから、ファイルを選択し、開く をクリックしてファ イルをアップロードします。選択したファイルの名前が表示され ます。 ディレクトリサービス CA 証明書情報 有効な CA 証明書に
• 3.
オプション 説明 • 電子メール受信者 情報 — このチェックボックスを選択して、情報イベントに関する電子メー ルを送信します。 重要度に応じたイベントに関する電子メールを受け取る受信者の電子メール ID を入力します。複数の電子メール ID は、セミコロン(;)で区切ります。 SNMP トラップの設定 SNMP トラップを設定して、サードパーティーアプリケーションにカスタムイベントを送信します。次のタ イプのイベント用に最大 3 件の SNMP トラップ受信先を追加できます。 • 電力 • 平均吸気口温度 • 電子メールエラー • サーバー機能が変更されました • デバイスへのサンプリング間隔の設定に失敗しました • イベントに登録することができません • デバイスとの通信が失敗しました • デバイスとの通信が回復しました • ポリシーは維持できません • ポリシーは正常に戻りました • 電力は正常に戻りました • 温度は正常に戻りました SNMP トラップは、サードパーティ製コンソールで OpenManage Power Center 固有のアラー
電子メールアラートの設定の編集 1. 左ペインで 設定 → アラート とクリックします。 2. SNMP トラップを有効にする チェックボックスをオンにします。 3. 送信先 IP アドレス、またはホスト名、ポート、コミュニティ名を入力します。 4. 電子メールアラートを有効にする チェックボックスを選択します。 5. 重大度レベル で、転送するイベントログアラートの重大度レベルを選択します。 6. アラート受信者の E-メールアドレスを入力します。複数のアドレスはセミコロンで区切ってください。 7. テスト E メール をクリックして E-メール受信者のリストにテスト E-メールを送信し、E-メールが正常 に送信されたことを確認します。 8.
Power Center のライセンスを取得するには、dell.com/us/business/p/dell-openmanage-powercenter/pd を参照してください。 ライセンスのインポート 試用期限後も引き続き製品を使用するには、ライセンスを購入、ダウンロード、およびインポートする必要 があります。 1. 左ペインで 設定 → ライセンス とクリックします。 2. ライセンス詳細 ペインで、ライセンスのインポート をクリックします。 3.
15 ログ ログ機能は、OpenManage Power Center で発生する予期しないイベント、情報イベント、または内部エラ ーに関する情報を表示します。リストの一番上には最新のアプリケーションログが表示されます。ログは最 大 100,000 エントリを保有することができます。 左ペインで ログ をクリックします。アプリケーションログ 画面が表示されます。この画面では次の操作が 可能です。 • ログの削除 • ログのエクスポート • ログリストの更新 • ログのフィルタ • 既存フィルタのクリア • ログリストの並べ替え • ログの最大数の指定 ログ表示の並び替え 1. 左ペインで ログ をクリックして、アプリケーションログのリストを表示します。 2.
16 バックアップとリカバリ OpenManage Power Center では、データをバックアップして復元することができます。OpenManage Power Center リカバリをサポートするには、まず最初に OpenManage Power Center データをバックアッ プする必要があります。OpenManage Power Center がサポートするのは完全なバックアップとリカバリの みで、増分バックアップおよびリカバリはサポートしません。 メモ: OpenManage Power Center データは定期的にバックアップするようにしてください。 バックアップおよびリカバリ中に OpenManage Power Center サービスを起動または停止する必要が生じ る場合があります。OpenManage Power Center サービスの詳細に関しては、Power Center サービスを参照 してください。OpenManage Power Center サービスの起動または停止方法の詳細に関しては、Windows ヘ ルプを参照してください。 バックアップとリカバリのための Pow
Power Center データのバックアップ 1. すべての OpenManage Power Center サービスを停止します。 2. OpenManage Power Center データのすべてをバックアップします。 a. OpenManage Power Center データテーブルにリストされているファイルに対しては、読み取りおよ び書き込み権限を持つオペレーティングシステムユーザーを追加する必要があります。また、 pgdata フォルダのサブコンテンツすべてに対して読み取り権限を追加する必要があります。権限の 変更方法については、オペレーティングシステムのマニュアルを参照してください。 b. OpenManage Power Center データファイルのすべてをバックアップ場所にコピーします。 メモ: PostgreSQL データベースファイル pgdata については、増分バックアップ / リカバリな どのカスタマイズされたデータベースバックアップリカバリを行う場合は、PostgreSQL バッ クアップおよびリカバリウェブページ(www.postgresql.org/docs/8.
