Nagios Core 向け Dell OpenManage Plug-in バ ージョン 2.
メモ、注意、警告 メモ: メモでは、コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: 注意では、ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その問題を回避するための方法 を説明しています。 警告: 警告では、物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 著作権 © 2015 Dell Inc. 無断転載を禁じます。この製品は、米国および国際著作権法、ならびに米国および国際知的財産 法で保護されています。Dell™、および Dell のロゴは、米国および / またはその他管轄区域における Dell Inc. の商標です。 本書で使用されているその他すべての商標および名称は、各社の商標である場合があります。 2015 - 10 Rev.
目次 1 Nagios Core 向け Dell OpenManage Plug-in バージョン 2.0 について....... 6 2 Dell OpenManage Plug-in バージョン 2.0 の新機能....................................... 7 3 主な機能.................................................................................................................. 9 4 サポートマトリックス......................................................................................... 11 Dell Datacenter Scalable Solutions....................................................................................................
8 Dell デバイスの保証情報.................................................................................... 39 保証情報の属性....................................................................................................................................39 Dell 保証情報パラメータの設定.......................................................................................................... 39 保証情報の表示....................................................................................................................................
RACADM を使用した iDRAC の SNMP トラップ宛先アドレスの設定 ..............................................
1 Nagios Core 向け Dell OpenManage Plugin バージョン 2.0 について 本ガイドは、Nagios Core 向け Dell OpenManage Plug-in バージョン 2.
2 Dell OpenManage Plug-in バージョン 2.0 の新機能 次の表は、Dell OpenManage Plug-in バージョン 2.0 の新機能と機能性のリストです。 表 1.
新機能 説明 SNMP アラートの表示と 監視 サポートされている Dell デバイスからの SNMP アラートを表示および監視し ます。 トラップベースの正常性 監視 サポートされている Dell デバイスのトラップベースの正常性監視を行います。 Dell デバイス固有コンソ ールの起動 このバージョンは、サポートされている Dell デバイスに対してさらなるトラブ ルシューティング、設定、または管理アクティビティを実行するために、次の Dell 1 対 1 コンソールの起動をサポートします。 • • • • • 保証情報の表示 Dell PowerEdge M1000e シャーシ向けの Dell PowerEdge M1000e シャ ーシコントローラ管理コンソール Dell PowerEdge VRTX シャーシ向けの Dell PowerEdge VRTX シャーシコ ントローラ管理コンソール Dell PowerEdge FX2/FX2s シャーシ向けの Dell PowerEdge FX2/FX2s シ ャーシコントローラ管理コンソール Dell Compellent ストレージ
3 主な機能 Nagios Core 向け Dell OpenManage Plug-in バージョン 2.0 の主な機能は、次の表に説明されているとおり です。 表 2.
機能 機能性 デバイス固有コンソールの起動 サポートされている Dell デバイスのトラブルシューティングと管理 をさらに行うため、それぞれの Dell 1 対 1 コンソールを起動します。 詳細については、「Dell デバイス固有コンソールの起動」を参照して ください。 保証情報 サポートされている Dell デバイスに対して定期的な方法で保証情報 を監視および表示し、Nagios Core コンソール内に状態を表示しま す。詳細については、「Dell デバイスの保証情報」を参照してくださ い。 10
4 サポートマトリックス Nagios Core 向け Dell OpenManage Plug-in は、次の表にリストされた Dell デバイスをサポートします。 Dell Datacenter Scalable Solutions 表 3. サポートされている Dell Datacenter Scalable Solutions。 Dell Datacenter Scalable Solutions(DSS) DSS 1500 DSS 1510 DSS 2500 Dell PowerEdge サーバー 表 4.
第 12 世代 PowerEdge サーバー 第 13 世代 PowerEdge サーバー R930 T130 T330 T430 T630 Dell シャーシ 表 5. サポートされている Dell シャーシ。 Dell PowerEdge FX2 Dell PowerEdge FX2s Dell PowerEdge VRTX Dell PowerEdge M1000e Dell Compellent ストレージアレイ 表 6. サポートされている Dell Compellent ストレージアレイ。 Compellent Series 40 Compellent SC4020 Compellent SC8000 Dell EqualLogic PS-Series ストレージアレイ 表 7.
