System Center Configuration Manager および System Center Virtual Machine Manager 用 Dell EMC OpenManage Integration for Microsoft System Center バージョン 7.
メモ、注意、警告 メモ: 製品を使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その危険を回避するための方法を説明しています。 警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 © 2018 - 2019 Dell Inc. またはその関連会社。。Dell、EMC、およびその他の商標は、Dell Inc. またはその子会社の商標です。その他 の商標は、それぞれの所有者の商標である場合があります。 2019 - 09 Rev.
目次 1 OMIMSSC 管理に必要なリソース.................................................................................................... 5 2 SCCM 用 OMIMSSC コンソール拡張機能の許可の検証......................................................................6 WMI へのユーザーアクセスの設定................................................................................................................................... 6 3 SCVMM 用 OMIMSSC コンソール拡張機能の PowerShell 許可の検証................................................. 8 4 OMIMSSC でのインストールおよびアップグレードのシナリオ.
満杯のジョブキューによるファームウェアアップデートの失敗..............................................................................17 DRM アップデートソースの使用時のファームウェアアップデートの失敗............................................................18 一部のコンポーネントで選択とは無関係にファームウェアアップデートが行われる........................................ 18 ファームウェアアップデート後に最新のインベントリ情報が表示されない........................................................ 18 カスタムアップデートグループの削除の失敗..............................................................................................................
1 OMIMSSC 管理に必要なリソース このガイドでは OMIMSSC で発生する問題について、必要な権限の確認および、その解決法について解説します。 OMIMSSC で発生する問題のトラブルシューティングでは、次のリソースが必要です。 • OMIMSSC アプライアンスにログインして、さまざまな操作を実行するのに必要な読み取り専用ユーザーのアカウントの詳細。 • OMIMSSC アプライアンス VM から読み取り専用ユーザーとしてログインする場合、ユーザー名は readonly と入力し、パスワ ードは OMIMSSC アプライアンス VM へのログインに使用したものと同じものを入力します。 次のような高レベルで包括的なエラーの詳細が記入されたログファイル: • • • アクティビティログ - OMIMSSC で開始されたジョブに関するユーザー固有の情報と高レベルの情報、および OMIMSSC で 実行されたジョブのステータスが含まれています。アクティビティログを表示させるには、OMIMSSC コンソール拡張機能 の ジョブおよびログ ページに移動します。 コンプリートログ - 管理者関連のロ
2 SCCM 用 OMIMSSC コンソール拡張機能の許可 の検証 OMIMSSC のインストール後、登録ユーザーに次の権限があることを確認します。 1. OMIMSSC がインストールされているシステムで、\XmlStorage\Extensions \DLCPlugin フォルダへの 書き込み 許可を、PowerShell コマンドを使用して付与します。 OMIMSSC コンポーネントをインストールする前に、サイトサーバおよび SMS プロバイダーサーバで次の前提条件を満たすよう にします。 a) PowerShell で、PSRemoting コマンドを実行します。 PSRemoting コマンドが無効化されている場合は、次のコマンドを使用して PSRemoting コマンドを有効化します。 1. コマンド Enable-PSRemoting を実行します。 2.
DCOM Config WMI 用のユーザー許可を付与するには、次の手順を実行します。 a) b) c) d) dcomcnfg.exe を起動します。 マイコンピュータ > DCOM の構成 の順に展開します。 Windows Management and Integration を右クリックして、プロパティ を選択します。 セキュリティ タブの 起動とアクティブ化のアクセス許可 で 編集 をクリックし、リモートからの起動 および リモートから のアクティブ化 の許可を選択します。 3. 名前空間セキュリティを設定して、権限を付与します。 名前空間セキュリティを設定し、アクセス許可を付与するには、次の手順を実行します。 a) wmimgmt.msc を起動します。 b) WMI コントロール ペインで、WMI コントロール を右クリックし、プロパティ を選択してから セキュリティ を選択しま す。 c) ROOT\SMS Namespace に移動します。 d) メソッドの実行、プロバイダーによる書き込み、アカウントの有効化、リモートの有効化の許可 を選択します。 e) Root\cimv2\DLCI
3 SCVMM 用 OMIMSSC コンソール拡張機能の PowerShell 許可の検証 PSRemoting ステータスが有効であり、ExecutionPolicy が RemoteSigned に設定されているかを確認します。ステータスが 異なる場合は、PowerShell で次の手順を実行します。 a) PowerShell で、PSRemoting コマンドを実行します。 PSRemoting コマンドが無効化されている場合は、次のコマンドを使用して PSRemoting コマンドを有効化します。 1. コマンド Enable-PSRemoting を実行します。 2. 確認メッセージで Y を入力します。 b) PowerShell で、Get-ExecutionPolicy コマンドを実行します。 ポリシーが RemoteSigned に設定されていない場合は、次のコマンドを使用して RemoteSigned に設定します。 1. コマンド Set-ExecutionPolicy RemoteSigned を実行します。 2.
