Nagios Core 向け Dell OpenManage Plug-in バ ージョン 2.
メモ、注意、警告 メモ: メモでは、コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: 注意では、ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その問題を回避するための方法 を説明しています。 警告: 警告では、物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 著作権 © 2015 Dell Inc. 無断転載を禁じます。この製品は、米国および国際著作権法、ならびに米国および国際知的財産 法で保護されています。Dell™、および Dell のロゴは、米国および / またはその他管轄区域における Dell Inc. の商標です。 本書で使用されているその他すべての商標および名称は、各社の商標である場合があります。 2015 - 10 Rev.
目次 1 Nagios Core 向け Dell OpenManage Plug-in バージョン 2.0 について....... 4 2 システム要件...........................................................................................................6 管理システムのシステム要件................................................................................................................ 6 管理対象システムのシステム要件......................................................................................................... 7 3 Nagios Core 向け Dell OpenManage Plug-in バージョン 2.0 のダウン ロードとインストール.........
1 Nagios Core 向け Dell OpenManage Plugin バージョン 2.0 について 本ガイドでは、Nagios Core 向け Dell OpenManage Plug-in バージョン 2.0 のソフトウェア要件、システム 要件、インストール手順、アップグレード手順、アンインストール手順を説明します。 このプラグインは、Nagios Core によって管理される環境で Dell デバイスを監視する機能を提供します。こ のプラグインにより、全体的およびコンポーネントレベルの正常性監視を含め、ハードウェアレベルで Dell デバイスを完全に表示できます。プラグインは、Delll デバイスの基本的なインベントリ情報とイベント監視 も提供します。また、さらなるトラブルシューティング、設定、および管理アクティビティのための 1 対 1 ウェブコンソール起動もサポートしています。 Nagios Core 向け Dell OpenManage Plug-in バージョン 2.
機能 機能性 デルデバイスの全体的な 正常性の 監視 Dell デバイスの全体的な正常性を監視します。 デルデバイスのコンポーネントレ ベルの正常性 Dell デバイスのコンポーネント(物理ディスク、電源装置、温度プロ ーブ、電圧プローブなど)の正常性を監視し、各コンポーネントに関 する情報が表示されます。 Dell デバイスのコンポーネントレベルの正常性の詳細については、 『Nagios Core 向け Dell OpenManage Plug-in バージョン 2.
2 システム要件 プラグインのインストールを行う前に、使用しているプロトコルに応じて、次の要件を満たしていることを 確認してください。 共通の前提条件: • Nagios Core バージョン 3.5.0 以降がインストールされており、すべての Nagios Core コンポーネントが 機能している。 • Perl バージョン 5.8.8 以降がインストールされている。 • Net-IP Perl モジュールバージョン 1.26 以降がインストールされている。 • (オプション)Dell 保証情報を表示するために、Java バージョン 1.6 以降がインストールされている。 • (オプション)インターネットプロトコルバージョン 6(IPv6)を使用した管理下システムの監視のため に、Socket6 Perl モジュールバージョン 0.
• Red Hat Enterprise Linux(RHEL)7 および RHEL 6.6(32 ビットおよび 64 ビット) • SUSE Linux Enterprise Server(SLES)11 および SLES 10(32 ビットおよび 64 ビット) 対応バージョンの RHEL および SLES ゲストオペレーションシステムを実行している ESXi もサポートされ ています。 管理対象システムのシステム要件 管理下システムの必要条件は、次のとおりです。 表 2. Dell デバイス用の対応ファームウェアバージョン Dell デバイス ファームウェア 対応ファームウェアバージョン デルの第 12 世代 PowerEdge サーバー iDRAC7 2.20.20.20 および 2.15.10.10 デルの第 13 世代 PowerEdge サーバー iDRAC8 2.20.20.20 および 2.15.10.10 デルの第 13 世代 PowerEdge サーバー (T130、T330、R230、および R330) iDRAC8 2.22.22.
対応プラットフォームのリストについては、『Nagios Core 向け Dell OpenManage Plug-in バージョン 2.
3 Nagios Core 向け Dell OpenManage Plugin バージョン 2.0 のダウンロードとインス トール 1. デルサポートサイト(Dell.com/support)または Nagios Exchange(exchange.nagios.org/)から、最 新の Nagios Core 向け Dell OpenManage Plug-in バージョン 2.0 インストーラをダウンロードします。 インストーラは、Dell_OpenManage_Plugin_v2.0_Nagios_Core_A00.tar.gz という名前の .tar.gz ファイルとしてパッケージ化されています。 2. ダウンロードしたフォルダを保存した場所に移動し、次のコマンドを実行して内容を解凍します。 tar -zxvf Dell_OpenManage_Plugin_v2.0_Nagios_Core_A00.tar.gz 次のフォルダとファイルが解凍されます。 3.