PowerVault MD3800f PowerVault MD3800i PowerVault MD3820f PowerVault MD3820i PowerVault MD3860f PowerVault MD3860i 13
5 デバイスの検出とインベントリ デバイス検出について Nagios Core コンソールでは、サポートされている Dell デバイスを、このプラグインを使用して検出するこ とができます。サポートされている Dell デバイスの監視プロトコルは次のとおりです。 • Dell サーバーは、SNMP または WS-MAN プロトコルを使用して検出されます。 メモ: Dell サーバーは SNMP または WS-MAN プロトコルを使用して検出できますが、両方のプロ トコルを同時に使用することはできません。SNMP プロトコルで検出済みのサーバーを WS-MAN プロトコルで(あるいはその逆で)再検出するには、-f オプションと使用するプロトコルのパラメ ータを一緒に指定した検出スクリプトを実行します。 たとえば、次のとおりです。 SNMP プロトコルを使用してサーバーが検出されましたが、同じデバイスを WS-MAN プロトコル で検出する必要がある場合は、/dell/scripts に移動し、次の PERL スクリプ トを実行します。 perl dell_device_discover
Dell Device Discovery Utility について Dell Device Discovery Utility を実行するには、/dell/scripts に移動し、次の PERL ス クリプトを実行します。 perl dell_device_discovery.pl –h 使用可能なすべての Dell Device Discovery Utility オプションが表示されます。 perl dell_device_discovery.pl -H | -F | -S [-P ] [-c ] [-t ] [-f] [-d] 表 9.
オプション 簡単な説明 説明 このオプションは、検出済みのデ バイスを再検出するために使用さ れます。 -d 詳細サービス サービステンプレートファイルに 定義されているサービスに基づい たすべてのサービスの監視オプシ ョンです。 このオプションなしでユーティリ ティを実行すると、3 つの基本サー ビスが作成されます。詳細につい ては、 「表 3. 選択したプロトコルに 基づいて作成されるデフォルトサ ービス」を参照してください 。 検出時に選択したオプションに基づいて、次のサービスがそのホストに関連付けられます。 • -d オプションを指定せずに perl dell_device_discovery.pl を実行すると、基本サービスのみが デフォルトで作成され、ユーザーインタフェースの サービス の下に表示されます。 メモ: トラップを受信できるように SNMPTT が設定されている必要があります。 • -d オプションを指定して perl dell_device_discovery.
サービス snmp WS-MAN プロトコル デルサーバー電流量状態 √ √ デルサーバー CPU 状態 √ X デルサーバー電源装置状態 √ X デルサーバー温度プローブ状態 √ √ デルサーバー SD カード状態 X √ Dell サーバー FC NIC 状態 X √ Dell サーバー保証情報 √ √ 表 11.
サービス 詳細サービス Dell ストレージ Compellent 物理ディスク状態 Dell ストレージ Compellent ボリューム状態 Dell ストレージ Compellent コントローラ保証情報 表 13. SNMP プロトコルに基づいて Dell EqualLogic PS-Series ストレージアレイ用に作成されるデフォルト サービス サービス 基本サービス Dell ストレージ EqualLogic メンバーの全体的な正常性状態 Dell ストレージ EqualLogic メンバー情報 Dell ストレージ EqualLogic グループ情報 Dell ストレージ EqualLogic メンバートラップ 詳細サービス Dell ストレージ EqualLogic メンバー物理ディスク状態 Dell ストレージ EqualLogic グループボリューム状態 Dell ストレージ EqualLogic グループストレージプール状態 Dell ストレージ EqualLogic メンバー保証情報 表 14.
