Users Guide
はじめに
vRealize Operations Manager(vROPS)用 OpenManage Management Pack では、vRealize Operations Manager を使用して PowerEdge
サーバー(第 12 世代 PowerEdge サーバー以降)とシャーシのさまざまなメトリクスとハードウェア リソースを監視できます。バー
ジョン 8.0、8.1 および 8.2 の vROPS が必要です。
Dell EMC OpenManage Integration for VMware vCenter(OMIVV)は、VMware vCenter 内で ESXi サーバーを管理する製品です。
vRealize Operations Manager v2.1 用 OpenManage Management Pack を使用するには、OpenManage Integration for VMware vCenter
4.3.1、5.1、または 5.2 が必要です。
vROPS では、PowerEdge サーバーとシャーシの正常性、インベントリー、ステータスの監視と分析ができます。
OpenManage アダプタは、設定された OMIVV から管理対象の PowerEdge サーバとそれに関連するシャーシのデータを取得します。
取得されたデータの詳細は、PowerEdge サーバとシャーシの検出および監視に使用されます。OMIVV の詳細については、Dell.com/
OMConnectionsEnterpriseSystemsManagement を参照してください。
メモ: OpenManage アダプターはリソースの正常性バッジにのみ影響し、サブバッジには一切影響を与えません。
メモ: プロジェクト タブは、PowerEdge サーバ、シャーシ、およびコンポーネントにアクセスする間、vROPS には関与しませ
ん。
メモ: ファームウェア バージョン、BIOS、オペレーティング システムのアップデート後、または iDRAC IP の変更後、アップデ
ートされたステータスを表示するには、OMIVV でインベントリーを実行する必要があります。
トピック:
• 新機能および強化された機能
• 使用事例シナリオ
• ダッシュボードの表示
• ビューへのアクセス
• レポートへのアクセス
• アラートの表示
• 保証のメトリクス
新機能および強化された機能
OpenManage vRealize Operations Management Pack の本リリースでは次の機能を提供します。
● vROPS 8.0、8.1、8.2 バージョンのサポート
● Dell EMC サーバー ダッシュボードに摂氏ウィジェットが追加
● OMIVV 4.3.1、5.1、5.2 バージョンのサポート
使用事例シナリオ
本項では、vRealize Operations Manager 用 OpenManage Management Pack で実行可能な標準的な使用事例とタスクについて説明し
ます。
サーバの監視
サーバの監視とは、正常性、インベントリ、可用性、およびその他の動作関連プロセスについて確認と分析を行うプロセスです。
CPU、メモリ、PSU、ファン、温度、物理ディスクなどのサーバのコンポーネントを監視することもできます。
詳細については、「Dell EMC サーバの概要ダッシュボード 、p. 6」を参照してください。
サーバを監視するには、次のステップを実行します。
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