Owners Manual
• bin — Power Center バイナリ
• conf — Power Center 構成ファイル
• external — Power Center によってインストールされた他のアプリケーション
• Logs — Power Center イベントログ
• Pgdata(デフォルト)— データベースファイル
データを保護するため、次のファイルはネットワークサービスまたは管理者ユーザーのみがアクセスできま
す。
• OpenManagePowerCenter\conf\app.config.xml
• OpenManagePowerCenter\external\apache-tomcat\conf\server.xml
Windows における Power Center サービス
Power Center には次のサービスが含まれます。
• Dell OpenManage Power Center – Power Center ウェブアプリケーションをホストする Apache Tomcat サ
ーバーで、アクション要求を Power Center サーバーに渡します。
• Dell OpenManage Power Center データベースサーバー – Power Center の PostgreSQL 内部データベース。
• Dell OpenManage Power Center SNMP ディスパッチャ – Windows SNMP トラップサービスがインストー
ルされている場合、
SNMP トラップを Dell OpenManage Power Center サーバーサービスに経路変更しま
す。Windows SNMP トラップサービスがインストールされていない場合、このサービスは自動的に停
止します。
メモ: Windows SNMP トラップサービスがインストールされている場合、それが無効となってい
ないことを確認してください。そうしないと、Power Center は正常に機能しません。
• Dell OpenManage Power Center サーバー – Power Center サーバーのコアサービス。デバイスとの通信を
含むすべてのアクションを実行します。
サービスを停止または開始するには、Windows Services リストから適切なサービスを選択して、実行するア
クションを選びます。
Power Center は Network Service アカウントを使ってすべてのサービスを開始します。セキュリティ目的で、
通常の Windows オペレーティングシステムユーザーアカウントに変更できます。アカウントの変更方法の
詳細に関しては、「通常の Windows OS ユーザーアカウントを使ったサービスの開始」を参照してください。
アップグレード
前のバージョンから Power Center をアップグレードするには、システムが次の最小要件を満たしている必要
があります:
• C: ドライブに最低 363 MB の空き容量がある
• Windows Server 2008(SP2 以降)を搭載している
1. OpenManage Power Center をインストールします。詳細に関しては、「Power Center のインストール」を参
照してください。
ダイアログボックスに、OMPC の旧バージョンがインストールされているというメッセージが表示され
ます。
2. 前の Power Center データベースを移行させる場合、必ず前のデータを移行するチェックボックスを選択
します。これにより階層情報、モニタリング履歴、ポリシー設定、イベントおよび機密性データなど
Power Center データの大部分が移行します。
3.
アップグレードするには、今すぐアップグレードをクリックします。アップグレードしない場合、キャ
ンセルをクリックします。
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