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16 Dell OpenManage Plug-in Version 1.0 for Oracle Enterprise Manager 12c | A00
プラグイン導入に昇格するデバイスターゲットの数に応じて、OMA システムの追加が必要になる場合があります。これにより、各
追加デバイスターゲットで発生する追加のワークロードおよび収集を補います。詳細については、『
Advanced Oracle
Installation and Configuration Guide』(Advanced Oracle インストールと構成ガイド)の「Sizing Your Enterprise
Manager Deployment
」(Enterprise Manager の導入のサイジング)を参照してください。
4.4 Plug-in のメンテナンス
Dell OpenManage Essentials 環境は時間とともに変化する可能性があるので、OpenManage Plug-in では定期的に検
出プロセスを実行し、新しく検出されたデバイスターゲットを昇格させ、不要になったデバイスターゲットを削除することをお勧めしま
す。
4.4.1 自動検出の設定
OEM の実行検出プロセスを定期的に実行すると、Dell OpenManage Essentials 環境に新たに追加されたすべてのデバイ
スが検出されます。自動検出プロセスのデフォルト設定が変更されていない場合、プラグインが導入されている
OMA では新規デ
バイスターゲットに対する収集が毎日
1 回実行されます。
この収集スケジュールを変更する、または有効にするには、次の手順を実行します。
1. システム管理者権限で、Oracle Enterprise Manager Cloud Control ウェブコンソールにログインします。
2. Enterprise Manager
ウェブコンソールから、Setup(セットアップ)→ Add Target(ターゲットの追加)→
Configure Auto Discovery
(自動検出の設定)に移動します。
3. Dell OME Discovery Module
(Dell OME 検出モジュール)を選択し、Use following discovery schedule
for all target types on all hosts
(すべてのホストのすべてのターゲットタイプに対して次の検出スケジュールを使用
する)を選択します。このページで、頻度テキストボックスに希望の間隔を入力します。
4.4.2 デバイスターゲットの定期的な昇格
OMA で Dell OpenManage Plug-in に対する自動検出スケジュールを有効にすると、このプロセスによって新規のデバイス
ターゲットが定期的に検出されます。これらの新しく検出されたデバイスターゲットは、
Discovery Results(検出結果)表に表示
されたままとなり、昇格されるまでプラグインによって収集されません。これらのデバイスターゲットのデータ収集を希望しない場合、
処置は必要ありません。ただし、これらのデバイスターゲットのデータ収集を希望する場合、ターゲットを昇格させて収集を有効に
する必要があります。
デバイスターゲットを昇格させるには、次の手順を実行します。
1. システム管理者権限で、Oracle Enterprise Manager Cloud Control ウェブコンソールにログインします。
2. Enterprise Manager
ウェブコンソールから、Setup(セットアップ)→ Add Target(ターゲットの追加)→ Auto
Discovery Results
(自動検出結果)に移動します。
3. Non-Host Targets(ホスト以外のターゲット)タブをクリックします。
4. 表示されたリストで、昇格させる新しく検出されたすべてのデバイスターゲットを選択し、Promote(昇格)をクリックしま
す。
5. 次のページでは、すべてのプロパティが事前に入力されており、変更の必要はありません。Promote(昇格)をクリックし
ます。