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システム監視を行うための Dell OpenManage IT Assistant の設定 101
サーバーの IP サブネット範囲
トムはまず、
1,000
台のサーバーから
IT Assistant
でモニターするサーバー数
を決定する必要があります。検出に含まれる各サブネットの
IP
サブネット範
囲、検出から除くシステムや範囲、各サブネットで使用する対応コミュニティ
名、およびネットワークに関連していると判断される他のデータを記録します。
このデータを取り込んだフォームの例を
表
6-2
に示します。トムが、サブネッ
ト範囲、ホスト名または
IP
アドレスに基づいてシステムをモニタできることに
注意してください。ネットワークで使用するコミュニティ名の数を制限するこ
とをお勧めしますが、トムはネットワーク環境で複数の読み取り専用および読
み書きコミュニティ名を定義することもできます。たとえば、このネットワー
クのすべてのシステムに対しては、共通の
Get
操作用のコミュニティ名を指定
し、特定のデータセンターに対しては一意の
Set
操作用のコミュニティ名を指
定することもできます。
メモ:
IT Assistant には検出とインベントリによって問題を分析する際に役立つト
ラブルシューティングツールが揃っています。メニューバーから
ツール →
トラブ
ルシューティングツール
を選択するか、デバイス 表示でデバイスを右クリックし
て
トラブルシュート を選択することでこのツールにアクセスします。詳細に関し
ては、トラブルシューティングツールダイアログボックスを開き、ヘルプをクリッ
クします。
各管理下システムの SNMP 設定
検出を設定する前に、トムはネットワークに使用する
Get
と
Set
操作用のコ
ミュニティ名を指定してから、管理する各サーバーの
SNMP
エージェントとオ
ペレーティングシステム
SNMP
サービスをインストールし、設定する必要があ
ります。
表
6-2
に、トムが監視しているリモートシステムに関する情報を示しています。