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タスクの管理 141
タスクの管理
IT Assistant
を使用すると、企業全体にわたって、リモートから管理下システ
ム上で特定のタスクを実行できます。次のタスクが含まれます。
•
一般コマンドライン実行(
Dell OpenManage 4.3
以降の計装が有効の場
合は、
Dell OpenManage Server Administrator
コマンドラインインタ
フェースをリモートで起動する能力)
•
シャットダウンやウェイクアップなどのデバイス制御
•
スケジュールされたソフトウェアのアップデート
•
Intelligent Platform Management Interface
(
IPMI
)コマンドをリ
モートで実行する能力
•
リモートクライアント計装コマンドをリモートで実行する能力
メモ:
必要なコンポーネント(ベースボード管理コントローラ(BMC)ユー
ティリティと
OpenManage Client Connector)が IT Assistant サービス層に
インストールされていることが検出されない場合、
IPMI とリモートクライ
アント計装コマンドラインオプションは使用できません。
•
対応
Microsoft Windows
および
Linux
オペレーティングシステムに
Dell
エージェント(
Server Administrator
)を導入する能力
•
一定期間内に対応
Microsoft Windows
および
Linux
オペレーティングシ
ステムで検出されたデバイスグループのパフォーマンスを監視する能力
•
管理ステーション間でタスク設定情報をエクスポート
/
インポートする能力
これらのタスクは指定したスケジュールで実行するか、すぐに実行するように
設定できます。詳細は、『
Dell OpenManage IT Assistant
オンラインヘルプ』
を参照してください。
メモ:
Linux システムでは、リモート Server Administrator コマンドラインを使用
する場合、またはソフトウェアアップデートを実行する場合は、
IT Assistant 8.9 を
インストールする必要があります。管理ステーションにインストールされている前
のバージョンの
IT Assistant(バージョン 8.5 以前)を、管理下システムにインス
トールされている最新バージョンの
Server Administrator(バージョン 6.3)と一
緒に使用することはできません。
メモ:
ワイドエリアネットワーク(WAN)を通してソフトウェア導入タスクを実
行する場合は、ネットワークに十分な帯域幅がないとタスクに失敗することがあり
ます。ただし、
WAN 上でこのタスクを実行する場合は、リモート場所でシステム
にローカルに
IT Assistant をインストールし、アップデートパッケージ / インス
トーラが
IT Assistant システム上でローカルに取得でき、リモートデスクトップか
らそのシステム上の
IT Assistant にアクセスできるようにすることを推奨します。