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88 システム監視を行うための Dell OpenManage IT Assistant の設定
IT Assistant Discovery を設定する前に下す意思決定
IT Assistant
を使って検出を設定する前に、ジェーンはネットワークに関する
基本事項を決定する必要があります。特に必要な決定事項は次のとおりです。
•
ネットワーク上のシステムとデバイス管理に必要なシステム管理プロトコル
•SNMP
が管理するシステムのコミュニティ名とトラップの送信先
• PowerConnect
スイッチ
の
SNMP
要件
•
認証用
CIM
資格情報
•
モニターするシステムのホスト名、
IP
アドレス、または
IP
サブネット範囲
ジェーンのネットワークに必要な Systems Management プロトコル
検出を設定する場合に、ジェーンはさまざまなシステムタイプ(サーバー、クラ
イアント、スイッチ)を管理しています。このようにネットワーク化されたシス
テムとデバイスの管理には、次のシステム管理プロトコルが必要になります。
•Dell
システムと
PowerConnect
スイッチに使用する
SNMP
•Windows
が稼動するシステムで使用する
CIM
。この場合、クライアントシステムに
新しい
CIM
互換のクライアント計装がインストール済みであることが前提条件とな
ります。
プロトコル要件を確認するには、
237
ページの「
Dell OpenManage IT
Assistant
への情報送信に使用するプロトコルの設定」
を参照してください。
コミュニティ名とトラップの送信先
管理下システムの
SNMP
に使用する
Get
および
Set
コミュニティ名とトラッ
プの送信先の設定要件は、会社の規模に左右されません。サーバーに関連する
SNMP
の設定要件については、
238
ページの「
SNMP
サービスの設定」
を参照
してください。
PowerConnect スイッチ の SNMP 設定
ジェーンは
IT Assistant
を使って、
10
台の
PowerConnect
スイッチをモニ
ターできます。
PowerConnect
スイッチの各モデルにはマニュアルが付属し
ており、そのスイッチの
SNMP
サービス設定に関する次のような情報が記載さ
れています。
•
コミュニティ名
•
トラップの送信先
•
スイッチが
SNMP
パケットを受信するホスト