Users Guide
事前定義された Operational Template(運用テンプ
レート)
事前定義されたテンプレートには、Storage Spaces Direct クラスタまたは Windows Server Software-Defined(WSSD)を作成するた
めに必要なすべての設定が含まれています。OMIMSSC では、R740XD、R740XD2、R640 の Storage Spaces Direct Ready Node モデ
ルでのクラスターの作成とその固有のネットワーク アダプターがサポートされています。
表 3. 事前定義された Operational Template(運用テンプレート)のリスト
Operational Template(運用テンプレート)の名前 説明
R740XD_Mellanox_S2D_Template
このテンプレートは、Mellanox カードを搭載した R740XD
Storage Spaces Direct Ready ノードモデルに使用します。
R740XD2_Mellanox_S2D_Template
このテンプレートは、Mellanox カードを搭載した R740XD2
Storage Spaces Direct Ready Node モデルに使用します。
R740XD_QLogic_S2D_Template このテンプレートは、QLogic カードを搭載した R740XD Storage
Spaces Direct Ready ノードモデルに使用します。
R740XD2_QLogic_S2D_Template このテンプレートは、QLogic カードを搭載した R740XD2
Storage Spaces Direct Ready Node モデルに使用します。
R640_Mellanox_S2D_Template このテンプレートは、Mellanox カードを搭載した R640 Storage
Spaces Direct Ready ノードモデルに使用します。
R640_QLogic_S2D_Template このテンプレートは、QLogic カードを搭載した R640 Storage
Spaces Direct Ready ノードモデルに使用します。
メモ: Dell EMC Microsoft Storage Spaces Direct(S2D)Ready Nodes - Microsoft Azure Stack HCI 機能をプレビューとし
て利用できます。2019 年末までに完全なサポートをご利用いただけます。詳細については、「Dell EMC Solutions for
Microsoft Azure Stack HCI」を参照してください。
Operational Template(運用テンプレート)を導入する前に、次の点に注意してください。
• 事前定義されたテンプレートは、SCVMM 2016 および 2019 を実行している管理対象システムでのみ使用できます。
• 事前定義された Storage Spaces Direct テンプレートには、スロット 1 の NIC カードが表示されます。ただし、Operational
Template(運用テンプレート)の導入中は、正しいスロットに NIC 設定が適用されます。また、デバイスに複数の NIC カードが
ある場合は、すべての NIC カードが、Operational Template(運用テンプレート)の指定と同様に設定されます。
参照サーバからの Operational Template(運用テンプ
レート)の作成
Operational Template(運用テンプレート)を作成する前に、次のタスクが完了していることを確認します。
• 検出 機能を使用して、参照サーバを検出します。サーバの検出の詳細については、「手動検出を使用したサーバの検出」を参照し
てください。
• SCCM ユーザーの場合:
• タスクシーケンスを作成します。詳細については、「タスクシーケンスの作成」を参照してください。
• Windows 以外のオペレーティングシステムを導入する場合は、デバイスタイプ資格情報プロファイルを用意します。詳細に
ついては、「資格情報プロファイルの作成」を参照してください。
• SCVMM ユーザーの場合:
• ハイパーバイザープロファイルを作成します。ハイパーバイザープロファイルの作成の詳細については、「ハイパーバイザー
プロファイルの作成」を参照してください。
• Windows 導入の場合は、デバイスタイプ資格情報プロファイルを用意します。詳細については、「資格情報プロファイルの
作成」を参照してください。
• デフォルトのアップデートソースを使用していない場合は、アップデートソースを作成します。詳細については、「アップデート
ソースの作成」を参照してください。
参照サーバの設定をキャプチャすると、Operational Template(運用テンプレート)を作成できます。設定をキャプチャしたら、テ
ンプレートを直接保存するか、必要に応じてアップデートソース、ハードウェア構成、および Windows コンポーネントの属性を編集
します。これでテンプレートを保存し、PowerEdge の同種サーバで使用できるようになります。
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