Users Guide
Dell OpenManage IT Assistant インストールの計画 49
メモ:
IT Assistant バージョン 6.3 以降では、IT Assistant システムで設定する代
わりに、リモートの専用サーバーで稼動する
Microsoft SQL Server を使用するよう
に設定できます。詳細については、
69 ページの「リモート Microsoft SQL Server
と IT Assistant」 を参照してください。
メモ:
IT Assistant バージョン 8.0 以降は IT Assistant 7.x に同梱の SQL Server 準
拠デフォルトデータベースと下位互換性があります。
E- メール通知機能
E-
メールアラートアクションは、
IT Assistant
ユーザーインタフェース(
UI
)
を使用しない環境で、システム管理者が管理下システムのステータスを視覚的
に監視するのに役立ちます。アラートアクションフィルタに
E-
メールアラート
アクションを関連付けると、システム管理者は特定のシステムが
IT Assistant
ネットワーク管理ステーションにアラートを送信するときに、
E-
メールで通知
を受けるユーザーを指定できます。指定されたユーザー
は、そのシステムに適
した対応アクションを実行できます。アラートフィルタを対応するアラートア
クションに設定しておくと、イベント条件を満たすたびに
E-
メールで通知され
るため、
IT Assistant
でシステムステータスを絶えず監視している必要があり
ません。
システム管理プロトコルの決定
IT Assistant
のインストールを計画する上で最も重要な決定事項の
1
つは、
IT
Assistant
で使用するプロトコルです。一般に、選択するプロトコルは、モニ
ターするシステムと、そのシステムがサポートするそれぞれのエージェントプ
ロトコルによって決定します。監視するシステムで、シンプルネットワーク管
理プロトコル(
SNMP
)、
Common Information Model
(
CIM
)または
Intelligent Platform Management Interface
(
IPMI
)のプロトコルを使用
するエージェントが稼動している場合は、
IT Assistant
でもこれらのプロトコ
ルを設定する必要があります。
対応プロトコル
IT Assistant
は、
SNMP
と
CIM
、および
IPMI
の
3
つのシステム管理プロトコ
ルをサポートしています。この管理プロトコルを使って、
IT Assistant
ネット
ワーク管理ステーションとネットワーク上の管理下システム間で通信が可能に
なります。
IT Assistant
と各管理下システム間の通信を正常に行うには、エー
ジェント(計装)を管理する各システムにインストールする必要があります。
サーバー管理の場合は、両方のプロトコルを有効にして設定することをお勧め
します。
メモ:
Dell OpenManage Server Administrator はイベントを SNMP トラップと
してのみ
IT Assistant に送ります。サーバーからの計装とストレージのどちらのイ
ベントに対しても
CIM 表示は送りません。