Users Guide
130 ソフトウェアのアップデート
ジェーンやトムは、
IT Assistant
を使って、ネットワーク上のサーバーやスト
レージデバイスの
BIOS
、ファームウェア、またはドライバをアップグレード
できます。組織の規模
/
種類や使用形態によって、最新のアップデートは次の
ソースから使用できます。
•
デルのサポートウェブサイト:
IT Assistant
が
デル
の
FTP
サイト
ftp.dell.com
と同期するように設定して、アップデートパッケージを自動
的にダウンロードします。詳細については、
130
ページの「ソフトウェア
ウェブアップデートの使い方」
を参照してください。
•
サーバーアップデートメディア:四半期に
1
度くらいの頻度でリリースさ
れ、最新のアップデートパッケージが含まれる『
サーバーアップデート
メ
ディア』からアップデートパッケージをインポートします。
•
手動アップデート:
Dell
のサポートウェブサイトから手動でアップデート
パッケージを取得して、
IT Assistant
リポジトリに手動でインポートしま
す。この方法は、トム
/
ジェーンが少数のパッケージをダウンロードする場
合に最も簡単な方法です。
メモ:
IT Assistant ユーザーインタフェースを実行するシステムでは、Java
Runtime Environment
(JRE)がソフトウェアアップデートタスクを実行するため
の
JRE メモリ(ヒープメモリ)空き容量が 384 MB 以上必要です。このパラメータ
の設定方法は、
148 ページの「対応 Windows 環境での Java ランタイムパラメー
タの設定」
および 148 ページの「対応 Linux 環境での Java ランタイムパラメータ
の設定」
を参照してください。
ソフトウェアウェブアップデートの使い方
新規ノードに
IT Assistant
をインストール(またはアップグレード)
する際、オ
ンラインリポジトリが
リポジトリ
ツリーに表示されます。このリポジトリは空
で、デルの
FTP
サイト
ftp.dell.com
に
IT Assistant
を同期したときにのみ
アップデートパッケージが格納されます。その後、オンラインリポジトリに
ftp.dell.com
の最新内容が表示されます。
ftp.dell.com
で新しいアップ
デートがあるかを調べ、アップデートがある場合はオンラインリポジトリにダ
ウンロードするように
IT Assistant
を設定できます。
メモ:
IT Assistant 8.2 以降では、デフォルトでリポジトリツリーが簡易表示され
ます。つまり、ネットワークで検出されたアップデートパッケージ
/ バンドルのみ
が表示されます。クラシックビュー
をクリックして、ネットワークの該当するデバ
イスがあるかどうかにかかわらず、すべてのシステムを表示します。
メモ:
ホットフィックスを適用するために、DUP を直接リポジトリにインポート
できます。個々の
DUP は support.dell.com から入手できます。インポートした
DUP
をローカル Windows ディレクトリにコピーします。IT Assistant からファイ
ル選択ウィジェットを起動し、この
DUP を IT Assistant リポジトリにインポートす
ることを選択します。