Users Guide
11 Dell OpenManage Plug-in Version 1.0 for Oracle Enterprise Manager 12c | A00
3 OpenManage Plug-in for Oracle Enterprise Manager の使用
3.1 デバイスの検出および昇格
プラグインの初期セットアッププロセスが完了したら、その時点で監視されている Dell OpenManage Essentials 環境のすべて
のデバイスが検出され、基本設定に基づいて昇格されます。
追加のデバイスが環境に追加された場合は、それらのデバイスからデータを収集するための追加の処置を取る必要があります。
Dell OpenManage Plug-in は自動的にこれらの新しいデバイスを検出し、プラグインに追加しますが、プラグインはデバイス
固有のデータを収集しません。
メモ:新しいデバイスは昇格するまで、OpenManage Essentials のターゲットのツリービューにグレー表示のノードとして不明
ステータスで表示されます。
次の手順を実行して、検出されたターゲットのリストから、追加の各新規デバイスを検出された状態から昇格させる必要があります。
1. システム管理者権限で、Oracle Enterprise Manager Cloud Control ウェブコンソールにログインします。
2. Enterprise Manager
ウェブコンソールから、Setup(セットアップ)→ Add Target(ターゲットの追加)→ Auto
Discovery Results
(自動検出結果)に移動します。エージェントベースのターゲット表に、検出された新規のデバイス、
または初期セットアップ時に昇格しないように選択されたすべてのデバイスが表示されます。
メモ:Oracle Enterprise Manager では、1 日のデバイス検出の実行についてデフォルトの間隔が設定されます。これは、
Setup(セットアップ)→ Add Target(ターゲットの追加)→ Configure Auto Discovery(自動検出の設定)に移動し、
Dell OME Discovery Module(Dell OME 検出モジュール)をクリックすることで再設定できます。ここで、Use
following discovery schedule for all target types on all hosts(すべてのホストのすべてのターゲットタイプに対
して次の検出スケジュールを使用する)を選択し、頻度テキストボックスに希望の間隔を入力します。
3. 新しく検出されたデバイスを選択し、Promote(昇格)ボタンをクリックします。
メモ:複数選択を使用することによって、複数のデバイスを同時に昇格させることができます。ただし、複数のデバイスを同時
に昇格させるには、デバイスが同じターゲットタイプであることが必要です。
4. 希望のデバイスをすべて昇格し、プラグインに新規の収集間隔を設定すると、Dell OpenManage Essentials ターゲ
ットにそれらのデバイスがデータ付きで表示されます。
OpenManage Essentials ターゲットの初期セットアップと設定の詳細については、『Dell
OpenManage Plug-in Version
1.0 for OEM Installation Guide
』(Dell OpenManage Plug-in Version 1.0 for OEM インストールガイド)
(
dell.com/openmanagemanuals)を参照してください。