Dell OpenManage Plug-in Version 1.
レビジョン 日付 説明 2014 年 3 月 初版発行 © 2014 すべての著作権は Dell Inc. にあります。Dell Inc. の書面による許可のない複写は、いかなる形態においても厳重に禁止されてい ます。 本書で使用されている商標: Dell™、Dell のロゴ、Dell Boomi™、Dell Precision™、OptiPlex™、Latitude™、PowerEdge™、PowerVault™、 PowerConnect™、OpenManage™、EqualLogic™、Compellent™、KACE™、FlexAddress™、Force 10™、および Vostro™ は ® ® Dell Inc. の商標です。他の Dell の商標が本書に使用されている場合があります。Cisco Nexus®、Cisco MDS 、Cisco NX-0S 、およ ® ® ® びその他の Cisco Catalyst は Cisco System, Inc.
目次 1 2 Dell OpenManage Plug-in for Oracle Enterprise Manager について ................................................................................ 5 1.1 特長 .................................................................................................................................................................................... 5 1.2 サポートマトリックス .........................................................................................................................................................
6 トラブルシューティング ...............................................................................................................................................................20 6.1 Plug-in のログの場所と説明..........................................................................................................................................20 6.2 デバイスデータの欠落 .....................................................................................................................................................
1 Dell OpenManage Plug-in for Oracle Enterprise Manager について 1.
• Oracle Enterprise Manager からの OpenManage Essentials の 1 対多のコンソール起動 - この機能を使用 すると、管理者は、Dell デバイスの詳細なインベントリ情報を表示でき、Dell OpenManage Essentials ツールから 複数の Dell ハードウェアの設定、アップデート、および管理を実行できます。 OpenManage Plug-in は OpenManage Essentials に統合され、OEM コンソールにハードウェアウェア情報を取り出しま す。これは、物理サーバーまたは仮想マシンにインストールする必要のある必須のコンポーネントです。複数の OpenManage Plug-in のインスタンスを所定の時間に同一の Oracle Enterprise Manager 環境で指定することができます。これには、同一 の Oracle Management Agent(OMA)上のインスタンスまたは別個の OMA 上のインスタンスが含まれます。ただし、各プ ラグインインスタンスの追加によって、OpenManage Essentia
2 Dell OpenManage Plug-in for Oracle Enterprise Manager をお使いになる前に 2.1 OpenManage Plug-in for Oracle Enterprise Manager の設定 Dell OpenManage Plug-in for OEM は、Oracle Enterprise Manager プラグインの標準のインストール手順に従います。 手順については、dell.com/openmanagemanuals にある『Dell OpenManage Plug-in Version 1.0 for Oracle Enterprise Manager 12c Installation Guide』(Dell OpenManage Plug-in Version 1.0 for Oracle Enterprise Manager 12c インストールガイド)を参照してください。 2.1.
図1 2.1.2 承認済みのアラートのフィルタリング Plug-in の収集間隔の設定 Oracle Enterprise Manager を使用すると、プラグインが特定のメトリクスのデータを収集する間隔を設定できます。特定のメト リクスのアップデート頻度を加減する必要がある場合、それに応じて間隔を調整できます。これは、必要に応じでプラグインパフォ ーマンスを細かく調整するのに役立ちます。 メモ:一部のメトリクスの収集間隔は設定できない場合があります。 プラグインの収集間隔を設定するには、次の手順を実行します。 1. システム管理者権限で、Oracle Enterprise Manager Cloud Control ウェブコンソールにログインします。 2. ウェブコンソールから OpenManage Essentials のホームターゲット:Target(ターゲット)→ All Target(すべてのタ ーゲット)に移動して、ターゲットへのリンクをクリックします。 3.
図2 2.1.3 メトリクス収集スケジュールの調整 手動によるターゲット間の関連付けの作成 OEM で 2 つのターゲットを関連付けると、OEM 対応の OpenManage プラグインのモニタリング機能が大幅に強化されます。 この関連付けによって、データまたはターゲットの 2 つのグループ間の論理リンクを作成できます。それにより、データの問題や傾 向を分析し、影響を受ける可能性があるインフラストラクチャのその他の領域を理解するための機能が強化されます。このことは 特に、Dell OpenManage プラグインで手動の関連付けのみがサポートされる Dell のストレージとスイッチの関連付けに関係 します。 Oracle Enterprise Manager を使用して、2 つの Dell OpenManage Essentials サブターゲットを手動で関連付けるには、 次の手順を実行します。 1. システム管理者権限で、Oracle Enterprise Manager Cloud Control ウェブコンソールにログインします。 2.
