Users Guide
タスクの管理 145
デバイスのウェイクアップ(WakeOnLAN 経由)
デバイスのウェイクアップ(
WakeOnLAN
経由)を使用すると、起動するデ
バイスのポート番号を指定できます。停止状態のデバイスを起動するとき、
IT
Assistant
はそのデバイスで検出された
MAC
アドレスとサブネットマスクを
使用します。デバイスに
NIC
チームが設定されている場合は、オペレーティン
グシステムがアドバタイズする
MAC
アドレスは
1
つだけです。
Wake-on-
LAN
(
WOL
)が機能するには、そのチームのすべての
NIC
で
WOL
が有効に
なっている必要があります。
WOL
パケットが目的の送信先に到達するには、
ブロードキャストの転送(サブネットブロードキャスト)が中継ルーターで有
効になっていなければなりません。通常、ブロードキャストの転送はルーター
では無効になっているため、ルーターでこの機能を設定して有効にする必要が
あります。
メモ:
NIC 設定とシステム BIOS で WOL プロパティを有効にしてください。
メモ:
クライアントデバイスに対して WakeOnLAN(WOL)を実行することをお
勧めします。
デバイスの電源制御(ASF 経由)
デバイスの電源制御(
ASF
経由)を使用すると、
Alert Standard Format
(
ASF
)
2.0
準拠デバイスの電源制御操作をリモートから実行できます。
メモ:
ASF の設定とセットアップ手順については、システムのマニュアルを参照
してください。
メモ:
IT Assistant は帯域内 Broadcom Windows Management Instrumentation
(WMI)プロバイダを使用して、デバイスに ASF 機能が搭載されているかどうかを
確認します。
また、
IT Assistant
は帯域内
Broadcom WMI
プロバイダを使用して、デバイ
スでリモートセキュア
Remote Management Control Packets
(
RMCP
)操
作が有効かどうか、そして電源制御操作を実行するのに十分な権限がシステム
管理者にあるかどうかを検出します。
メモ:
電源制御操作は
Broadcom ASF
設定ユーティリティを使用して設定できます。
メモ:
Broadcom ASF 設定ユーティリティで ASF 有効、リモート管理、および セ
キュア管理(
ASF 2.0)の各オプションが有効になっていることを確認してくださ
い。また、認証キーと
KG キーが正しい形式(16 進数または ASCII)で入力されて
いることも確認してください。
WMI
プロバイダは、
Broadcom ASF
管理スイートの一部として
support.dell.com
から入手可能であり、リモートクライアントデバイスに
インストールする必要があります。