Users Guide
92 システム監視を行うための Dell OpenManage IT Assistant の設定
検出範囲の設定
IT Assistant
はデバイスの検出に使用するネットワークセグメントのレジスタ
を維持します。検出範囲はサブネット、サブネットの
IP
アドレス範囲、単一の
IP
アドレス、または個々のホスト名です。
IT Assistant
に
システムを識別させるには、検出範囲を指定する必要があります。
包括範囲を定義するには、次の手順を実行します。
1
ジェーンは、メニューバーから
検出および監視
→
範囲
の順に選択します。
検出範囲
ナビゲーションツリーが、
IT
Assistant
ウィンドウの左側に表示
されます。
2
検出範囲
を展開し、
包括範囲
を右クリックして、
新しい包括範囲
を選択し
ます。
新しい検出ウィザード
が起動します。
メモ:
特定のシステムまたはホスト名を検出から削除するには、検出範囲 ナ
ビゲーションツリーの
除外範囲 を右クリックし、システムの名前または IP
アドレスを入力します。ジェーンのような中小企業では、ほとんどこのオプ
ションは使用されません。
3
ウィザードの手順
1
で、
IP
アドレス(または範囲)またはホスト名を入力
します。
追加
をクリックして、複数の
IP
アドレスの範囲またはホスト名を追加し
ます。
次へ
をクリックして、次の手順へ進みます。
メモ:
包含および除外範囲の許容値は、サブネット範囲、ホスト名、または
単一システムの
IP アドレスです。ジェーンは、サーバー、デスクトップシス
テムおよびスイッチ用に書き留めた
IP サブネット範囲を参照します。
ジェーンのリストには、
192.166.153.* および 192.166.154.* が含まれて
いる場合があります。前者のサブネット範囲はジェーンのサーバー用で、後
者のサブネット範囲はデスクトップ用です。スイッチは両方のサブネットに
またがっています。
メモ:
ノードリストのインポートユーティリティを使うと、IT Assistant が検
出するホスト名、
IP アドレス、およびサブネット範囲のリストを簡単に指定で
きます。コマンドラインからユーティリティを実行する手順については、『
IT
Assistant
オンラインヘルプ』を参照してください。importnodelist.exe
ファイルは、IT Assistant ベースディレクトリの bin ディレクトリにあり
ます。
4
ウィザードの手順
2
では、インターネットコントロールメッセージプロトコ
ル(
ICMP
)タイムアウトのデフォルト値と範囲の再試行値を使用します。
これらの値を決定するには、トラブルシューティングツールを使ってくだ
さい。