Users Guide

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デバイスの検出とインベントリ
デバイス検出について
Nagios Core コンソールでは、サポートされている Dell デバイスを、このプラグインを使用して検出するこ
とができます。サポートされている Dell デバイスの監視プロトコルは次のとおりです。
Dell サーバーは、SNMP または WS-MAN プロトコルを使用して検出されます。
メモ: Dell サーバーは SNMP または WS-MAN プロトコルを使用して検出できますが、両方のプロ
トコルを同時に使用することはできません。SNMP プロトコルで検出済みのサーバーを WS-MAN
プロトコルで(あるいはその逆で)再検出するには、-f オプションと使用するプロトコルのパラメ
ータを一緒に指定した検出スクリプトを実行します。
たとえば、次のとおりです。
SNMP プロトコルを使用してサーバーが検出されましたが、同じデバイスを WS-MAN プロトコル
で検出する必要がある場合は、<NAGIOS_HOME>/dell/scripts に移動し、次の PERL スクリプ
トを実行します。
perl dell_device_discovery.pl -H <host or IP Address> -P 2 –f
<NAGIOS_HOME> Nagios Core がインストールされている場所であり、<NAGIOS_HOME> の場所はデ
フォルトで /usr/local/nagios です。
Dell シャーシは、WS-MAN プロトコルを使用して検出されます。Dell シャーシの監視にはローカルユー
ザー資格情報のみを使用してください。
Dell ストレージは、SNMP プロトコルを使用して検出されます。
Dell デバイスの検出には、Dell Device Discovery Utility を使用する必要があります。検出が正常に行われる
と、検出されたデバイスについて、ホストおよびサービス定義ファイルが作成されます。デバイスには、固
有のホスト名と IP アドレスが存在することが推奨されます。Nagios Core で、検出する Dell デバイスに対
するホストおよびサービス定義がすでに存在していないことを確認してください。
デバイスは、次のいずれかを使用して検出することができます。
デバイスの IP アドレスまたは FQDN
マスク付きサブネット
デバイスの IP アドレスまたは FQDN のリストが含まれたファイル
メモ: 要件に基づいて、同時に実行可能な検出プロセスの数をカスタマイズするには、
Dell_OpenManage_Pluginresourcesdell_pluginconfig.cfg ファイルに移動し、次のパラメー
タのデフォルト値を編集します。
process.count。デフォルト値は 20 です。
process.count の推奨値は 1150 の値です
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