Users Guide
38 Dell OpenManage IT Assistant バージョン 8.9 の新機能
できます。
IT Assistant 8.2
オンライン同期機能の強化
IT Assistant
は、ネットワーク上のシステムからインベントリ情報を生成し、
その情報をデータベースに格納します。
IT Assistant
はこの情報に基づいて、
ダウンロードすべきパッケージを自動的に
決定できるようになりました。これ
により、
IT Assistant
は必要なパッケージだけをダウンロードし、お使いの
ネットワーク上にある
1
つ以上の管理下システムに対応したバンドルを作成し
ます。
簡素化されたリポジトリビュー
IT Assistant
のソフトウェアアップデートは、デフォルトでリポジトリを簡潔
に表示します。この表示は、ネットワーク上にある少なくとも
1
つのデバイス
に対応したアップデートのパッケージやバンドルのみを表示します。以前の
バージョンの
IT Assistant
と同様にリポジトリ内にあるすべてのアップデート
パッケージやバンドルを表示するには、クラシック表示
を選択してください。
コンプライアンスツール
IT Assistant
は、ユーザーインタフェース(
UI
)から簡単に起動でき、管理下
システムに関する包括的なコンプライアンス(準拠)
レポートを生成します。
この機能を使用すると、
IT Assistant
リポジトリに読み込まれたアップデート
パッケージやバンドルに対して、各システムの
BIOS
、やファームウェア、ドラ
イバの現在のステータスを評価できます。出力は、使いやすい
Microsoft
Excel
形式で利用できます。
動的な VMware ホストグループ
IT Assistant
は
VMware ESX Server
システムを検出します。各ホストは
デ
バイスグループ
VMware ESX Server→
ホスト
で検出されます。各ホスト
に対して、
IT Assistant
は
Host_<
ホスト名
>
という新しいグループを作成し
ます。
ESX Server
ホストや仮想マシンが検出されると、このグループに子
ノードとして追加されます。
また仮想マシンが別のホストに移動されると、
IT Assistant
は自動的にホスト
の設定を更新します。そのため、元のホストと移動先のホストのインベントリ
を手動で更新して変更を反映する必要はありません。
メモ:
IT Assistant は、ホストシステムでトラップ送信先を正しく設定した場合、
仮想マシンの新しいステータスを自動的に表示します。詳細については、
support.dell.com/manuals の『VMware Basic Administration Guide』を参照
してください。