• Dell サーバー FC NIC 状態 Dell Server FC NIC Status サービスを監視しない場合は、次のように、行の先頭に # を使用してコメ ントにします。 #Dell Server FC NIC Status このサービスは、Nagios Core コンソールで検出された Dell サーバーに対して作成されなくなります。 プロトコルパラメータについて 検出中、選択したプロトコル(SNMP または MS-MAN)に応じて、パラメータファイ ル .dell_device_comm_params.cfg でプロトコルの値を設定することができます。 .dell_device_comm_params.cfg ファイルは、次の場所:/dell/scripts に存在しま す。提供されるオプションは次の通りです。 表 15. パラメータファイル プロトコル通信パラメータ 説明 snmp snmp.version SNMP バージョンの入力に使用します。デフォルト バージョンは 2 です。 snmp.
メモ: ユーザーマクロである snmp.community、wsman.username、および wsman.password は、 /dell/resources/ で使用可能な dell_resources.
5. 検出ユーティリティスクリプトが実行されたら、コマンド /bin/nagios -v /usr/ local/nagios/etc/nagios.cfg を実行して、Nagios の設定を検証します。 6. エラーが存在しないことを確認したら、コマンド service nagios restart を実行して Nagios Core を再起動します。 7. ログされた情報は、ログファイルパス:/var/dell/ discovery_.
表 16.
サービス Dell ストレージ EqualLogic メンバー情 報 Dell ストレージ EqualLogic グループ情 報 Dell ストレージ PowerVault MD 情報 ステータス 可能な状況は次のとおり です。 • OK • 不明 • 重要 • 警告 説明 表示される属性 • プライマリコントロ ーラモデル • セカンダリコントロ ーラ名 • セカンダリコントロ ーラ IP • セカンダリコントロ ーラサービスタグ • セカンダリコントロ ーラモデル • Compellent URL このサービスは、Dell • EqualLogic メンバーの基 • 本的なデバイスインベン トリ情報を提供します。 • • メンバー名 製品シリーズ モデル名 Service Tag(サービス タグ) • Firmware Version(フ ァームウェアバージ ョン) • シャーシタイプ • ディスク数 • 容量(GB) • 空き容量(GB) • RAID ポリシー • RAID Status • Group Name(グ
各種コンポーネントの属性情報については、 「デルデバイスのコンポーネント正常性の監視について」を参照 してください。 デバイス情報の表示 Dell サーバー情報 サービスが実行されてから Dell デバイスに関する情報を表示するには、Nagios Core コ ンソールの左ペインで 現在の状態 → サービス に移動します。デバイス情報が右ペインに表示されます。 Nagios Core コンソールでの Dell デバイスの表示 Nagios Core コンソールで Dell デバイスを表示するには、デバイスがすでに検出され、インベントリされて いることを確認してください。 検出されたデルデバイスは、Nagios Core の ホスト ビュー、または サービス ビューで表示することができ ます。 1. Nagios Core でホストを表示するには、左ペインで 現在の状態 の下にある ホスト を選択します。 右ペインにホストが表示されます。 2.
6 Dell デバイスの監視 以降の項の説明に従って、Dell デバイスの状態を監視することができます。 Dell デバイスの全体的な正常性状態 Nagios Core コンソールで Dell デバイスの全体的な正常性状態を監視することができます。全体的な正常 性状態は、サポートされている Dell デバイスのコンポーネントの状態を集約したものです。 全体的な正常性状態について デバイスの全体的な正常性状態は、設定された間隔に基づいて定期的にポーリングされます。全体的な正常 性状態 サービスは、デフォルトで 1 時間に 1 度にスケジュールされています。 表 17.
