System Center Configuration Manager および System Center Virtual Machine Manager 用 Dell EMC OpenManage Integration for Microsoft System Center バージョン 7.
メモ、注意、警告 メモ: 製品を使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その危険を回避するための方法を説明しています。 警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 © 2009 ~ 2019 Dell Inc. またはその関連会社。。Dell、EMC、およびその他の商標は、Dell Inc. またはその子会社の商標です。その 他の商標は、それぞれの所有者の商標である場合があります。 2019 - 09 Rev.
目次 1 OMIMSSC の概要......................................................................................................................... 5 2 OMIMSSC コンポーネント............................................................................................................. 6 3 OMIMSSC のインストールまたは管理のワークフロー........................................................................ 7 SCCM への OMIMSSC インストールの計画..................................................................................................................
OMIMSSC 管理ポータルでの SCCM および SCVMM アカウントの変更..............................................................20 OMIMSSC アプライアンスのバックアップ.................................................................................................................20 OMIMSSC アプライアンスのバックアップ作成...................................................................................................20 OMIMSSC アプライアンスの復元.............................................................................................................................
1 OMIMSSC の概要 Microsoft System Center 向け OpenManage Integration(OMIMSSC)とは、製品の System Center スイートへのアプライアンスベー スの統合です。OMIMSSC は、integrated Dell Remote Access Controller(iDRAC)with Lifecycle Controller(LC)を使用して、Dell EMC PowerEdge サーバーの完全なライフサイクル管理が行えるようにします。 OMIMSSC では、オペレーティング システムの導入、Storage Spaces Direct クラスターの作成、ハードウェアのパッチ、ファームウ ェア アップデート、サーバーとモジュラー システムのメンテナンスが行えます。従来のデータ センターで OMIMSSC を Microsoft System Center Configuration Manager(SCCM)と統合して Dell PowerEdge サーバーを管理したり、仮想およびクラウド環境で OMIMSSC を Microsoft Sys
2 OMIMSSC コンポーネント このマニュアルで使用されている OMIMSSC コンポーネントとその名前を以下にリストします。 表 1.
3 OMIMSSC のインストールまたは管理のワーク フロー 以下の説明に従えば、要件に応じて、SCCM 用 OMIMSSC コンソール拡張機能と SCVMM 用 OMIMSSC 拡張機能のどちらか一方の インストール、既存 OMIMSSC のアップグレード、OMIMSSC の移行の中からタスクを選択して実行することができます。 トピック: • • • • SCCM への OMIMSSC インストールの計画 SCVMM への OMIMSSC インストールの計画 OMIMSSC のアップグレード計画 ある OMIMSSC アプライアンスから別の OMIMSSC アプライアンスへの移行 SCCM への OMIMSSC インストールの計画 OMIMSSC を SCCM にインストールするには、次の手順を実行します。 1. OMIMSSC を SCCM コンソールにインストールするためのシステム要件を満たしていることを確認します。詳細については、 「OMIMSSC のソフトウェア前提条件および要件」を参照してください。 2.
OMIMSSC のアップグレード計画 OMIMSSC をアップグレードするには、次の手順を実行します。 メモ: SCCM 用 OMIMSSC コンソール拡張機能と SCVMM 用 OMIMSSC コンソール拡張機能のアップグレード手順は同じで す。 1. 古い OMIMSSC アプライアンスのバックアップをとります。詳細については、「OMIMSSC アプライアンスのバックアップ作 成」を参照してください。 2. SCVMM で、既存の OMIMSSC コンソール拡張機能を削除します。 3. SCCM 用 OMIMSSC コンソール拡張機能または SCVMM 用 OMIMSSC コンソール拡張機能をアップグレードします。 SCCM 用 OMIMSSC コンソール拡張機能のアップグレードに関する詳細については、「SCCM 用 OMIMSSC コンソール拡張機能」 を参照してください。SCVMM 用 OMIMSSC コンソール拡張機能のアップグレードに関する詳細については、「SCVMM 用 OMIMSSC コンソール拡張機能のアップグレード」を参照してください。 4.
4 OMIMSSC のシステム要件 トピック: アカウント権限 OMIMSSC の一般的なシステム要件 SCCM 用 OMIMSSC コンソール拡張機能のシステム要件 SCVMM 用 OMIMSSC コンソール拡張機能のシステム要件 ネットワーク要件 • • • • • アカウント権限 OMIMSSC を使用するために必要なすべてのアカウント権限は、次のとおりです。 SCCM 用 OMIMSSC コンソール拡張機能のアカウント権限とは、ユーザーが SCCM の次のグループのメンバーであることです。 表 2.
