Users Guide
OMIMSSC の概要
Microsoft System Center 向け OpenManage Integration(OMIMSSC)は、製品の System Center スイートへの統合を行います。OMIMSSC を
使用すれば、integrated Dell Remote Access Controller(iDRAC)および Lifecycle Controller(LC)による Dell EMC PowerEdge サーバのライフ
サイクル全体の管理と、
OpenManage Enterprise Modular Edition によるモジュール型システム(Dell EMC PowerEdge MX7000)のライフサイクル
全体の管理を行うことができます。
OMIMSSC では、オペレーティングシステムの導入、Storage Spaces Direct クラスタの作成、ハードウェアパッチ、ファームウェア アップデート、デバイスのメ
ンテナンスが行えます。従来のデータセンターでは
OMIMSSC を Microsoft System Center Conguration Manager(SCCM)と統合してデバイスを
管理したり、仮想およびクラウド環境では OMIMSSC を Microsoft System Center Virtual Machine Manager(SCVMM)と統合してデバイスを管
理したりできます。
SCCM および SCVMM の詳細については、Microsoft のマニュアルを参照してください。
OMIMSSC の機能
表 1. このリリースの機能
特長 説明
モジュラーシステムの検出とメンテナンス
Operational Template(運用テンプレート)を使用して、Dell EMC
PowerEdge MX7000
モジュラーシステムのファームウェアを検出、構成、
およびアップデートします。
System Center 2016 Virtual Machine Manager での Storage Spaces
Direct クラスタの作成
Microsoft System Center Virtual Machine Manager 2016 から、Dell
EMC
Storage Spaces Direct Ready ノード(Microsoft Storage
Spaces Direct を実行するために事前設定およびテストが行われ、認定
を受けた
Dell EMC PowerEdge サーバ上に構築)で、事前定義された
Operational Template(運用テンプレート)および Storage Spaces
Direct
機能が有効な Hyper-V クラスタを作成します。
事前定義された Operational Template(運用テンプレート)
事前定義された Operational Template(運用テンプレート)には、
Storage Spaces Direct を作成するための Dell EMC の設定と、NIC カ
ードベンダー固有のパラメータが含まれます。
モジュラーシステムの設定コンプライアンスレポート
Operational Template(運用テンプレート)と比較レポートに対して、モジ
ュラーシステムのハードウェア設定コンプライアンスチェックを行います。
UEFI モード
UEFI 起動モードを使用してオペレーティングシステムの導入をサポートしま
す。
BOSS(起動最適化ストレージソリューション)の設定
BOSS カードの設定をサポートします。
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