• キーストアパスのアップデート: 下の太字で表示されている値を、回復された keystore.ssl ファイルの実際の場所に置き換えま す。 PAGE 12017 トラブルシューティング 本章では、Power Center で作業中に発生する既知の問題について説明します。 Power Center で何度もログインする必要があるのはなぜで すか? 考えられる原因: この問題は、Kerberos SSO のエレメントである Power Center サーバー、ウェブブラウ ザ、または AD ドメインコントローラ設定のひとつが正しく設定されていない場合に発生します。 解決方法: お使いの Power Center サーバーおよびウェブブラウザを Kerberos SSO 用に正しく設定してく ださい。詳細については、お使いのウェブブラウザのヘルプマニュアルを参照してください。 Power Center サーバーは正常に稼動しているのに、ウェブ ブラウザから Power Center 管理コンソールにアクセスでき ないのはなぜですか? 考えられる原因: プロキシ設定により、ブラウザがネットワーク上の Power Center サーバーにアクセスで きない場合があります。 解決方法: プロキシサーバー設定をチェックして、設定が正しいことを確認してください。 Powe
ネットワーク接続ステータスが接続済みなのに、Dell iDRAC6 デバイス(Dell PowerEdge Servers)への接続が切 断されたのはなぜですか? 考えられる原因: Dell iDRAC6 デバイスで同時に接続できるのは 3 セッションに制限されており、その制限 に達しました。解除されるまでセッションが占有される理由にはさまざまありますが、たとえば、短期間に 3 回、不正確な資格情報を使って Dell iDRAC6 デバイスにアクセスしようとした場合などです。 解決方法: Dell iDRAC6 デバイスが接続セッションを解除するまで 1 分間以上待ち、やりなおしてください。 デバイスから送信されたイベントを Power Center で受信で きないのはなぜですか? 考えられる原因: Power Center は、デバイスから送信されるイベントの送信先ホストです。 解決方法: Power Center サーバーの IP アドレスが、デバイスでイベントの送信先としてレジスタされてい ることを確認します。 考えられる原因: ネットワーク接続問題があります。 解決方法: デバイスネットワークと
– デバイス番号が大きい場合、次の手順を実行します。Power Center は最初にポリシーを削除し、次 にデバイスを削除します。 1. Power Center をインストールします。 2. すべてのデバイスを Power Center 管理コンソールに追加します。 3. すべてのデバイスを含む論理的グループを作成して、このグループに電力ポリシーを作成しま す。 4.
4. 再度 Power Center を開いてみてください。 OpenManage Power Center サーバーが SUSE Linux Enterprise Server 11 SP2 にインストールされているとき、ホ ームページに「内部エラーが発生しました。デルサポートに 連絡してサポートを受けてください。従属エラーコード: 0x8f0c1301」というエラーメッセージが表示されるのはなぜ ですか? 考えられる原因: SUSE Linux Enterprise Server 11 SP2 には、Power Center がサーバーの正しいタイムゾー ンの取得に失敗する原因となる既知のタイムゾーン問題があります。詳細に関しては、www.suse.com/ support/update/announcement/2012/suse-ru-20121258-1.
Chassis Management Controller(CMC)内の唯一のデバイ スが削除されたときに「ポリシーが正常に戻りました」イベ ントが表示されないのはなぜですか? 考えられる原因: シャーシ内の最後ブレードの電源が削除されると、シャーシ内にデバイスがなくなるた め、電源値が「-1」に戻ります。電力測定値とポリシー上限制限間の比較は失敗し、 「ポリシーが正常に戻り ました」イベントはトリガされません。 解決方法: 電力値が電力上限制限値を超過しなければ、ブレードをシャーシに追加することができます。 「ポ リシーが正常に戻りました」イベントがトリガされます。 124