表 3.
使用状況 プロトコル iDRAC — これらのポートは、インストール HTTPS ツールまたはユーザーによって作成された CIFS 共有に iDRAC がアクセスできるよ うに有効化されています。 ポート番号 135 から 139、および 445 OMIMSSC のシステム要件 11
5 OMIMSSC のインストールおよび設定 トピック: • • • • • • ウェブからの OMIMSSC のダウンロード OMIMSSC アプライアンスのセットアップ 複数の Microsoft コンソールの登録 OMIMSSC コンポーネントをダウンロードするための OMIMSSC 管理ポータルの起動 OMIMSSC での Microsoft コンソールの登録 登録済み Microsoft コンソールからの OMIMSSC の起動 ウェブからの OMIMSSC のダウンロード OMIMSSC を https://www.dell.com/support からダウンロードするには、次の手順を実行します。 1. すべてのプロダクトのブラウズソフトウェアエンタープライズシステム管理 Microsoft システム用 OpenManage Integration の順にクリックします。 2. 必要なバージョンの OMIMSSC を選択します。 3. ドライバおよびダウンロード タブをクリックします。 4. OMIMSSC VHD ファイルをダウンロードします。 5.
メモ: すべてのサービスが開始されるように、5 分間待ってから Admin としてログインすることを推奨します。 a) b) c) d) localhost ログイン に admin と入力します。 新しい管理者パスワードを入力 にパスワードを入力します。 新しい管理者パスワードを確認してください にパスワードを再入力し、Enter を押して続行します。 リストされたオプションで、ネットワークの設定 を選択して Enter キーを押し、次のサブステップを実行します。 • NetworkManagerTUI で、システムホスト名の設定 を選択し、OMIMSSC アプライアンス名を入力して、OK をクリック します。 たとえば、Hostname.domain.
コンソール拡張機能をインストールすると、次のフォルダが作成されます。 • Log : コンソール関連ログ情報が入ったフォルダです。 6. インストールが完了しました で、終了 をクリックします。 SCVMM 用 OMIMSSC コンソール拡張機能のインストール • SCVMM 管理サーバおよび SCVMM コンソールに OMIMSSC コンソール拡張機能をインストールします。OMIMSSC コンソール のインストールが完了したら、SCVMM にコンソール拡張機能をインポートしてください。 1. OMIMSSC_SCVMM_Console_Extension.exe をダブルクリックします。 ようこそ 画面が表示されます。 2. 次へ をクリックします。 3. ライセンス契約 ページで、ライセンス契約の条件に同意します を選択してから、次へ をクリックします。 4. インストール先フォルダ ページには、デフォルトのインストールフォルダが選択されています。場所を変更するには、変更 を クリックし、新しい場所をスキャンして、次へ をクリックします。 5.
メモ: 登録が完了すると、OMIMSSC は OMIMSSC SCVMM コンソール拡張機能登録プロファイル という名前で、SCVMM にアカウントを作成します。このプロファイルを削除しないようにしてください。削除すると、OMIMSSC で一切の操作 が実行できなくなります。 メモ: SCCM 管理コンソールで、OMIMSSC コンソール拡張機能を使用するように SCCM サイトサーバを登録します。 登録済み Microsoft コンソールからの OMIMSSC の 起動 登録済み SCCM または SCVMM コンソールから OMIMSSC を起動します。 ブラウザーでの OMIMSSC FQDN アドレスの追加 OMIMSSC を起動する前に、次の手順を実行して、前提条件として OMIMSSC の FQDN アドレスを[ローカル イントラネット]サ イト リストに追加します。 1. IE の設定 をクリックし、インターネットオプション をクリックします。 2. 詳細設定 をクリックして、設定 で セキュリティ セクションを探します。 3.
6 OMIMSSC のライセンス OMIMSSC には、次の 2 種類のライセンスがあります。 • • 評価版ライセンス:インストールすると自動的にインポートされる、サーバ(ホストまたは未割り当て)5 台分の評価版ライセ ンスからなる評価版のライセンスです。第 11 世代以降の Dell EMC サーバにのみ適用されます。 本番ライセンス:OMIMSSC で管理するサーバ数に応じて、Dell EMC から本番ライセンスを購入できます。このライセンスに は、製品サポートと OMIMSSC アプライアンスのアップデートも含まれています。 ライセンスを購入すると、.XML ファイル(ライセンスキー)を、Dell Digital Locker からダウンロードできるようになります。ライ センスキーをダウンロードできない場合は、dell.
