Users Guide
34 Dell OpenManage IT Assistant バージョン 8.9 の新機能
過去のバージョンの
IT Assistant
では、
Server Administrator
の導入のみを
サポートしていました。本リリースからは、
Server Instrumentation
または
Server Administrator
ウェブサーバー、あるいは両方を選択的に導入するこ
とが可能です。どちらも導入した場合、その動作は以前のバージョンの
Dell OpenManage Server Administrator
と似ています。また、
Server
Administrator
ウェブサーバーのコンポーネントは、サーバーと非サーバーシ
ステムのどちらにもインストールが可能です。詳細については、
146
ページの
「サーバーソフトウェア導入の使い方」
を参照してください。
Unified Server Configurator(USC)Dell Update Packages(DUP)を使用した強化
されたソフトウェアアップデート
過去のバージョンの
IT Assistant
では、
Dell
システム上の
BIOS
、ファーム
ウェアおよびドライバのアップデートに、
Dell Update Packages
(
DUP
)を
利用できました。
IT Assistant 8.5
からは、これらのパッケージアップデート
に加え、
USC DUP
もサポートしています。詳細については、
139
ページの
「
Unified Server Configurator
(
USC
)
DUP
を使用したソフトウェアアップ
デート」
を参照してください。
SSD デバイスの表示
IT Assistant
の
デバイス詳細
ページの物理ディスク情報表には、メディアの種
類の情報が表示されます。ソリッドステートデバイス(
SSD
)およびハード
ディスクデバイス(
HDD
)が
非デフォルトポートの Dell|EMC ストレージアレイの検出
IT Assistant 8.5
からは、デフォルトポート
2152
以外のポート上でも、
Dell|EMC
アレイを検出できます。
強化されたソフトウェアアップデート MD アレイ検出
IT Assistant 8.5
からは、新しい
MD
アレイをサポートするために、
IT
Assistant
をアップグレードする必要はありません。
VMware ESX 4.0 のサポート
IT Assistant 8.5
から
VMware ESX 4.0
ホストも管理できるようになりました。
ただし、未設定のオペレーティングシステムでインストールする場合は、
IT
Assistant
は
ESX 4.0
ホストを
不明
グループに分類します。
ESX 4.0
ホストが
サーバーおよび
VMware ESX
サーバーグループに分類されるようにするには、
各ホストで設定を変更する必要があります。必要な
SNMP
設定の詳細について
は、
247
ページの「
VMware ESX Server 4.0
以降で検出を行うための
SNMP
の設定」
を参照してください。