Users Guide
システム監視を行うための Dell OpenManage IT Assistant の設定 85
•
検出範囲内に、デバイスの
SNMP/CIM IP
アドレスと資格情報(ユーザー名およびパ
スワード)とともに、
BMC/iDRAC IP
アドレスと資格情報を入力します。
IPMI
を使用した接続は、
RMCP
プロトコルを使用しているため本質的に低速
です。そのため、
Dell
エージェントをインストールしていないデバイス用に別
個の検出範囲を作成することをお勧めします。この検出範囲のみを対象に、
IPMI
検出機能を有効にすることができます。
メモ:
IPMI プロトコルだけで検出されたシステムは、BMC/iDRAC IP アドレスを
経由して
IT Assistant UI 上で識別されます。このため、ソフトウェアの導入および
パフォーマンスと電源の監視などのタスクは、このようなシステム上では実行でき
ません。
IT Assistant
でのストレージデバイス検出の設定
IT Assistant
バージョン
8.0
からは、
Dell|EMC
ストレージデバイスまたは
Dell PowerVault
モジュール式ディスクを検索して監視できます。
ストレージデバイス
グループの
Dell/EMC
アレイ
カテゴリに、検出された
Dell|EMC
ストレージアレイまたはモジュール式ディスクのステータスを表示
することができます。
Dell|EMC
ストレージアレイおよびモジュール式ディス
クのステータスは、失敗
/
重大の場合は赤色、正常の場合は緑色で表示されま
す。
Dell|EMC
ストレージアレイおよびモジュール式ディスクは、ログ記録、
フィルタリングおよびアクション情報などデバイスのすべての
SNMP
トラップ
を認識します。
メモ:
IT Assistant のイベント管理システムを使用すると、システム管理者に E-
メール送信したり、アプリケーションの起動を通してヘルプデスクシステムでトラ
ブルチケットを作成するなどのアクションを、アレイに関連する重要なイベント
ソースに関連付けることができます。詳細は、『
Dell OpenManage IT Assistant オ
ンラインヘルプ』を参照してください。
Dell|EMC での必要条件
次のソフトウェアでストレージの統合機能を有効にするよう設定されている必
要があります。
• IT Assistant
を実行しているシステムと同じシステムにある
EMC Navisphere
Secure CLI
• Dell|EMC
アレイ上で有効な
SNMP
• Dell|EMC
アレイ上の
FLARE
オペレーティング環境バージョン
19
以降
Navisphere Secure CLI
IT Assistant
では、ストレージデバイスからのインベントリ情報の取得に、
Navisphere Secure CLI
を使用しています。
管理ステーションに
Navisphere
Secure CLI
がインストールされていない場合、
IT Assistant
インストーラが検出
し、インストールのオプションを提示します。