ライセンスの再インポート 同じライセンスファイルをインポートしようとすると、エラーメッセージが表示されます。新しいライセンスを購入して、インポー トしてください。 複数ライセンスのインポート 異なる登録 ID が入ったライセンスファイルを複数インポートして、OMIMSSC で検出およびメンテナンスするサーバ数を増やすこ とができます。 強制 ライセンスのアップグレード サポートされているすべてのサーバ世代向けの既存のライセンスファイルが、OMIMSSC に使用できます。ライセンスファイルが最 新のサーバ世代をサポートしていない場合は、新しいライセンスを購入してください。 評価用ライセンス 評価ライセンスの有効期限が切れると、いくつかの主要な領域の動作が停止し、エラーメッセージが表示されます。 サーバ検出後の OMIMSSC でのライセンス使用 ホストの追加またはベアメタルサーバの検出を試みると、使用状況について警告されます。次のような状況では、新規ライセンス を購入することが推奨されています。 • • • • ライセンスされたサーバの数が、購入したライセンスの数を超えている場合 検出したサーバの数が
• [使用可能ノード]:OMIMSSC で検出できる残りのライセンスされたノード [ライセンスの管理] :インポートされた各ライセンス ファイルを、その詳細情報(資格 ID、製品の説明、ライセンス ファイル をインポートした日付、ライセンス ファイルの有効期間の開始日、ライセンスによってサポートされるすべての世代のサーバー のリストなど)とともに表示します。 18 OMIMSSC のライセンス
7 OMIMSSC とそのコンポーネントの管理 OMIMSSC アプライアンスの詳細情報の表示 1. ブラウザから OMIMSSC 管理ポータルを起動します。 2. OMIMSSC アプライアンス VM へのログイン時に使用した資格情報と同じ資格情報を使用して OMIMSSC 管理ポータルにログ インし、アプライアンスの詳細情報 をクリックします。OMIMSSC アプライアンスの IP アドレスとホスト名が表示されます。 OMIMSSC ユーザー管理の表示 1. ブラウザから OMIMSSC 管理ポータルを起動します。 2. OMIMSSC アプライアンス VM へのログイン時に使用した資格情報と同じ資格情報を使用して OMIMSSC 管理ポータルにログ インし、OMIMSSC ユーザー管理 をクリックします。前回 SCCM または SCVMM にログインしたユーザーのステータスが表示 されます。 登録済みコンソールの表示または更新 次の手順を実行すると、OMIMSSC に登録されているすべての Microsoft コンソールが表示されます。 1.
4. [インストール]をクリックします。 進行状況画面にインストールの進行状況が表示されます。インストールが完了すると、[InstallShield ウィザード完了]ウィンド ウが表示されます。 5. [終了]をクリックします。 SCVMM 用 OMIMSSC コンソール拡張の修復 OMIMSSC ファイルが破損した場合に、ファイルを修復するには次の手順を実行します。 1. SCVMM 用 OMIMSSC コンソール拡張インストーラを実行します。 2. Program Maintenance(プログラムメンテナンス)で、Repair(修復)を選択して Next(次へ)をクリックします。 3. Ready to Repair or Remove the program(プログラムの修復または削除の準備完了) で、Repair(修復) をクリックします。 4.
OMIMSSC アプライアンスの復元 新しい OMIMSSC アプライアンスで操作を実行する前に、忘れずにデータを復元してください。 古い OMIMSSC アプライアンスのデータを新しい OMIMSSC アプライアンスに復元するには、次の手順を実行します。 1. OMIMSSC 管理ポータルで、設定、アプライアンスの復元 の順にクリックします。 復元 ページが表示されます。 2. IP アドレス に古い OMIMSSC アプライアンスの IP アドレスを指定して、復元 をクリックします。 新しい OMIMSSC アプライアンスに情報が復元されます。 OMIMSSC アプライアンスの再起動後に復元のステータスを表示するには、次の手順を実行します。 a. OMIMSSC 管理ポータルにログインします。 メモ: すべてのサービスが開始されるように、ログインする前に数分間待ってからログインすることを推奨します。 b. 設定 を展開して、ログ をクリックします。 c. dlciappliance_main.
2. Service Pack アップデートの前提条件のリストを確認します。詳細については、「サービス パックのアップグレード手順」を参照 してください。 3. ダウンロードした Service Pack アップデートをリポジトリにコピーします。詳細については、「Service Pack アップデートのリポ ジトリへのコピー」を参照してください。 4. OMIMSSC 管理ポータルで、リポジトリの URL 情報を入力します。詳細については、「リポジトリの URL 情報の入力」を参照し てください。 5. Service Pack アップデートをインストールします。詳細については、「Service Pack アップデートのインストール」を参照してくだ さい。 オンライン パッケージを使用してサービス パック アップデートを適用するには、次の手順を実行します。 1. OMIMSSC 管理ポータルで、リポジトリの URL 情報を入力します。詳細については、「リポジトリの URL 情報の入力」を参照し てください。 2.