サービス ステータス 説明 WS-MAN 使用時に 表示される属性 SNMP 使用時に表 示される属性 • Chassis Intrusion • 保管時 Dell シャーシの全 体的な正常性状態 Dell シャーシのグ シャーシ全体 ローバルな正常性 状態を提供します。 該当なし Dell ストレージ EqualLogic メンバ ーの全体的な正常 性 Dell EqualLogic ス トレージアレイの グローバルな正常 性状態を提供しま す。 メンバー全体 Dell ストレージ Compellent の全体 的な正常性状態 Dell Compellent ス 該当なし トレージアレイの グローバルな正常 性状態を提供しま す。 Storage Center 全 体 Dell ストレージ Compellent コント ローラの全体的な 正常性状態 Dell Compellent ス 該当なし トレージアレイの コントローラのグ ローバルな正常性 状態を提供します。 コントローラ全体 Dell ストレージ PowerVault MD の 全体的な正常性状 態 Del
Dell デバイスのコンポーネント正常性の監視について この監視は、定期的なポーリングに基づく、Dell デバイスのコンポーネントレベルの正常性状態に対する正 常性監視です。 関連するオプションで検出ユーティリティを実行すると、対応するサービスが作成されます。これらのサー ビスは定期的に実行され、コンポーネントの全体的な正常性をアップデートします。コンポーネントの状態 と情報は、Nagios Core ユーザーインタフェースに表示されます。 状態情報列のコンポーネント情報のフォーマットは、=, = です。 例:Status=CRITICAL, FQDD=Fan.Embedded.1, State=Enabled 表 18.
サービス Dell サーバーバッ テリステータス デルサーバーイン トルージョン状態 デルサーバーネッ トワークデバイス 状態 デルサーバー CPU 状態 ステータス 説明 WS-MAN 使用時に 表示される属性 SNMP 使用時に表 示される属性 的な正常性状態を 提供します。 • 速度(RPM) • 速度(RPM) デルサーバー内に あるバッテリの全 体的な正常性状態 を提供します。 • ステータス • ステータス • Location(場所) • • 状況 • 状況 • 読み取り • 読み取り • ステータス • ステータス • Location(場所) • • 状況 • 状況 • 読み取り • タイプ • 読み取り デルサーバー内に あるシャーシイン トルージョンの全 体的な正常性状態 を提供します。 Dell サーバー内に ある NIC の最悪な 場合における集約 正常性状態を提供 します。 デルサーバー内に ある CPU の全体的 な正常性状態を提 供します。 デルサーバー温度 プローブ状態 デルサー
サービス デルサーバー電圧 プローブ状態 デルサーバーコン トローラ状態 デルサーバー電流 量状態 デルサーバー SD カ ード状態 ステータス 説明 WS-MAN 使用時に 表示される属性 デルサーバー内に 使用できません ある電圧プローブ の全体的な正常性 状態を提供します。 Dell サーバー内に あるストレージコ ントローラの最悪 な場合における集 約正常性状態を提 供します。 デルサーバー内に ある電流量プロー ブの全体的な正常 性状態を提供しま す。 使用できません 使用できません デルサーバー内に • ある SD カードの全 • 体的な正常性状態 • を提供します。 • ステータス • 初期化状況 • サイズ(GB) • Dell サーバー FC NIC 状態 Dell サーバー保証 情報 Dell サーバー内に • ある FC NIC の全体 • 的な正常性状態を • 提供します。 Dell サーバーの保 証情報状態を提供 します。 SNMP 使用時に表 示される属性 • ステータス • Location(場所) • 状況 • 測定値
サービス ステータス WS-MAN 使用時に 表示される属性 説明 SNMP 使用時に表 示される属性 • 残りの日数 表 19.
サービス ステータス 説明 WS-MAN 使用時に表示 される属性 • Dell シャーシ電源装置状 態 Dell シャーシコントロー ラ状態 Dell PowerEdge VRTX シ ャーシにのみ適用可能で す。 Dell シャーシエンクロー ジャ状態 Dell PowerEdge VRTX シ ャーシにのみ適用可能で す。 Dell シャーシ IO モジュ ール状態 Dell シャーシスロット情 報 32 Dell シャーシ内にある電 • 源装置の最悪な場合にお • ける集約正常性状態を提 • 供します。 • Dell シャーシ内にあるス トレージコントローラの 最悪な場合における集約 正常性状態を提供しま す。 ステータス FQDD 名前 パーツ番号 • Slot(スロット) • 入力電圧(V) • 入力電流(A) • 出力電力(W) • ステータス • FQDD • 名前 • キャッシュサイズ (MB) • ファームウェアバー ジョン • スロットタイプ • セキュリティ状態 • 巡回読み取り状態 Dell シャーシ内にあるエ
サービス ステータス Dell シャーシ KVM 状態 Dell シャーシ保証情報 説明 WS-MAN 使用時に表示 される属性 • サービスタグ • iDRAC IP Dell シャーシ内にある • KVM(キーボード、ビデ • オ、マウス)の最悪な場 合における集約正常性状 態を提供します。 ステータス Dell シャーシの保証情報 • 状態を提供します。 • サービスタグ サービスレベルの詳 細 アイテム番号 タイプ 出荷日(UTC) 開始日(UTC) 終了日(UTC) 残りの日数 • • • • • • 名前 表 20.