4 OMIMSSC でのインストールおよびアップグレ ードのシナリオ ここでは、OMIMSSC のインストールおよびアップグレードに関するすべてのトラブルシューティング情報について説明します。 OMIMSSC アプライアンス VM 設定の確認 OMIMSSC アプライアンス VM が適切に設定されていることを検証するには、OMIMSSC アプライアンス VM を選択し、右クリッ クして 設定 をクリックし、次のタスクを実行します。 1. OMIMSSC アプライアンスのメモリ割り当てが、『Dell EMC OpenManage Integration for Microsoft System Center Version 7.
• • コンソールの登録に使用する Microsoft アカウントは、System Center の管理者または委任管理であり、同じく System Center サ ーバのローカル管理者である必要があります。 SCVMM ユーザー専用: • • SCVMM サーバが他の OMIMSSC アプライアンスに登録されていないことを確認します。同じ SCVMM サーバを OMIMSSC アプライアンスに登録する場合は、OMIMSSC 登録プロファイルのアプリケーションプロファイルを SCVMM サーバから削 除します。 SCVMM のロールアップがアップデート済みの場合、レジストリ (HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft \Microsoft System Center Virtual Machine Manager AdministratorConsole\Settings) の SCVMM コ ンソールの Indigo TCP ポート番号にチェックを入れます。ポート番号は、SCVMM コンソールの登録に使用されたものと同 じものにする必要があります。デフォルトでは 8
この問題を回避するには、仮想スイッチが物理スイッチにマップされているかを確認し、正しく設定されている場合は OMIMSSC アプライアンスに接続します。 OMIMSSC コンソール拡張機能のインポート中に SCVMM がクラッシュ OMIMSSC コンソール拡張機能をインポートすると、SC2016 VMM RTM ビルド 4.0.1662.0 Administrator コンソールがクラッシュす ることがあります。 この問題を回避するには、support.microsoft.
5 OMIMSSC 管理ポータルのシナリオ Mozilla Firefox ブラウザから OMIMSSC 管理ポータ ルへのアクセス時のエラーメッセージ Mozilla Firefox ブラウザを使用して OMIMSSC 管理ポータルにアクセスすると、次の警告メッセージが表示されます。“Secure Connection Failed”. これを回避するには、ブラウザの admin portal の前回のエントリから作成された証明書を削除します。Mozilla Firefox ブラウザから 証明書を削除する方法については、support.mozilla.
6 OMIMSSC での検出、同期、インベントリのシナ リオ サーバの検出の失敗 1 つの OMIMSSC アプライアンスに複数の Microsoft コンソールが登録されている場合、サーバ検出を試みて到達不可能な SCCM コ ンソールがあると、サーバ検出ジョブは失敗します。 この問題を回避するには、到達不能な SCCM コンソールの登録を解除するか、エラーを修正して SCCM コンソールが OMIMSSC ア プライアンスからアクセス可能になるようにします。 検出されるサーバが すべての Dell Lifecycle Controller サーバ コレクションに追加されていない SCCM コンソール拡張機能用の OMIMSSC で検出されるサーバが、すべての Dell Lifecycle Controller サーバ コレクションに追加 されていないことがあります。 この問題を回避するには、すべての Dell Lifecycle Controller サーバ コレクションを削除してからサーバを検出します。SCCM 中 にコレクションが自動的に作成され、このグループにサーバが追加されます。 正しくない資
2. VRTX シャーシグループ内のすべてのサーバーを手動で削除し、それらのサーバーを再検出します。 ホスト サーバーは登録済み SCCM と同期できない OMIMSSC コンソール拡張を登録済み SCCM と同期している間、サーバーは同期ジョブにサブ タスクとしてリストされないため、 同期されません。 この問題を回避するには、SCCM コンソールを「管理者権限で実行」で起動し、サーバーの帯域外設定をアップデートします。次に、 OMIMSSC コンソール拡張機能を登録済み SCCM と同期します。 詳細については、『System Center Configuration Manager および System Center Virtual Machine Manager 用 OpenManage Integration for Microsoft System Center バージョン 7.
