Users Guide
インシデント管理:OpenManage Enterprise イベント用に
作成されたインシデントの表示と管理
Dell EMC OpenManage Integration with ServiceNow には、アラート用に作成されたインシデントを表示および管理する機能がありま
す。重要および警告状態のアラートに対し、ServiceNow は対応するインシデントを作成します。
インシデントを表示および管理するには、次の手順を実行します。
1. ナビゲーション フィルターに「Dell EMC OpenManage Integration」と入力し、インシデントを選択します。
[インシデント]ページに、ServiceNow によって作成されたインシデントがリストされます。インシデントは、インシデントの
優先度と状態に基づいてフィルターにかけられます。アラート管理ルールを変更するには、「アラート管理ルールの有効化または
無効化 、p. 26」を参照してください。
2. 番号列で、インシデントを選択して詳細情報を表示します。
簡単な説明および説明フィールドには、個々のインシデントに対応する関連付けられたサービス タグ、ターゲット ノード、ア
ラートが表示されます。
3. インシデントを管理するには、状態ドロップダウン メニューを選択してから、インシデントの解決方法に応じて各状態を選択
します。
インシデントは、OMISNOW によって OpenManage Enterprise グループに自動的に割り当てられます。割り当てグループフィー
ルドおよび割り当て先フィールドに対して検索アイコンを使用することによって、別のグループやユーザーにインシデントを割
り当てることができます。
インシデントが解決され、状態が完了にアップデートされると、対応するアラート状態も完了にアップデートされて、
OpenManage Enterprise から取得されたアラートが解決されたことが表示されます。解決情報タブを選択して、解決ステータス
に関する詳細情報を表示します。
メモ: ServiceNow 管理者であり、x_310922_omisnow.OMISNOW オペレーターの役割を担うユーザーが、OpenManage
Enterprise のインシデントを解決して終了することができます。
アラート相関ルールの有効化または無効化
OpenManage Integration with ServiceNow では、OME アラート相関ルール ルールに基づいて、アラートをプライマリーとセカンダ
リーに手動で分類することができます。このルールを使用して、プライマリーおよびセカンダリーのアラートと、関連するグループ
アラートの間に関係を確立することができます。
アラート相関ルールは、デフォルトで有効になっていますが、有効または無効にすることができます。アラート相関ルールの有効
化/無効化に必要なユーザー権限の詳細については、「必要なユーザー権限 、p. 8」を参照してください。
1. ナビゲーション フィルターに「Dell EMC OpenManage Integration」と入力してから、イベント管理でアラート相関ルール
を選択します。
2. アラート相関ルールページで、OME アラート相関ルールルールを選択します。
3. 重要状態にあるアラートのインシデントを作成するルールを有効にするには、OME アラート相関ルールページで、アクティブチ
ェック ボックスを選択します。ルールを無効にするには、アクティブチェック ボックスをクリアします。
4. アップデート をクリックします。
更新されたアラート相関ルールは、次のイベント同期スケジュール中に適用されます。
PowerEdge サーバーのインベントリーと監視 25