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22 Dell OpenManage Plug-in Version 1.0 for Oracle Enterprise Manager 12c | A00
6.3 ターゲットが使用不可
Dell OpenManage プラグインターゲットがダウンステータスになるには、いくつかの理由が考えられます。ほとんどの場合、
OEM 対応の OpenManage プラグインターゲットのダウンステータスは、設定中のエラーが原因です。プラグインの設定の際に
は、
Dell OpenManage Essentials システムへの接続に使用するすべての資格情報を必ず確認してください。これらの資格情
報のいずれかに誤りがあると、修正されるまでプラグインターゲットはダウンステータスになります。
6.4 データベースとサーバー間の自動関連付けが動作しない
プラグインでサーバーとデータベース間の自動関連付けを作成するには、OpenManage Essentials で、SSH プロトコルを使用
した
Linux オペレーティングシステムターゲットと WS-Man を使用した iDRAC の検出、および WMI プロトコルを使用した
Windows
オペレーティングシステムターゲットと WS-Man を使用した iDRAC の検出を行うことをお勧めします。OMSA がタ
ーゲットオペレーティングシステムにインストールされている場合、
SNMP プロトコルを SSH/WMI プロトコルの代わりに使用する
こともできます。
11G よりも前の世代の PowerEdge サーバーでは、iDRAC に対して WS-Man プロトコルはサポートされてい
ません。
SNMP プロトコルを代わりに使用する必要があります。
OpenManage Essentials
で検出されたサーバーは、ホスト名に基づきプラグインによってデータベースターゲットにリンクされ
ることに注意してください。ターゲットのホスト名が
OpenManage Essentials とプラグイン間で異なる場合、2 つのターゲットを
ユーザーが手動でリンクさせる必要があります。すべてのサーバーを
DNS に登録し、OpenManage Essentials で DNS 名解
決オプション(デフォルトで選択)を使用することをお勧めします。
6.5 デバイスがデータを返さず、「Result Has Repeating Key Value」(結果に繰
り返しのキー値があります)というエラーが表示される
OpenManage Plug-in for OEM 12c は、各デバイスが固有のデバイス名を持つ OpenManage Essentials 環境を監視
するように設計されています。名前の重複がある環境に存在するデバイスがある場合、プラグインは望ましくない動作を示します。
このようにプラグインを実行すると、さまざまな問題が発生する恐れがあります。これには、デバイスのステータスがない、デバイス
が昇格していないことをプラグインが報告している、または、All Metrics(すべてのメトリクス)に「Result has repeating key
value
」(結果に繰り返しのキー値があります)というポップアップエラーが表示される、などの問題があります。
複数のデバイスの名前が一致していることが確認された場合は、システム管理者に OpenManage Essentials 内でそれらの名
前を変更するように連絡してください。デバイス名が変更されたら、変更されたデバイスターゲットを削除し、プラグインの自動検出
プロセスを実行します。自動検出プロセスでは、新しい名前が付いた、昇格可能なデバイスが検出されます。