FAQ
Active Directory へのサーバ追加中の SCVMM エラー 21119
Active Directory にサーバーを追加しているとき、次のような SCVMM エラー 21119 が表示されます。「Error 21119: The
physical computer with <SMBIOS GUID> did not join Active Directory in time. The comptuer was
expected to join Active Directory using the computer name <host.domain>.」
回避策として、次の手順を実行します。
1. しばらく待ってから、サーバーが Active Directory に追加されたかを確認します。
2. Active Directory にサーバーが追加されていない場合は、Active Directory にサーバーを手動で追加します。
3. SCVMM にサーバーを追加します。
4. SCVMM にサーバが追加されたら、OMIMSSC でサーバを再度検出します。
サーバが ホスト タブの下に表示されます。
Active Directory 使用時の第 11 世代 PowerEdge ブレードサ
ーバに対するハイパーバイザー導入の失敗
Active Directory ユーザー資格情報を使用する時に、第 11 世代の PowerEdge ブレードサーバ上でのハイパーバイザー導入に失敗しま
す。第 11 世代 PowerEdge ブレードサーバは、Intelligent Platform Management Interface(IPMI)プロトコルを使用して通信します。
ただし、Active Directory セットアップからの資格情報の使用に対しては、IPMI 規格がサポートされていません。
これらのサーバー上でオペレーティングシステムを導入するための回避策として、サポートされている資格情報プロファイルを使用
してください。
LC ドライバインジェクションの失敗
SC2012 VMM を使用して OS の導入と LC ドライバインジェクションを行う場合、OS は正常に導入されますが、LC ドライバイン
ジェクションには失敗します。
この問題を解決するには、SCVMM の最新のロールアップを適用します。
SCVMM ユーザー用の S2D クラスタ作成シナリオ
ここでは、SCVMM コンソールでの OMIMSSC を使用した Storage Spaces Direct 作成に関連するトラブルシューティング情報につ
いて説明します。
S2D クラスタの正常性ステータスが不明
既存クラスタ中のノードに Storage Spaces Direct クラスタを作成すると、ストレージプールおよびディスク設定に既存クラスタの設
定が含まれます。そのため、クラスタストレージプールが作成されないことや、クラスタストレージプールが作成された場合でも正
常性ステータスが不明と表示されることがあります。
この問題を回避するには、既存クラスタの詳細情報を含むストレージプールおよびディスク設定をクリアしてから Storage Spaces
Direct クラスタを作成します。ストレージプールのクリアの詳細については、Microsoft ドキュメントの「Storage Spaces Direct
の正
常性と動作
状
態のトラブルシュ
ー
ティング
」の項を参照してください。
22 OMIMSSC でのオペレーティングシステム導入シナリオ