2. ホスト名を展開します。サイト、デフォルト Web サイト の順にクリックします。 3. アクション ペインで、追加をクリックします。 [MIME タイプを追加] ウィンドウが表示されます。 4. ファイル名の拡張子 に .BZ2 を、MIME タイプ に APP/BZ2 を設定して、OK をクリックします。 リポジトリの準備 1. サービスパックファイルを直接 HTTP サーバーに配置します。 2. ダウンロードした Service Pack をダブルクリックして、指定した場所にファイルを解凍します。 3. HTTP サイトに解凍したファイルをコピーします。 Service Pack アップデートのためのリポジトリ URL 情報の入力 OMIMSSC をアップデートするには、Service Pack アップデートがある URL 情報を入力します。 Service Pack アップデートを使用して OMIMSSC を更新するには、次の手順を実行します。 1. OMIMSSC で、設定 Service Pack アップデート を選択します。 2.
1. OMIMSSC 管理ポータルで、インストールツールのダウンロード をクリックして、インストールツールを任意の場所に保存しま す。 2. OMIMSSC インストールツールを実行します。 3. アップグレードを求めるメッセージで、はい をクリックします。 4. OMIMSSC の ようこそ ページで、次へ をクリックします。 5. ライセンス契約 ページで、ライセンス契約の条件に同意します を選択し、次へ をクリックします。 6. プログラムインストールの準備完了 ページで、インストール をクリックします。 7. InstallShield ウィザードの完了 ページで、終了 をクリックし、インストールを完了します。 SCVMM 用 OMIMSSC コンソール拡張機能のアップグレード 古い OMIMSSC アプライアンスをバックアップしてあることを確認してください。詳細については、「OMIMSSC アプライアンスの バックアップ」を参照してください。 1. OMIMSSC 管理ポータルで、インストールツールのダウンロード をクリックして、インストールツールを任意の場所に保存しま す。 2.
OMIMSSC からの Microsoft コンソールの登録解除 1 台の OMIMSSC アプライアンスに Microsoft コンソールを複数登録している場合は、コンソール登録を 1 つ解除しても OMIMSSC での操作を継続できます。完全なアンインストールについては、『OpenManage Integration for Microsoft System Center Installation Guide』(Microsoft System Center 用 OpenManage Integration インストールガイド)を参照してください。 Microsoft コンソールの登録を解除するには、次の手順を実行します。 1. OMIMSSC で コンソール登録 をクリックします。 OMIMSSC アプライアンスに登録されているすべてのコンソールが表示されます。 2. コンソールを選択し、[登録解除]をクリックして、アプライアンスへのコンソールの登録を削除します。 3.
2. RunAsAccounts をクリックします。 3. アカウントのリストから、アプライアンス固有のアカウントを削除します。 アプライアンス固有のアカウントには、先頭に「Dell_」が付加されています。 OMIMSSC アプリケーション プロファイルの削除 1. SCVMM コンソールで、 [ライブラリー]、 [プロファイル]の順にクリックして、 [アプリケーション プロファイル]をクリック します。 SCVMM で使用されているすべてのアプリケーション プロファイルが表示されます。 2. OMIMSSC Registration Profile を選択して、削除します。 アプライアンス VM の削除 アプライアンス VM を削除するには、次の手順を実行します。 1. Windows Server の Hyper-V マネージャー でアプライアンス VM を右クリックし、オフにする をクリックします。 2.
8 Dell EMC サポートサイトからのドキュメントへ のアクセス 次のリンクを使用して、必要なドキュメントにアクセスします。 • • • • • • • • Dell EMC エンタープライズシステム管理のマニュアル — www.dell.com/SoftwareSecurityManuals Dell EMC OpenManage マニュアル — www.dell.com/OpenManageManuals Dell EMC リモートエンタープライズシステム管理のマニュアル — www.dell.com/esmmanuals iDRAC マニュアル — www.dell.com/idracmanuals Dell EMC OpenManage Connections エンタープライズ システム管理のマニュアル — www.dell.com/ OMConnectionsEnterpriseSystemsManagement Dell EMC Serviceability Tools マニュアル — www.dell.com/ServiceabilityTools 1. www.support.