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15 Dell OpenManage Plug-in Version 1.0 for Oracle Enterprise Manager 12c | A00
4 ベストプラクティス
以下に、Dell OpenManage Plug-in for Oracle Enterprise Manager の実装と使用に推奨されるベストプラクティスを示し
ます。
4.1 Dell PowerEdge サーバー
Integrated Dell Remote Access Controller 7iDRAC7)を使用して、エージェント不要の帯域外モードで Dell
PowerEdge 12G
サーバーを監視するこをお勧めします。帯域外管理を使用することで、IT 管理者は、サーバーオペレーティ
ングシステムにインストールされる従来の帯域内
OpenManage Server AdministratorOMSA)をインストールしたり、定期
的に証明 / 検証したりする必要がなくなります。帯域外管理テクノロジーにより、
IT 管理者はエージェントを使用せずに、どこか
でも効率的に
Dell システムを監視でき、可用性が向上します。これは、オペレーティングシステムやハイパーバイザの存在また
は状態に関係なく実現します。
また、Dell PowerEdge 9 世代(9G)から第 12 世代(12G)は、サーバーのオペレーティングシステムにインストールされた
OpenManage Server Administrator
OMSAから帯域内モードを使用して監視できます。これには、Microsoft Windows
Red Hat Enterprise LinuxRHEL)、SUSE Linux Enterprise ServerSLES)、ESX/ESXiHyper-V、および Citrix
XenServer
サポートが含まれます。OMSA は現在、Oracle Linux OS ではサポートされていないことに注意してください
Oracle Linux OS を実行しているサーバーなどを監視するには、PowerEdge 12G サーバーでのみサポートされる
integrated Dell Remote Access Controller 7
iDRAC 7)を使用します。『Dell
OpenManage Server Administrator
Support Matrix
』(Dell OpenManage Server Administrator サポートマトリクス)には、delltechcenter.com/omsa
アクセスできます。
4.2 Dell OpenManage Essentials
Dell OpenManage Essentials でデバイスを検出する際は、最適な動作のために次のことが推奨されます。
SSH
プロトコルで Linux オペレーティングシステムターゲット、および WS-Man iDRAC 検出します。
WMI
プロトコルで Windows オペレーティングシステムターゲット、および WS-Man iDRAC を検出します。
OMSA
がインストールされ、ターゲットオペレーティングシステムをサポートしている場合、SNMP プロトコルを
SSH/WMI プロトコルの代わりに使用することもできます。
Dell PowerEdge 11G よりも前のサーバー世代では、iDRAC に対して WS-Man プロトコルがサポートされていませ
ん。
SNMP プロトコルを代わりに使用する必要があります。
これは、Dell OpenManage Plug-in Dell デバイスを検出し、Oracle Enterprise Manager コンソールでサーバーとデ
ータベース間の自動的な関連付けを実行するために不可欠です。
4.3 Plug-in プラグイン導入に関する OMA の考慮事項
Dell OpenManage Plug-in に対応する Oracle Enterprise Manager 環境を設計し、準備するときは、Oracle
Management Agent
OMA)ディストリビューションについて慎重に考慮する必要があります。プラグインには Oracle
Management Server
OMSのローカルの OMA を使用できますが、常に、別個のシステムにインストールされた OMA を使
用することがベストプラクティスとなります。これにより、プラグインのデータ収集プロセスに適切な専用のハードウェアを用意できま
す。