Users Guide
Table Of Contents
- vRealize Operations Manager用OpenManage Management Packバージョン2.0 ユーザーズ ガイド
- vRealize Operations Manager 用 OpenManage Management Pack
- OMIVV のライセンスのメトリクス
- Dell EMCサーバー メトリクス
- Dell EMC シャーシメトリクス
- Dell EMC PowerEdge サーバと VMware の ESXi の関係性の表示
- 既知の問題
- Dell EMC サポートサイトからのドキュメントへのアクセス
使用事例シナリオ
本項では、vRealize Operations Manager 用 OpenManage Management Pack で実行可能な標準的な使用事例とタスクについて説明し
ます。
サーバの監視
サーバの監視とは、正常性、インベントリ、可用性、およびその他の動作関連プロセスについて確認と分析を行うプロセスです。
CPU、メモリ、PSU、ファン、温度、物理ディスクなどのサーバのコンポーネントを監視することもできます。
詳細については、「Dell EMC サーバの概要ダッシュボード 、p. 6」を参照してください。
サーバを監視するには、次のステップを実行します。
1. vRealize Operations Manager コンソールを起動します。
2. ホーム タブで、環境 をクリックします。
3. 環境の概要 で、Dell EMC OpenManage vRealize Operations Management Pack を選択して、Dell EMC サーバ をクリックし
ます。
4. 監視するサーバを選択します。
選択したサーバの正常性ステータス、アラート、および関連する詳細が表示されます。アラートの詳細については、「アラートの
表示」を参照してください。
メモ: NIC と FC は正常性監視をサポートしていないため、正常性は常に正常と表示されます。
シャーシの監視
シャーシの監視とは、OMIVV を介して接続されるサポート対象のシャーシについて、シャーシレベルの正常性、インベントリ、お
よび可用性の確認と分析を行うプロセスです。PSU とファンの正常性と共にシャーシ全体の正常性を監視できます。
詳細については、「Dell EMC シャーシの概要ダッシュボード 、p. 9」を参照してください。
シャーシを監視するには、次のステップを実行します。
1. vRealize Operations Manager コンソールを起動します。
2. ホーム タブで、環境 をクリックします。
3. 環境概要 で、Dell EMC OpenManage vRealize Operations Management Pack を選択して、Dell EMC シャーシ をクリックし
ます。
4. 監視するシャーシを選択します。
選択したシャーシの正常性ステータス、アラート、および関連する詳細が表示されます。アラートの詳細については、「アラート
の表示」を参照してください。
メモ:
PowerEdge FX2 シャーシがネットワーク上になく、Chassis Management Controller で RSM モードが有効化されている場合、
シャーシの全体的な正常性アラートがサーバで生成されません。
SNMP トラップ監視
1.2 リリースより前では、vROPS は PowerEdge サーバーと関連シャーシのメトリクスを OMIVV から定期的に(デフォルトでは 5 分
ごとに)収集します。OMIVV は、PowerEdge サーバーと関連シャーシの正常性メトリクスおよび拡張メトリクスを、1 時間または
2 時間ごとにポーリングします。この時間のギャップが原因で、PowerEdge サーバーとシャーシの正常性の障害は、ポーリングが完
了した後でのみ反映されます。このプロセスには 2 時間以上かかります。
vROPS でアラート通知を受信するまでにかかる時間を減らすために、vRealize Operations Manager バージョン 1.2 用 OpenManage
Management Pack では、SNMP アラートを使用した PowerEdge サーバーとシャーシの同期監視を開始しました。これを機能させる
ために、iDRAC、CMC、または OpenManage Enterprise Modular Edition(OME-M、MX7000 シャーシで使用)で SNMP トラップを
必要なアラートに対して有効にしてください。この機能の有効化または無効化は、OMIVV 管理ポータルで SNMP 監視 を有効また
は無効にすることで行うこともできます。
この新たに導入された機能により、SNMP トラップ ベースのイベントが OMIVV によって転送されると、vROPS で同期アラートが
発生します。このアラートは、トラップの生成元である対応するサーバ / シャーシに常に関連付けられています。また、OMIVV は、
対応するサーバ / シャーシの正常性メトリックポーリングもトリガーし、更新されたメトリクスが次の収集サイクルで vROPS に提
vRealize Operations Manager 用 OpenManage Management Pack 5