7 OMIMSSC での一般的なシナリオ CIFS 共有へのホスト名を使用したアクセスの失敗 モジュラーサーバによる CIFS 共有へのアクセスが、OMIMSSC でのどのジョブ実行用のホスト名を使用しても行えません。 この問題を回避するには、ホスト名ではなく CIFS 共有を持つサーバの IP アドレスを指定します。 コンソール拡張機能での ジョブおよびログ ページの 表示の失敗 ジョブおよびログセンター ページが、OMIMSSC コンソール拡張機能に表示されません。 この問題を回避するには、コンソールを再登録してから、ジョブおよびログ ページを起動します。 管理下システムでのオペレーションの失敗 Transport Layer Security(TLS)のバージョンが原因となって、OMIMSSC のすべての機能が管理下システムで期待どおりに動作し ません。 iDRAC ファームウェアバージョン 2.40.40.40 以降を使用している場合は、Transport Layer Security(TLS)バージョン 1.
8 OMIMSSC でのファームウェアアップデートの シナリオ アップデートソースの作成の失敗 アプライアンスの Domain Name System(DNS)ネットワーク設定が変更されると、HTTP または FTP タイプのアップデートソース の作成に失敗します。 この問題を回避するには、アプライアンスを再起動し、その後に、HTTP または FTP タイプのアップデートソースを作成します。 システムデフォルトアップデートソースを使用した FTP への接続の失敗 OMIMSSC をセットアップ、設定、アップグレード、または移行した後、デフォルトのアップデートソース Dell Online カタログを 用いた FTP サイトへのアクセスを試行すると、プロキシ資格情報を必要とする場合にアクセスに失敗することがあります。 この問題を回避して、アップデートソースとして Dell Online カタログを用いた FTP サイトへのアクセスを行うには、アップデート ソースを編集してプロキシ資格情報を追加します。 ローカルアップデートソースのテスト接続に失敗 ローカルアップデートソースの詳細を提供した後、必要なファイル
OMIMSSC のアップグレードまたは移行後に比較レ ポートを表示できない 最新バージョンの OMIMSSC にアップグレードした後、ftp.dell.com または downloads.dell.
DRM アップデートソースの使用時のファームウェア アップデートの失敗 共有フォルダへのアクセス権が不十分な場合に DRM アップデートソースを使用すると、ファームウェアアップデートジョブが失敗 する場合があります。DRM アップデート ソースの作成中に提供された Windows 資格情報プロファイルがドメイン管理者グループ またはローカル管理者グループの一部ではない場合、「Local cache creation failure」というエラー メッセージが表示され ます。 この問題を回避するには、次の手順を実行します。 1. DRM からリポジトリを作成した後、フォルダを右クリックし、セキュリティ タブをクリックして、詳細設定 をクリックしま す。 2.
WinPE イメージのアップデートに失敗 WinPE イメージをアップデートしようとすると、アップデートジョブが失敗し、次のエラーメッセージが表示されることがありま す。Remote connection to console failed.
9 OMIMSSC でのオペレーティングシステム導入 シナリオ オペレーティングシステム導入の一般的なシナリオ ここでは、オペレーティングシステム導入に関する一般的なすべてのトラブルシューティング情報について説明します。 運用テンプレートの導入の失敗 選択したサーバへの運用テンプレートの導入後、属性や属性値が選択された .CSV ファイルでの適正値に一致していないか、テンプ レート設定に起因して iDRAC IP や iDRAC 資格情報が変更されています。iDRAC でのジョブは成功していても、無効な .CSV ファイ ルに起因して OMIMSSC での当該ジョブのステータスが不成功または失敗として表示されるか、ターゲットサーバでの iDRAC 変更 が原因となってジョブ追跡が不可能になっています。 この問題を回避するには、選択した .