メモ: デルプラグインの異なるインスタンスまたはエンティティを区別するため、 escape_html_tags 属性をより優れた可読性(マルチラインビュー)のために 「0」に設定してイ ンストールを続行することをお勧めします。 8. SNMPTT をインストールした場合、SNMPTT がインストールされている場所のパスを入力してから Y を 押してインストールを続行します。 または、Enter を押して、デフォルトのファイルパス、/etc/snmp/snmptt.ini で続行することも可能で す。SNMPTT をインストールしておらず、この手順を省略したい場合は、Enter を押します。 メモ: このプラグインのインストール中には SNMPTT をインストールしなかったが、後で SNMP アラートを受信したくなったという場合は、次の手順を実行します。 • SNMPTT をインストールします。 • /dell/install フォルダに移動し、次のコマンドを実行します。 ./install.
12. SNMPTT をインストールしており、SNMPTT 設定エントリを検証したいという場合は、SNMPTT がイン ストールされているパスに移動して、snmptt.ini ファイル内でセクション TrapFiles の下に次のエントリ が存在していることを確認します。 • /dell/config/templates/Dell_Agent_free_Server_Traps.conf • /dell/config/templates/Dell_Chassis_Traps.conf • /dell/config/templates/Dell_Compellent_Traps.conf • /dell/config/templates/Dell_EqualLogic_Traps.conf • /dell/config/templates/Dell_PowerVaultMD_Traps.conf 13.
4 Nagios Core 向け Dell OpenManage Plugin バージョン 2.0 のアップグレード Nagios Core 向け Dell OpenManage Plug-in バージョン 1.0 から Nagios Core 向け Dell OpenManage Plug-in バージョン 2.0 にアップグレードするには、次の手順を実行します。 1. デルサポートサイト(Dell.com/support)または Nagios Exchange(exchange.nagios.org/)から、最 新の Nagios Core 向け Dell OpenManage Plug-in バージョン 2.0 インストーラをダウンロードします。 インストーラは、Dell_OpenManage_Plugin_v2.0_Nagios_Core_A00.tar.gz という名前の .tar.gz ファイルとしてパッケージ化されています。 2.
Enter を押して、デフォルト値(Y)で続行することも可能です。 8. SNMPTT をインストールした場合、SNMPTT がインストールされている場所のパスを入力してから Y を 押してインストールを続行します。 または、Enter を押して、デフォルトのファイルパス、/etc/snmp/snmptt.ini で続行することも可能で す。SNMPTT をインストールしておらず、この手順を省略したい場合は、Enter を押します。 メモ: このプラグインのインストール中には SNMPTT をインストールしなかったが、後で SNMP アラートを受信したくなったという場合は、次の手順を実行します。 • • SNMPTT をインストールします。 /dell/install フォルダに移動し、次のコマンドを実行します。 ./install.sh trap は Nagios Core のインストール場所であり、 の場所は デフォルトで /usr/local/nagios です。 9.
• /dell/config/templates/Dell_Agent_free_Server_Traps.conf • /dell/config/templates/Dell_Chassis_Traps.conf • /dell/config/templates/Dell_Compellent_Traps.conf • /dell/config/templates/Dell_EqualLogic_Traps.conf • /dell/config/templates/Dell_PowerVaultMD_Traps.conf 13. 次のコマンドを実行して Nagios Core のサービスを再起動します。 service nagios restart 14.
5 Nagios Core 向け Dell OpenManage Plugin バージョン 2.0 のアンインストール 1. /dell/Install フォルダに移動し、次のコマンドを実行します。 ./uninstall.sh 2. アンインストールしてよいかを確認するメッセージが表示されたら、Y を押してアンインストールする か、N を押してアンインストール処理を終了します。 または、Enter を押して、アンインストールを終了することもできます。 3. アンインストール処理を続行するためのプロンプトが表示されたら、Y を押して続行するか、N を押し てアンインストール処理を終了します。 または、Enter を押して終了することもできます。 メモ: インストール中に escape_html_tags 属性の値を「0」に設定した場合は、 /etc/cgi.cfg ファイルに移動してこの値を編集することにより、この値をデフォ ルト値である「1」にリセットすることができます。 これで、プラグインがアンインストールされました。 4.
6 デルサポートサイトからの文書へのアクセ ス 必要なドキュメントにアクセスするには、次のいずれかの方法で行います。 • 次のリンクを使用します。 – すべての Enterprise システム管理マニュアル — Dell.com/SoftwareSecurityManuals – OpenManage マニュアル — Dell.com/OpenManageManuals – リモートエンタープライズシステム管理マニュアル — Dell.com/esmmanuals – OpenManage Connection エンタープライズシステム管理マニュアル — Dell.com/ OMConnectionsEnterpriseSystemsManagement – Serviceability Tool マニュアル — Dell.com/ServiceabilityTools – OpenManage Connections クライアントシステム管理マニュアル — Dell.com/ DellClientCommandSuiteManuals • Dell サポートサイトから、 a. Dell.
7 関連マニュアル 本ガイドに加え、デルサポートサイト Dell.