Users Guide
– VRTX のシャーシファームウェアをアップデートする方法については、『Dell Chassis Management Controller for Dell PowerEdge VRTX User
’
s
Guide
』(Dell PowerEdge VRTX 用 Dell Chassis Management Controller ユーザーズガイド)の「ファームウェアのアップデート」セクションを参
照してください。
– FX2 のシャーシファームウェアをアップデートする方法については、『Dell Chassis Management Controller for Dell PowerEdge FX2 User
’
s
Guide
』(Dell PowerEdge FX2 用 Dell Chassis Management Controller ユーザーズガイド)の「ファームウェアのアップデート」セクションを参照
してください。
手順
1 OMIMSSC で、メンテナンスセンター をクリックし、サーバまたはモジュラーシステムグループとアップデートソースを選択してから、アップデートの実行
をクリックします。
2 アップデート詳細 で、ファームウェアアップデートジョブの名前と説明を入力します。
3 ファームウェアバージョンのダウングレードを有効にするには、ダウングレードを許可 チェックボックスをオンにします。
このオプションが選択されていない場合、ファームウェアのダウングレードを必要とするコンポーネントに対するアクションは実行されません。
4 アップデートのスケジュール で、次のいずれかを選択します。
• 今すぐ実行 - アップデートを今すぐ適用します。
• 日付と時刻を選択して、今後のファームウェアアップデートをスケジュールします。
5 次のいずれかの方法を選択して、終了 をクリックします。
• エージェントフリーのステージングアップデート - 適用時にシステムの再起動を必要としないアップデートはただちに適用され、システムの再起
動が必要なアップデートはシステムの再起動時に適用されます。すべてのアップデートが適用されているかどうかを確認するには、インベントリを
更新します。デバイスの操作が
1 つでも失敗すると、アップデートジョブ全体が失敗します。
メモ: OMIMSSC は、MX7000 モジュラーシステムに対しては エージェントフリーのステージングアップデート のみをサポートし
ています。
• エージェントフリーのアップデート - アップデートが適用されシステムがただちに再起動します。
メモ: クラスタ対応アップデート(CAU) - クラスタアップデートグループ上で Windows CAU 機能を使用してアップデート処理を自
動化することで、サーバの可用性を維持します。アップデートは、
SCVMM サーバがインストールされている同じシステム上に存在する
クラスタアップデートコーディネータに渡されます。アップデートプロセスは自動化されて、サーバの可用性が維持されます。アップデー
トジョブは、アップデート方法 ドロップダウンメニューからの選択に関係なく Microsoft クラスタ対応アップデート(CAU)機能に送信
されます。詳細については、「
CAU を使用したアップデート」を参照してください。
メモ: ファームウェアアップデートジョブを iDRAC に送信した後、OMIMSSC は iDRAC と対話してジョブのステータスを確認し、
OMIMSSC 管理ポータルの ジョブとログ ページに表示します。長時間 iDRAC からジョブのステータスに関する応答がない場合、ジ
ョブのステータスは失敗とマークされます。
CAU を使用したアップデート
サーバ(クラスタの一部)のアップデートは、SCVMM サーバがインストールされている同じシステム上に存在するクラスタアップデートコーディネータを通じ
て行われます。アップデートはステージングされず、すぐに適用されます。Cluster Aware Update(CAU)を使用すると、中断やサーバのダウンタイムを最
小限に抑えて、ワークロードの継続的な可用性を実現できます。したがって、クラスタグループによって提供されるサービスには影響がありません。
CAU の
詳細については、technet.microsoft.com の「クラスタ対応アップデートの概要」セクションを参照してください。
クラスタアップデートグループにアップデートを適用する前に、次のことを確認します。
• 登録されたユーザーが、CAU 機能を使用してクラスタをアップデートするための管理者権限を持っていることを確認します。
• 選択したアップデートソースへの接続性。
• フェールオーバークラスタの可用性。
• CAU 機能をサポートするために、Windows Server 2012、Windows Server 2012 R2、または Windows 2016 オペレーティングシステムがすべての
フェールオーバークラスタノードにインストールされていることを確認します。
• 自動アップデートの設定が、いずれのフェールオーバークラスタノード上でもアップデートを自動的にインストールするようになっていないこと。
• フェールオーバークラスタ内の各ノード上のリモートシャットダウンを有効にするファイアウォールルールを有効にします。
• クラスタグループには、少なくとも 2 つのノードが必要です。
OMIMSSC のファームウェアアップデート
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