SCCM の Managed Lifecycle Controller Lifecycle Controller ESXi コレクションへのサーバの追加に失敗 オペレーティングシステム導入中に DHCP ルックアップが失敗すると、サーバはタイムアウトし、SCCM 中の Managed Dell Lifecycle Controller(ESXi)にサーバが移動されません。 この問題を回避するには、SCCM クライアントサーバをインストールしてから、同期化を実行して、Managed Lifecycle Controller Lifecycle Controller(ESXi)コレクションにサーバを追加します。 SCVMM ユーザー用のオペレーティングシステム導 入シナリオ ここでは、SCVMM コンソールでの OMIMSSC を使用したハイパーバイザー導入に関連するトラブルシューティング情報について説 明します。 LC またはファイアウォール保護によるハイパーバイザー導入 の失敗 ハイパーバイザー導入に失敗し、アクティビティログに次のエラーメッセージが表示されます。Error New-SCVMHost fa
Active Directory へのサーバ追加中の SCVMM エラー 21119 Active Directory にサーバーを追加しているとき、次のような SCVMM エラー 21119 が表示されます。「Error 21119: The physical computer with did not join Active Directory in time. The comptuer was expected to join Active Directory using the computer name .」 回避策として、次の手順を実行します。 1. 2. 3. 4.
10 OMIMSSC でのサーバプロファイルのシナリオ サーバープロファイルのエクスポートの失敗 サーバプロファイルのエクスポートジョブをスケジュールした後、サーバプロファイルがエクスポートされず、次のエラーメッセー ジが表示されます。The selectors for the resource are not valid. この問題を回避するには、iDRAC をリセットしてから、サーバプロファイルのエクスポートジョブをスケジュールします。詳細に ついては、dell.com/support にある iDRAC のマニュアルを参照してください。 2 時間後にサーバープロファイルのインポートジョブ がタイムアウト OMIMSSC でサーバー プロファイルのインポート ジョブを送信した後、2 時間後にそのジョブがタイムアウトします。 この問題を回避するには、次の手順を実行します。 1. サーバを起動し、F2 を押して、BIOS 設定 画面に移動します。 2. セットアップユーティリティ をクリックし、その他の設定 を選択します。 3.
11 OMIMSSC での LC ログシナリオ LC ログの .CSV 形式でのエクスポートの失敗 LC ログファイルを .CSV 形式でダウンロードしようとすると、ダウンロードに失敗します。 この問題を回避するには、ローカルのイントラネットサイトでブラウザに OMIMSSC アプライアンスの FQDN を追加します。ロー カル イントラネットでの OMIMSSC アプライアンスの追加については、『System Center Configuration Manager および System Center Virtual Machine Manager 用 Dell EMC OpenManage Integration for Microsoft System Center バージョン 7.1 ユーザーズ ガイド』 の「LC ログの表示」セクションを参照してください。 LC ログファイルのオープンに失敗 LC ログを収集した後、サーバの LC ログファイルの表示を試行すると、次のエラーメッセージが表示されます。“Failed to perform the requested action.
12 Dell EMC サポートサイトからのドキュメントへ のアクセス 次のリンクを使用して、必要なドキュメントにアクセスします。 • • • • • • • • Dell EMC エンタープライズシステム管理のマニュアル — www.dell.com/SoftwareSecurityManuals Dell EMC OpenManage マニュアル — www.dell.com/OpenManageManuals Dell EMC リモートエンタープライズシステム管理のマニュアル — www.dell.com/esmmanuals iDRAC マニュアル — www.dell.com/idracmanuals Dell EMC OpenManage Connections エンタープライズ システム管理のマニュアル — www.dell.com/ OMConnectionsEnterpriseSystemsManagement Dell EMC Serviceability Tools マニュアル — www.dell.com/ServiceabilityTools 1. www.support.