Users Guide
システム監視を行うための Dell OpenManage IT Assistant の設定 109
メモ:
このフィールドは、検出範囲に Dell|EMC デバイスがある場合にのみ
使用できます。
8
ウィザードの手順
6
で、管理下システムの
BMC/iDRAC
における次の
IPMI
パラメータを設定します。
•
ユーザー名
•
パスワード
•
KG
キー
メモ:
KG キーは Dell PowerEdge x9xx およびそれ以降のシステム(IPMI
バージョン 2.0 対応)でのみ適用できます。BMC/iDRAC 上では、KG キーは
デフォルトで無効となっています。
メモ:
ネットワーク上に Dell PowerEdge x8xx またはそれ以降のシステムが
ある場合にたとえば
Dell x9xx システムで KG キーを有効にするときは、これ
らのシステムを検出するために
2 つの異なる範囲を指定する必要があります。
トムは、未計装の(
Dell
エージェントが全くインストールされていない)
新しい
Dell x9xx
システムを所有しているので、
IPMI
検出を使用してこれ
らのシステムを検出することができます。
詳細については、
115
ページの「大企業での
IPMI
を使用した検出(トムの
場合)」
を参照してください。
9
ウィザードの手順
7
で、ウィザードの完了時に
IT Assistant
が行うアク
ションを選択します。
10
ウィザードの手順
8
で、選択した内容を確認し、
完了
をクリックしてウィ
ザードを終了します。
メモ:
IT Assistant バージョン 8.0 以降では、プリンタ、テープおよびストレージ
デバイスのインベントリ情報を検出できます。詳細は、『
Dell OpenManage IT
Assistant
オンラインヘルプ』を参照してください。
メモ:
IPv4 と IPv6 のアドレスが混在するシステムで構成されているネットワーク
では、
SNMP の検出を通知しますが、IT Assistant では IPv4 アドレスしか表示され
ません。
検出からのシステム除外
IT Assistant
には検出から特定のシステムを除外する機能も備わっています。
この機能を大企業環境で通常使用するのは、スピードの向上、問題のエー
ジェントが入ったシステムの孤立化、またはセキュリティと便利性の向上を図
るためです。
トムは機密情報を含んだシステムを企業内に
1
台所有しています。機密性が極
めて高いため、そのシステムを周りのシステム管理者にもわからない場所に配
置することにします。そのために、除外範囲
を設定して、そのシステムをルー
チンネットワーク検出から孤立させます。