FAQ
OMIMSSC でのファームウェアアップデートの
シナリオ
アップデートソースの作成の失敗
アプライアンスの Domain Name System(DNS)ネットワーク設定が変更されると、HTTP または FTP タイプのアップデートソース
の作成に失敗します。
この問題を回避するには、アプライアンスを再起動し、その後に、HTTP または FTP タイプのアップデートソースを作成します。
システムデフォルトアップデートソースを使用した
FTP への接続の失敗
OMIMSSC をセットアップ、設定、アップグレード、または移行した後、デフォルトのアップデートソース Dell Online カタログを
用いた FTP サイトへのアクセスを試行すると、プロキシ資格情報を必要とする場合にアクセスに失敗することがあります。
この問題を回避して、アップデートソースとして Dell Online カタログを用いた FTP サイトへのアクセスを行うには、アップデート
ソースを編集してプロキシ資格情報を追加します。
ローカルアップデートソースのテスト接続に失敗
ローカルアップデートソースの詳細を提供した後、必要なファイルにアクセスできないため、テスト接続が失敗することがありま
す。
この問題を回避するには、catalog.gz ファイルが次のフォルダ構造に存在することを確認します。
• ローカル HTTP アップデートソース用:http:\\IP address\catalog\catalog.gz
• ローカル FTP アップデートソース用:ftp:\\IP address\catalog\catalog.gz
• ローカル DRM アップデートソース用:\\IP address\\catalog\<catalogfile>.gz
DRM アップデートソースの作成に失敗
Windows 10 オペレーティングシステム(OS)上で実行されている管理サーバで DRM アップデートソースの作成に失敗し、次のエ
ラーメッセージが表示されることがあります。Failed to reach location of update source. Please try again
with correct location and/or credentials.
次のエラーメッセージが表示された場合は、OMIMSSC 管理ポータルの dlciappliance_main ログを参照してください。Unix
command failed SmbException: com.dell.pg.tetris.business.samba.smbclient.SmbException: session
setup failed: NT_STATUS_IO_TIMEOUTwhere EnableSMB1Protocol = false.
この問題を回避するには、support.microsoft.com/en-us/help/4034314 にある KB 記事を参照してください。
ファームウェアアップデート中におけるリポジトリ
の作成の失敗
アップデートソース作成中に指定された資格情報が正しくないか、OMIMSSC アプライアンスがアップデートソースにアクセスでき
ないことが原因で、ファームウェアアップデート中にリポジトリを作成できない可能性があります。
この問題を回避するには、OMIMSSC アプライアンスのホスト先からアップデートソースにアクセス可能であることを確認し、アッ
プデートソースの作成時に正しい資格情報を提供します。
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