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106 システム監視を行うための Dell OpenManage IT Assistant の設定
データセンターサーバーは、
8
つの異なるサブネットに分かれており、リモー
トサーバーは
2
つのサブネットに分かれています。
IT Assistant
に
システムを識別させるには、検出範囲を指定する必要があります。
包括範囲を定義するには、次の手順を実行してください。
1
トムは、メニューバーから
検出および監視
→
範囲
の順に選択します。
検出範囲
ナビゲーションツリーが、
IT
Assistant
ウィンドウの左側に表示
されます。
2
検出範囲
を展開し、
包括範囲
を右クリックして、
新しい包括範囲
を選択し
ます。
新しい検出ウィザード
が起動します。
3
ウィザードの手順
1
で、
IP
アドレス、
IP
アドレス範囲、またはホスト名を
入力します。
表
6-2
のトムのシステム情報に基づいて、異なる
IP
アドレス範囲を追加す
る必要があります。また、共通の設定を持つ範囲(コミュニティ名、タイム
アウト、再試行間隔、検出用プロトコルの選択およびユーザー資格情報)を
組み合わすことができます。例えば、データセンターサーバー
3
とデータ
センターサーバー
9
のグループを組み合わせることができます。
IP
アドレスの範囲を次のように入力します。
192.166.155.*
すべてのシステムを含むためにウィザードのすべてのパネルで同じ入力を何
度も繰り返す必要はなく、
追加
をクリックして複数の
IP
アドレスの範囲を
追加します。
2
回目には次のように入力します。
192.166.156.*
などです。
メモ:
Dell|EMC デバイス用に、別個の範囲があるか確認してください。こ
れは、
SNMP 資格情報とは別に、Dell|EMC デバイスにも Navisphere 資格情
報が必要だからです。
次へ
をクリックして、次の手順へ進みます。
メモ:
ノードリストのインポートユーティリティを使うと、IT Assistant が
検出するホスト名、
IP アドレス、およびサブネット範囲のリストを簡単に指
定できます。コマンドラインからユーティリティを実行する手順については、
『
IT Assistant オンラインヘルプ』を参照してください。importnodelist.exe
ファイルは /bin ディレクトリにあります。