Users Guide
108 システム監視を行うための Dell OpenManage IT Assistant の設定
メモ:
Dell のサーバー計装には、SNMP Set 操作用のコミュニティ名の
上に認証レイヤがありますが(ホスト名とパスワードが必要)、
SNMP
エージェントの多くにはありません。この追加セキュリティレイヤのな
いエージェントの場合には、
SNMP Set 操作用のコミュニティ 名を知っ
ているユーザーなら誰でも管理下システムを制御することができます。
トムは管理しているシステムの
SNMP Set
操作用のコミュニティ値に
一致する
Set
操作用のコミュニティ
名を選択します。また、選択する
名前が企業全体にわたって設定されている安全なパスワード基準に沿っ
ていることも確認します。
メモ:
個々の検出範囲で複数の SNMP Get または Set コミュニティ名
を指定する場合は(各
IP サブネット範囲に 1 つのコミュニティ名を指
定するなど)、コミュニティ名をカンマで区切ります。
メモ:
Server Administrator リモートコマンドラインが利用できない場
合、
IT Assistant は SNMP set のみを使用してシステムの電源を入れな
おします。
SNMP set が不要な場合は、検出ウィザードで SNMP set コ
ミュニティ名を入力しないでください。
•
SNMP
検出範囲のタイムアウトおよび再試行値を入力します。
6
ウィザードの手順
4
では、検出中に使用する
CIM
パラメータを設定し
ます。
トムは
Windows
を実行しているシステムも所有しているため、
CIM
を設
定する必要があります。
•
CIM
の検出を有効にする
が選択されているのを確認します。
メモ:
完全な仮想化サポートを可能にするために、必ず Hyper-V の役割が有
効な
Windows 2008 Server に CIM を設定してください。
•
ドメイン
\
ユーザー名
に、管理下システムで
CIM
を設定するときに使
用した名前を入力します。また、
CIM
が選択されていることを確認し
ます。
•
管理下システムの
CIM
のパスワードに使用した
パスワード
を入力し
ます。
メモ:
帯域内 IPMI をサポートするには、ウィザードで CIM Discovery オプ
ションを有効にします。ただし、これは
Windows Server 2003 R2 または
Windows Server 2008
が稼動する Dell PowerEdge xx8x およびそれ以降のシ
ステムでしかサポートされていません。
xx8x サーバーで帯域外 IPMI をサ
ポートするには、ウィザードから
IPMI を有効にします。
7
ウィザードの手順
5
で、
Dell/EMC
アレイの検出を有効にする
を選択し
ます。
この画面では、次の詳細について入力します。
•
Navisphere
ユーザー名
•
Navisphere
パスワード