Users Guide
• 緊急 - このアップデートには、Dell EMC システムまたは関連
コンポーネントの信頼性および可用性を向上させる変更が
含まれています。そのため、このアップデートをただちに適
用してください。
• 推奨 - このアップデートには、システム ソフトウェアを最新
に保ち、その他のシステム モジュール(BIOS、ドライバー、
ファームウェア、システム管理アプリケーション)との互換
性を維持するための機能強化や機能変更が含まれています。
• オプション - このアップデートには、特定の設定を行っている
場合にのみ適用される変更、または環境によっては適用され
ない可能性のある新機能が含まれています。お使いのシス
テムに適用されるかどうかを判断するために、アップデート
の仕様を確認してください。
現在のバージョン 現在のコンポーネントのバージョンを指定します。
例:E012
ベースライン バージョン インポートされたカタログに属するバージョンを指定します。
例:E013
タイプ コンポーネント タイプを指定します。例:ファームウェア、
BIOS、ドライバー、アプリケーション
コンプライアンス タイプ コンポーネントがアップグレード可能、ダウングレード可能、同
一かを指定します。
• アップグレード可能 - コンポーネントは現在のバージョンから
アップグレードすることができます。
• ダウングレード可能 - コンポーネントは、現在のバージョンか
らダウングレードすることができます。
• 同一 - コンポーネントの現在のバージョンはベースライン バ
ージョンと同じです。
1.
デフォルトでは、すべての非対応アップグレード可能コンポーネントがアップデート用に選択されています。
選択したコンポーネントをクリアするか、アップデートする非対応のダウングレード可能コンポーネントを選択します。ただし、
デフォルトの選択内容を変更する場合は、対応するコンポーネントのファームウェアとドライバー間の依存関係が満たされてい
ることを確認します。
2. コンポーネントが選択されたら、[コンプライアンスの詳細]で、[次:サマリ]をクリックして、確認のためにサマリ レポー
ト ページに進みます。
メモ: コンポーネントを選択して確認しても、ターゲット ノード上の iDRAC でロックダウン モードが有効になっていると、
エラーが発生し、アップデートを続行できません。クラスターをアップデートする前に、OMIMSWAC によって管理されて
いるターゲット ノードでロックダウン モードを無効にします。iDRAC システム ロックダウン モードを無効にするには、
iDRAC ドキュメントを参照してください。
• アップデート操作中にコンポーネントの選択を変更するには、[サマリ]タブで[戻る]をクリックして[コンプライアンス
の詳細]タブに移動し、コンポーネントの選択を選択または選択解除します。
• アップデート ソースを変更してコンプライアンスを再実行するには、[終了]をクリックして[アップデート ソース]に移
動します。
メモ: カタログにコンポーネントへのアップデートが含まれていない場合、コンポーネントは、OpenManage Integration with
Microsoft Windows Admin Center 統合を使用して生成されたコンプライアンス レポートに表示されません。
手順 3:アップデート - フェールオーバー クラスターおよび
Azure Stack HCI 内のターゲット ノード コンポーネント
[コンプライアンスの詳細]タブでコンプライアンス レポートを生成し、[サマリ]タブでコンポーネントの選択を確認した後、次
の手順を実行して、フェールオーバー クラスターと Azure Stack HCI のターゲット ノード コンポーネントをアップデートします。
1. Azure Stack HCI およびフェールオーバー クラスター内のターゲット ノード コンポーネントの BIOS、ドライバー、ファームウェ
ア、システム管理アプリケーションのいずれかまたはすべてを最新バージョンにアップデートするには、[サマリ]の下で[次:
クラスター対応アップデート]をクリックします。
26 HCI およびフェールオーバー クラスターの PowerEdge サーバーとノードのアップデート