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インシデント管理:SupportAssist Enterprise ケ
ースのインシデントの表示と監視
Dell EMC OpenManage Integration with ServiceNow(OMISNOW)には、SupportAssist Enterprise のすべてのケースを ServiceNow イ
ンスタンスに取り込む機能があります。ケースを効率的に監視するために、すべてのケースに対応するインシデントが ServiceNow
によって作成されます。
前提条件:
● ServiceNow でケースを取得する前に、OpenManage Enterprise で検出されたデバイスを SupportAssist Enterprise に追加する必要
があります。SupportAssist Enterprise でデバイスを追加する方法の詳細については、Dell EMC サポート サイトにある
『SupportAssist Enterprise
ユ
ー
ザ
ー
ズ
ガイド
』を参照してください。
● ServiceNow との統合に有効な Dell EMC ライセンスのある OpenManage Enterprise で検出されたデバイスの Dell EMC サポート
ケースは、ServiceNow でのみ監視されます。ライセンスは、サーバーの購入時、または営業担当者に問い合わせて、購入するこ
とができます。購入したライセンスは、Dell.com/support/retail/lkm のソフトウェア ライセンス管理ポータルからダウンロード
できます。
● 必要なユーザー権限があることを確認します。「必要なユーザー権限 、p. 8」を参照してください。
● SupportAssist Enterprise 接続プロファイルが ServiceNow で作成されます。「OpenManage Enterprise 接続プロファイルの作成 、
p. 10」を参照してください。
● OpenManage Integration with ServiceNow アプリケーションのイベントとインシデントを表示するには、ServiceNow インスタン
スでイベント管理プラグインを有効にする必要があります。アクション > プラグインの有効化 > 使用可能なプラグイン > イベ
ント管理 > プラグインのみの有効化を選択して、プラグインを有効にします。
SupportAssist Enterprise ケースを取得し、ServiceNow で対応するイベントを表示するには、次の手順を実行します。
メモ: SupportAssist Enterprise でサポート ケースの状態が変更された場合は、ケース状態が ServiceNow インシデント管理状態
モデルフローでサポートされている場合にのみ、ケース状態が OMISNOW で反映されます。ServiceNow ドキュメントを参照し
てください。
1. ナビゲーション フィルターに「Dell EMC OpenManage Integration」と入力してから、接続プロファイルで SupportAssist
Enterprise 接続プロファイルを選択します。
2. ケースを取得するには、リストから接続プロファイルを選択し、選択した行のアクション > SAE ケースの同期を選択します。
初回のオンデマンド SAE ケース同期の後、OMISNOW は、Dell EMC OpenManage Integration のプロパティテーブルに設定さ
れているデフォルト時間間隔に基づいて、スケジュールされたケース同期を実行します。「プロパティ テーブル:フィールドの定
義 、p. 32」を参照してください。
メモ: OMISNOW では、スケジュールされた SAE ケース同期は初回のオンデマンド SAE ケース同期後にのみ実行されます。
3. ServiceNow によって作成されたインシデントを表示するには、ナビゲーション フィルターに「Dell EMC OpenManage
Integration」と入力してから、サポート ケースで次のいずれかを選択します。
● すべて
● オープン
● 解決済み
メモ: SupportAssist Enterprise でサポート ケースの状態が変更された場合は、ケース状態が ServiceNow インシデント管理状
態モデルフローでサポートされている場合にのみ、ケース状態が OMISNOW で反映されます。ServiceNow ドキュメントを
参照してください。
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