Users Guide
18 Dell OpenManage Plug-in Version 1.0 for Oracle Enterprise Manager 12c | A00
5 ユースケースシナリオ
データベース / システム管理者として、OEM コンソールで一連の Dell デバイスの監視、関連付け、およびコンソール起動を実
行するためのプラグインを利用したい
Dell OpenManage Plug-in for OEM は、次の Dell デバイスの監視、関連付け、およびコンソール起動を実現します。
• Dell PowerEdge サーバー(9~12G)
• Dell シャーシ
o PowerEdge M1000e
o PowerEdge VRTX
• Dell ストレージアレイ
o Compellent
o PowerVault
o EqualLogic
• Dell ネットワークスイッチ
o Force 10
o PowerConnect
メモ:
• Dell 12G サーバーは、Lifecycle Controller 搭載の Integrated Dell Remote Access Controller 7
(iDRAC 7)を介してエージェント不要の帯域外モードを使用するプラグインでサポートされます。Dell 9~12G サーバ
ーは、OpenManage Server Administrator(OMSA)を介した帯域内モードを使用した状態でサポートされます。
OMSA は現在、Oracle Linux オペレーティングシステムではサポートされません。Oracle Linux OS を実行してい
るサーバーなどを監視する場合は、代わりに iDRAC を使用します。
• OpenManage Essentials は帯域内モードと帯域外モードでデバイスを検出できますが、帯域外テクノロジーを使用
してデバイスを検出することをお勧めします。これは、帯域外管理テクノロジーによって、どこからでもエージェントを使
用せずに可用性を向上させることができるためです。
• データベースターゲットとサーバーターゲット間の関連付けは、ホスト名に基づいて自動的に行われます。サーバーとデ
ータベース間の自動関連付けには、OpenManage Essentials とプラグイン間で同じホスト名が必要です。ターゲット
のホスト名が OpenManage Essentials とプラグイン間で異なる場合、ターゲットはユーザーが手動でリンクさせる
必要があります。すべてのサーバーを DNS に登録し、OpenManage Essentials で DNS 名解決オプション(デフ
ォルトで選択)を使用することをお勧めします。その他のターゲット(ストレージおよびスイッチ)は、データベース /IT 管
理者が手動でリンクさせることもできます。
• シャーシのイベントは、サーバーに関連付けられませんが、シャーシステータスの変更に基づいてインシデントが作成さ
れます。
• 帯域外監視(のみ)は、OpenManage Essentials からホストを検出する方法を示します。ただし、ホスト名が帯域外
モードのみで使用できない場合、関連付けを行うためにオペレーティングシステムを検出してホスト名を取得する必要
があります。