FAQ
OMIMSSC での検出、同期、インベントリのシナ
リオ
サーバの検出の失敗
1 つの OMIMSSC アプライアンスに複数の Microsoft コンソールが登録されている場合、サーバ検出を試みて到達不可能な SCCM コ
ンソールがあると、サーバ検出ジョブは失敗します。
この問題を回避するには、到達不能な SCCM コンソールの登録を解除するか、エラーを修正して SCCM コンソールが OMIMSSC ア
プライアンスからアクセス可能になるようにします。
検出されるサーバが すべての Dell Lifecycle
Controller サーバ コレクションに追加されていない
SCCM コンソール拡張機能用の OMIMSSC で検出されるサーバが、すべての Dell Lifecycle Controller サーバ コレクションに追加
されていないことがあります。
この問題を回避するには、すべての Dell Lifecycle Controller サーバ コレクションを削除してからサーバを検出します。SCCM 中
にコレクションが自動的に作成され、このグループにサーバが追加されます。
正しくない資格情報によるサーバ検出の失敗
検出時に誤った資格情報を入力してしまった場合、iDRAC のバージョンに応じて次の解決策を使用できます。
• • iDRAC バージョン 2.10.10.10 以降の第 12 世代の PowerEdge サーバの検出時、誤った詳細が資格情報プロファイルで提供され
ている場合、そのサーバの検出は次の動作により失敗します。
• 初回試行の場合、サーバーの IP アドレスはブロックされません。
• 2 回目の試行、サーバーの IP アドレスが 30 秒間ブロックされます。
• 3 回目以降の試行では、サーバーの IP アドレスが 60 秒間ブロックされます。
IP アドレスのブロックが解除されたら、正しい資格情報プロファイルの詳細情報を使用してサーバ検出を再試行できます。
• 2.10.10.10 より前のバージョンの iDRAC を搭載した第 11 世代または第 12 世代の PowerEdge サーバーを検出しているとき、
誤った資格情報プロファイルの詳細情報によりサーバー検出の試行が失敗した場合は、正しい資格情報プロファイルの詳細
情報を使用してサーバーを再検出します。
• 2.10.10.10 より前のバージョンの iDRAC では、IP アドレスのブロックは設定可能です。詳細については、Dell.com/
idracmanuals にある iDRAC のマニュアルを参照してください。要件に基づいて、IP アドレスのブロックを無効にすること
もできます。また、iDRAC.IPBlocking.BlockEnable 機能が iDRAC で有効になっているかを確認することもできます。
• サーバが検出され、アプライアンスに追加された後にデフォルトの iDRAC 資格情報プロファイルが変更された場合、サーバ
上ではアクティビティを実行できません。サーバを利用するには、新しい資格情報プロファイルを使用してサーバを再検出
します。
サーバ検出後の不正な VRTX シャーシグループの作
成
別のシャーシに存在していたモジュラーサーバを VRTX シャーシに追加し、それが OMIMSSC で検出された場合、そのモジュラー
サーバで以前のシャーシサービスタグ情報が引き続き使用されます。そのため、最新のシャーシ情報ではなく古いシャーシ情報が保
持された VRTX シャーシグループがアプライアンスに作成されます。
回避策として、次の手順を実行します。
1. CSIOR を有効にし、新しく追加されたモジュラーサーバ上の iDRAC をリセットします。
6
OMIMSSC での検出、同期、インベントリのシナリオ 13