Owners Manual
デフォルトの単位設定
これらの設定は電力 / 温度値を選択した単位に変換し、選択した通貨でエネルギー消費コストを表示します。
• 電力単位 – 電力詳細を表示するのに使用する電力単位を選択します。Power Center は選択した単位に
したがって電力値を自動換算します。
• 温度単位 – 温度詳細を表示するのに使用する温度単位を選択します。Power Center は選択した単位に
したがって温度値を自動換算します。
• 通貨 – エネルギー消費コスト表示に使用する通貨を選択します。単位を変更しても、Power Center が
為替レートにしたがってコストを換算するわけではありません。Power Center が行うのは通貨記号の
変更のみです。
これらは即座に有効となります。
プロトコルタイプデバイスタイムアウト
これらの設定は、デバイスと Power Center サーバー間のタイムアウトを構成するのに使用されます。
• IPMI – Power Center と IPMI が有効なデバイスの間の通信タイムアウト (1~20 秒)。デフォルトは 3 秒
です。
• SNMP – Power Center と SNMP が有効なデバイスの間の通信タイムアウト (1~20 秒)。デフォルトは 3
秒です。
• WS-MAN – Power Center と WS-MAN デバイスの間の通信タイムアウト (5~180 秒)。デフォルトは 60
秒です。
設定は、次回 Power Center が影響を受けたデバイスと通信しようとする時点から有効となります。
エネルギー消費設定
これらの設定は、エネルギー消費コストの計算に使用されます。
• 単一従量制料金 — キロワット / 時(kWh)あたりの電力料金。デフォルト単位で設定した通貨が使用
されます。デフォルトは 0 です。
• 冷却乗数 — 乗数を使用すると、デバイス/グループを冷却するのに必要なエネルギーを推測できます。
デフォルトは 1.5 です。
設定が有効になるのはいつですか?
• 単一従量制料金 — 次の 1 時間の最初から。たとえば、8:15 に設定を編集のウィンドウした場合、新し
い設定は 9:00 から有効になります。
• 冷却乗数 — 即時。
データベースポリシーの設定
データベースポリシー設定は、データベースメンテナンスポリシーの構成に使用されます。
Power Center は、圧縮された電力 / 温度データを使って、データベースファイルのデータセンターに対して監
視データを保管し、クエリ性能を高めてデータベースサイズを小さくするために最適化します。データベー
スには電力 / 温度の圧縮データと非圧縮データの両方が保管されます。データを圧縮することにより、サン
プリング間隔が決定した元の粒度ではなく、より大きい粒度(時間または日単位)を使って監視データを集
計および保存することにより、データクエリの効率を向上させます。
デフォルトでは、Power Center は、圧縮電力 / 温度データは最長 365 日、非圧縮電力 / 温度データは最長 14 日
間保管します。Power Center が圧縮 / 非圧縮データを保管する期間は、消去するデータの古さとデータ圧縮フ
ィールドを使って設定できます。期間を超過するデータや、消去日付より古いデータは削除されます。これ
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