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PowerEdge サーバーのインベントリーと監視
Dell EMC OpenManage Integration with ServiceNow には、OpenManage Enterprise でインベントリーされたすべてのデバイスを
ServiceNow に同期する機能があります。デバイスに関係するイベントも OpenManage Enterprise から取得されます。ServiceNow
でイベントを効率的に監視するために、対応インシデントが ServiceNow で作成されます。
前提条件:
• OpenManage Enterprise で検出された PowerEdge サーバーを監視するには、ServiceNow との統合に適した Dell EMC ライセンス
が PowerEdge サーバーにインストールされていることを確認します。ライセンスは、サーバーの購入時、または営業担当者に問
い合わせて、購入することができます。購入したライセンスは、Dell.com/support/retail/lkm のソフトウェアライセンス管理ポ
ータルからダウンロードできます。
• 必要なユーザー権限があることを確認します。「必要なユーザー権限」を参照してください。
• OpenManage Enterprise 接続プロファイルが ServiceNow で作成されます。「OpenManage Enterprise 接続プロファイルの作成」
を参照してください。
• OpenManage Integration with ServiceNow アプリケーションのイベントとインシデントを表示するには、ServiceNow インスタン
スでイベント管理プラグインを有効にする必要があります。[アクション] > [プラグインの有効化] > [使用可能なプラグイ
ン] > [イベント管理] > [プラグインのみの有効化]を選択して、プラグインを有効にします。
Dell EMC PowerEdge サーバーを監視するには、次の手順を実行します。
1. [ナビゲーション]フィルターに「Dell EMC OpenManage Integration」と入力してから、接続プロファイルで
[OpenManage Enterprise の接続プロファイル]を選択します。
2. デバイス インベントリーの収集を実行するには、[選択した行でアクション] > [Dell EMC OME インベントリー同期]を選択
します。
• インベントリーの収集をスケジュールするには、[ナビゲーション]フィルターに「Dell EMC OpenManage
Integration」と入力してから、[プロパティ]を選択します。次に、[OME インベントリーの収集間隔]で、OpenManage
Integration with ServiceNow アプリケーションでインベントリーの詳細が取得されるまでの日数を入力します。「プロパティ
テーブル:フィールドの定義」を参照してください。
OpenManage Enterprise で検出された PowerEdge サーバーのインベントリーの詳細は、ServiceNow インスタンスで同期されま
す。
3. インベントリーの詳細を表示するには、[ナビゲーション]フィルターに「Dell EMC OpenManage Integration」と入力して
から、[Dell EMC PowerEdge サーバー]を選択します。
[Dell EMC PowerEdge サーバー]ページには、PowerEdge サーバーのインベントリー詳細がリストされます。サーバー固有のサー
ビス タグが[シリアル番号]列の下にリストにされます。iDRAC コンソールは、管理 URL をクリックして ServiceNow から直
接起動できます。
メモ: PowerEdge サーバーの全体的な正常性の状態が[デバイスの正常性の状態]フィールドに表示されます。
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