サービス ステータス 説明 WS-MAN 使用時に表示 される属性 • • • • 出荷日(UTC) 開始日(UTC) 終了日(UTC) 残りの日数 表 21.
メモ: Compellent コントローラの正常性を監視する方法の詳細については、Dell.com/support にある『Dell Compellent Controllers User’s Guide』 (Dell Compellent コントローラユーザーズガイド)を参照して ください。 Dell シャーシエンクロージャ状態は、エンクロージャの プライマリ 状態のみを表示します。詳細につ いては、Dell PowerEdge VRTX シャーシコンソール、あるいは Dell.com/support にある『Dell PoweEdge VRTX chassis User’s Guide』(Dell PoweEdge VRTX シャーシユーザーズガイド)を参照し てください。 メモ: 表 23.
表 24.
SNMP アラートを表示するには、次の手順を実行します。 Nagios Core ユーザーインタフェースの 現在の状態 の下で、サービス を選択し、それぞれの Dell デバ イス固有のトラップサービスに移動します。 最後に受信した SNMP アラートが状態情報に表示され、アラートの重大度が状態内でアップデートされ ます。受信したすべての SNMP アラートを表示するには、レポート → アラート → 履歴 を選択します。 37
Dell デバイス固有コンソールの起動 7 サポートされている Dell デバイス用のコンソールを起動するには、次の手順を実行します。 1. 2. Nagios Core コンソールの 現在の状態 下で、次のいずれかを選択します。 • ホスト • サービス • ホストグループ → クリックします (追加ホストアクションの実行 アイコン)をクリックします。 対応する Dell コンソールが新しいウィンドウに起動されます。 Dell デバイスとそれらのコンソール サポートされている Dell デバイスからさまざまな Dell コンソールを起動することで、監視中の Dell デバイ スに関する詳細な情報を取得することができます。 表 25.
Dell デバイスの保証情報 8 この機能では、検出された Dell デバイスの保証情報にアクセスできます。この機能により、Dell デバイスの 保証詳細を Nagios Core コンソールで監視できるようになります。保証情報を取得するには、アクティブな インターネット接続が必要です。インターネットに直接アクセスすることができず、プロキシ設定を使用し てインターネットにアクセスしている場合は、ホスト名 api.dell.
検出された Dell デバイスの 重要 保証状態通知を 10 日前(重要状態通知のデフォルト値)よりも早く受信し たい場合は、Dell_OpenManage_Plugin → resources → dell_pluginconfig.cfg ファイルに移動し、このパ ラメータのデフォルト設定を RemainingDaysCritical=10 から RemainingDaysCritical=20 に変更 します。 メモ: 保証情報パラメータを設定するときは、次の点に注意してください。 • 正の数値のみを入力します。数値以外の値を入力すると、保証の詳細が表示されるときに、保証情 報の重大度が 不明 状態になります。 • dell_pluginconfig.
メモ: Dell EqualLogic ストレージアレイの場合、保証サービスは EqualLogic メンバー IP にのみ関連付 けられます。 Dell Compellent ストレージアレイの場合、保証サービスは Compellent コントローラ IP にのみ関連付 けられます。 Dell PowerVault MD ストレージアレイの場合、保証情報は最新のファームウェアバージョンに対して のみ使用可能になります。 41
Dell デバイスの削除 9 監視しないデルデバイスは削除することができます。 1. /dell/config/objects に移動して、対応する .cfg ファイルを削 除してください。 2.