9. Next(次へ)をクリックします。 10. Next(次へ)をクリックして設定を確認したら、Finish(完了)をクリックします。 2.1.4 ターゲット間の関連付けの表示 作成された関連付けは、OEM のトポロジビューに表示されます。このビューは、Dell OpenManage Plug-in のターゲット間と、 Dell OpenManage Plug-in のターゲットとその他の OEM ターゲット間の関係を理解するのに役立ちます。 OEM 内の関連付けを表示するには、次の手順を実行します。 1. 2. 3. 4. システム管理者権限で、Oracle Enterprise Manager Cloud Control ウェブコンソールにログインします。 ウェブコンソールから、Targets(ターゲット)→ All Targets(すべてのターゲット)に移動します。 リストから、表示する関連付けの一部であるターゲットをクリックします。 サブターゲットページから、Dell OME Server(Dell OME サーバー)コンテキスト依存ドロップダウンリストを選択 します。 5.
3 OpenManage Plug-in for Oracle Enterprise Manager の使用 3.1 デバイスの検出および昇格 プラグインの初期セットアッププロセスが完了したら、その時点で監視されている Dell OpenManage Essentials 環境のすべて のデバイスが検出され、基本設定に基づいて昇格されます。 追加のデバイスが環境に追加された場合は、それらのデバイスからデータを収集するための追加の処置を取る必要があります。 Dell OpenManage Plug-in は自動的にこれらの新しいデバイスを検出し、プラグインに追加しますが、プラグインはデバイス 固有のデータを収集しません。 メモ:新しいデバイスは昇格するまで、OpenManage Essentials のターゲットのツリービューにグレー表示のノードとして不明 ステータスで表示されます。 次の手順を実行して、検出されたターゲットのリストから、追加の各新規デバイスを検出された状態から昇格させる必要があります。 1.
3.2 デバイスの管理 OpenManage Plug-in for OEM 12c に移動して、このプラグインがデータを収集するデバイスの表示を開始します。 OpenManage Plug-in for OEM 12c に移動するには、次の手順を実行します。 1. システム管理者権限で、Oracle Enterprise Manager Cloud Control ウェブコンソールにログインします。 2. ウェブコンソールから、Targets(ターゲット)→ All Targets(すべてのターゲット)に移動します。 3.
3.2.1 コンソールの起動 Dell OpenManage Plug-in for OEM では、2 つの異なるタイプのコンソールを利用して、プラグインと Dell デバイスおよび ソフトウェアとの間をリンクさせます。OpenManage Plug-in for OEM では、Data Sources(データソース)リンクまたは View in OpenManage Essentials(OpenManage Essentials で表示)リンクを使用して、コンソールを起動できます。 3.2.
3.2.
4 ベストプラクティス 以下に、Dell OpenManage Plug-in for Oracle Enterprise Manager の実装と使用に推奨されるベストプラクティスを示し ます。 4.
プラグイン導入に昇格するデバイスターゲットの数に応じて、OMA システムの追加が必要になる場合があります。これにより、各 追加デバイスターゲットで発生する追加のワークロードおよび収集を補います。詳細については、『Advanced Oracle Installation and Configuration Guide』(Advanced Oracle インストールと構成ガイド)の「Sizing Your Enterprise Manager Deployment」(Enterprise Manager の導入のサイジング)を参照してください。 4.4 Plug-in のメンテナンス Dell OpenManage Essentials 環境は時間とともに変化する可能性があるので、OpenManage Plug-in では定期的に検 出プロセスを実行し、新しく検出されたデバイスターゲットを昇格させ、不要になったデバイスターゲットを削除することをお勧めしま す。 4.4.
メモ:同時に複数のデバイスターゲットを昇格させることができますが、同時に昇格させるターゲットはすべて同じターゲットタイプ であることが必要です。 メモ:昇格プロセス時に事前入力されたプロパティを変更すると、望ましくない動作を引き起こす恐れがあるので推奨されません。 4.4.3 デバイスターゲットの定期的な削除 OpenManage Plug-in で昇格したデバイスターゲットを定期的に見直し、すでに存在しないプラグインや、収集を希望しないプ ラグインを削除することをお勧めします。デバイスターゲットを削除することで、プラグインの動作がより効率的になり、不要なデー タのクラッタが排除されます。 デバイスターゲットを削除するには、次の手順を実行します。 1. システム管理者権限で、Oracle Enterprise Manager Cloud Control ウェブコンソールにログインします。 Enterprise Manager ウェブコンソールから、Targets(ターゲット)→ All Targets(すべてのターゲット)に移動します。 3.