生成されたアラートの Knowledge Base (KB)メッセージ 10 Nagios Core コンソールでは、検出された Dell デバイスによって生成された SNMP アラートに関する詳細情 報をそのデバイスの KB メッセージから取得することができます。 KB メッセージの表示 検出された Dell デバイスによって生成された SNMP アラートの KB メッセージを表示するには、次の手順を 実行します。 1. Nagios Core コンソールにログインします。 2. 左ペインで、現在の状態 の下にある サービス をクリックします。 3. サービス の下にあるそれぞれのデバイストラップまたはアラートに移動し、状態情報 の下にある 詳細 情報 ハイパーリンクを右クリックし、新規タブを開く を選択します。 各デバイスに対応する KB メッセージが新しいタブに表示されます。 4.
11 トラブルシューティング 本項では、Nagios Core 向け Dell OpenManage Plug-in の使用中に発生する可能性がある問題と、その解決 方法を説明します。 要件を満たしていることを確認、または本項にリストされている手順を実行してください。 Nagios Core 向け Dell OpenManage Plug-in のインストー ルスクリプトが失敗する 1. スクリプトを実行するために十分なアクセス許可を持っている。 推奨:Nagios 管理者権限。 2. インストールガイドで説明されている前提条件を満たしている。 3. インストールスクリプトへの入力が正しい。 Nagios Core 向け Dell OpenManage Plug-in のアンインス トールスクリプトが失敗する 1. スクリプトを実行するために十分なアクセス許可を持っている。 推奨:Nagios 管理者権限。 2. アンインストールスクリプトが Dell OpenManage プラグインをインストールした場所で実行されてい る。 検出スクリプトの実行に失敗する 1.
4. 検出を実行する前に、次のファイルで適切なプロトコル資格情報が正しく設定されている。 dell_resource.cfg .dell_device_comm_params.cfg 5. IPv6 アドレスに関しては、同じ Perl ライブラリパスに Perl Module Socket6 がインストールされてい ることを確認してください。 6. 次のサービステンプレートで、適用可能なサービスの少なくとも 1 つが有効になっている。 dell_server_services_template.cfg 。 選択したプロトコルが 2 (WS-MAN)のとき、検出スクリプ トが IPv4/IPv6 アドレス、またはホストのホストおよびサー ビス定義ファイルを作成しない 1. OpenWSMAN とその Perl バインディングがインストールされている。 2. その IP アドレスまたはホストが到達可能である。 3. 検出を実行する前に、次のファイルで適切なプロトコル資格情報が正しく設定されている。 dell_resource.cfg .dell_device_comm_params.
3. SNMPTT のインストール後、トラップ統合を確実に実行します。 トラップ統合を実行するには、/dell/install で次のコマンドを実行します。 install.sh trap 4. トラップ統合が完了したら、SNMPTT サービスを再起動して、次のコマンドを実行します。 service snmptt restart Dell OpenManage Plug-in 固有のサービスが「SNMP セッシ ョン作成中のエラー」というメッセージを表示する 1. 推奨バージョンの Net-SNMP および Net-IP がインストールされている。IPv6 を使用している場合は、 Perl Module Socket6 もインストールされている必要があります。 2. 指定された IP アドレスまたはホストが到達可能である。 3. その IP アドレスまたはホストで SNMP が有効になっている。 4. 次のファイルで適切な SNMP パラメータが正しく設定されている。 dell_resource.cfg .dell_device_comm_params.
3. トラップ設定ファイル Dell_Agent_free_Server_Traps.conf 、およびバイナリ submit_check_result に適切な許可がある。 Nagios Core コンソールで Dell シャーシデバイスの RACADM 固有のサービス(速度(RPM)、入力電流(A) 、入 力電圧(V)、出力電力(W)など)を監視できない 1. RACADM をインストールします。 2. /dell/install に移動し、次のコマンドを実行します。 install.sh racadm 3. Nagios Core サービスを再起動します。 4. Dell シャーシデバイスを再検出します。 RACADM のダウンロードとインストールの詳細については、「en.community.dell.com/techcenter/ systems-management/w/wiki/3205.