5 ユースケースシナリオ データベース / システム管理者として、OEM コンソールで一連の Dell デバイスの監視、関連付け、およびコンソール起動を実 行するためのプラグインを利用したい Dell OpenManage Plug-in for OEM は、次の Dell デバイスの監視、関連付け、およびコンソール起動を実現します。 • • Dell PowerEdge サーバー(9~12G) Dell シャーシ o PowerEdge M1000e o PowerEdge VRTX Dell ストレージアレイ o Compellent o PowerVault o EqualLogic Dell ネットワークスイッチ o Force 10 o PowerConnect • • メモ: • Dell 12G サーバーは、Lifecycle Controller 搭載の Integrated Dell Remote Access Controller 7 (iDRAC 7)を介してエージェント不要の帯域外モードを使用するプラグインでサポートされます。Dell 9~12G サーバ ーは、Open
データベース / システム管理者として、OEM 内でのデータベースグループ化およびアプリケーショングループ化に基づき、Dell ハードウェアノードを分類したい。これによって、管理者は、OEM に定義された特定のワークロードをホストするために何が使用 されるかを判断できるようになる。 これは特に、データベース管理者(DBA)の観点から、ストレージシステムでのデータベースストレージの使用状況を表示すること に関係します。 これは、ワークロードやアプリケーションのビューアではありません。Dell OpenManage Plug-in のノードは、OpenManage Essentials の表示で常にグループ化され、サポートされている適切なデータベースターゲットに自動的にリンクされます。 データベース / システム管理者として、OpenManage Esssentials でのグループ化と同様に、すべてのモジュラーブレード、 EqualLogic ブレードアレイ、および Force 10 ブレード I/O スイッチがそれぞれのシャーシの下にグループ化されるようにした い。 このプラグインは、Dell OpenM
6 トラブルシューティング Dell OpenManage Plug-in for OEM の使用中に、設定上または動作上の問題が発生する場合があります。この項では、一 般的な問題のトラブルシューティングに必要な情報について説明します。 6.1 Plug-in のログの場所と説明 Dell OpenManage Essentials Plug-in for OEM ログファイルは、Oracle Management Agent(OMA)のローカルシス テム上に見つけることができます。OMA のインストールの場所によって、ログは次の場所に配置されます。 [OMA_HOME]/plugins/dell.em.ome.agent.plugin_12.1.0.1.
図5 6.2 OEM からのトレースログの表示 デバイスデータの欠落 OpenManage Essentials Home ターゲットを表示している場合、ツリービュー内を移動すると、一部のデバイスがデータなし で表示されます。 OpenManage Essentials Home ターゲットのデバイスサブターゲットのデータ収集を有効にするには、各デバイスサブターゲ ットを OEM Cloud Control 内で昇格させる必要があります。この問題を解決するには、次の手順を実行します。 1. システム管理者権限で、Oracle Enterprise Manager Cloud Control ウェブコンソールにログインします。 2. Enterprise Manager ウェブコンソールから、Setup(セットアップ)→ Add Target(ターゲットの追加)→ Configure Auto Discovery(自動検出の設定)に移動します。 3.
6.3 ターゲットが使用不可 Dell OpenManage プラグインターゲットがダウンステータスになるには、いくつかの理由が考えられます。ほとんどの場合、 OEM 対応の OpenManage プラグインターゲットのダウンステータスは、設定中のエラーが原因です。プラグインの設定の際に は、Dell OpenManage Essentials システムへの接続に使用するすべての資格情報を必ず確認してください。これらの資格情 報のいずれかに誤りがあると、修正されるまでプラグインターゲットはダウンステータスになります。 6.
7 よくあるお問い合わせ(FAQ) 質問:Dell OpenManage Plug-in for OEM のライセンスについて簡単に説明してください。 回答:このプラグインは無料でインストールし、使用できます。このプラグインまたは OpenManage Essentials に関連するコス トはありません。OpenManage Essentials は、このプラグインを動作させるための必須のソフトウェアです。 質問:プラグインでサポートされている言語は何ですか? 回答:このプラグインは、フランス語、ドイツ語、スペイン語、日本語、および簡体中国語でローカライズされています。 質問:OpenManage Essentials をインストールしたくありません。それでもこのプラグインを使用できますか? 回答:いいえ。プラグインを動作させるには、物理サーバーまたは仮想マシンに OpenManage Essentials をインストールする ことが不可欠です。 質問:Dell サーバーの帯域内 監視方法と帯域外(OOB)監視方法の違いは何ですか? 回答:Dell サーバーを監視するには、サーバーオペレーティングシステ
質問:Dell OpenManage Essentials をダウンロードするには、どうしたらよいですか? 回答:Dell OpenManage Essentials は、Dell テックセンター (HYPERLINK "http://www.delltechcenter.com/ome" delltechcenter.com/ome)からダウンロードできます。 24 Dell OpenManage Plug-in Version 1.