OpenWSMAN ディストリビューションとその Perl バインデ ィングはどこにありますか。 システムにデフォルトの Perl バージョンが存在する(オペレーティングシステムの一部としてインストール されている)場合、「Build.opensuse.org/package/show/Openwsman/openwsman」にアクセスして OpenWSMAN ライブラリとその Perl バインディングをダウンロードします。 デフォルトバージョン以外の Perl バージョンをインストールした場合、または Perl バインディングがない場 合は、 「Github.
12 よくあるお問い合わせ(FAQ) 1. 質問:Nagios Core 向け Dell OpenManage Plug-in のライセンスに関する情報を教えてください。 回答:このプラグインは無料でインストールして使用することができます。 2. 質問:このプラグインでサポートされているデルのハードウェアモデルを教えてください。 回答:対応デルプラットフォームのリストについては、 「サポートマトリックス」を参照してください。 3. 質問:データセンターで旧世代(第 9~11 世代)のサーバーを使用しています。このプラグインでこれ らのサーバーを監視できますか。 回答:いいえ、このプラグインを使用して旧世代のサーバー(第 9~11 世代)を監視することはできま せん。このプラグインでは、第 12 世代以降の Dell PowerEdge サーバーでサポートされている iDRAC with LC を介したデルサーバーを監視のみが可能です。Nagios Exchange では、それより前の世代のサ ーバーを監視することができる、これ以外のプラグインが提供されています。 4.
PowerEdge サーバーの包括的なハードウェアレベル情報を得ることができます。このプラグインは、 サーバーから生成された SNMP アラートの監視を可能にし、トラブルシューティング、設定、および管 理アクティビティをさらに実行するための 1 対 1 iDRAC ウェブコンソールの起動をサポートします。 ここで説明した機能には、Nagios Exchange にあるその他プラグインでは利用できないものもありま す。 7.
A 付録 iDRAC ウェブコンソールを使用した iDRAC の SNMP パラメ ータの設定 1. iDRAC(第 12 世代以降の Dell PowerEdge サーバー)ウェブコンソールを起動して、コンソールで ネ ットワーク → サービス と移動します。 2. 次の手順で SNMP エージェントプロパティを設定します。 a. 有効 を True に設定し、SNMP プロトコル を All(SNMP v1/v2/v3)に設定します。 b. コミュニティ文字列で SNMP コミュニティ名 を設定します。 c. 適用 をクリックして設定を送信します。 メモ: プラグインは、iDRAC との通信に SNMP v1 または SNMP v2 プロトコルのみを使用します。 RACADM スクリプトを使用した iDRAC の SNMP パラメー タの設定 1. 次の ssh コマンドを実行して、iDRAC RACADM CLI を起動します。 ssh root@ 2. 次のコマンドを実行して、コマンドモードを racadm に変更します。 racadm 3.
• アラートフィルタセクション で、カテゴリ と 重要度 にある必要なフィールドを選択します。 これらのフィールドを 1 つも選択していなければ、SNMP アラートの受信は行われません。 • 4. アラートとリモートシステムログの設定 セクションで、必要なフィールドを選択します。これによ り、SNMP アラートが設定されます。 右ペインで、SNMP と電子メール設定 タブをクリックし、次のアクションを実行します。 • IP 送信先リスト セクションで、要件に応じて 宛先アドレス フィールドに入力し、それぞれの 状態 チェックボックスが選択されていることを確認して 適用 をクリックします。 • IP 送信先リスト セクションの一番下にある コミュニティ文字列 と SNMP アラートポート番号 を 必要に応じて設定し、適用 をクリックします。 • SNMP トラップフォーマット セクションで、必要な SNMP トラップフォーマットを選択し、適用 を クリックします。 RACADM を使用した iDRAC の SNMP トラップ宛先アドレ スの設定 1.