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OMIMSSC のファームウェアアップデート
Dell EMC デバイスを最新の状態に維持するために、OMIMSSC を使用して、セキュリティ、問題の修正、拡張機能を使用するために最新のファームウ
ェアにアップグレードします。Dell EMC アップデートリポジトリを使用してデバイスのファームウェアをアップデートします。
ファームウェアのアップデートは、ハードウェア互換性のあるデバイスでのみサポートされています。管理対象デバイスの OMIMSSC で使用可能な機能を
使用するために、管理対象デバイスには iDRAC、Lifecycle Controller(LC)、および BIOS の必要最小限のファームウェアバージョンが必要です。必要
なファームウェアバージョンを持つデバイスには、ハードウェア互換性があります。
トピック:
• アップデートグループについて
• アップデートソースとは
• Dell EMC Repository Manager(DRM)との統合
• ポーリング頻度の設定
• デバイスインベントリの表示と更新
• フィルタの適用
• アップデートの実行メソッドを使用したファームウェアバージョンのアップグレードとダウングレード
アップデートグループについて
アップデートグループは、同様のアップデート管理を必要とするデバイスのグループです。OMIMSSC でサポートされているアップデートグループには、次の 2
種類があります。
• 事前定義されたアップデートグループ—手動で作成、変更、または削除することはできません。
• カスタムアップデートグループ—これらのグループ内のデバイスの変更および削除を作成できます。
メモ
: SCVMM に存在するすべてのサーバグループは、OMIMSSC に一覧表示されます。ただし、OMIMSSC のサーバのリストはユーザー固
有ではありません。そのため、これらのデバイスで操作を実行するためのアクセス権があることを確認してください。
事前定義されたアップデートグループ
デバイスを検出すると、検出されたデバイスが次の定義済みグループのいずれかに追加されます。
• デフォルトのホストグループ—このグループは、Windows オペレーティングシステムに導入されているか、登録済みの Microsoft コンソールと同期さ
れているサーバで構成されます。
• デフォルトの未割り当てグループ—このグループは、未割り当てまたはベアメタルのサーバで構成されます。
• デフォルトの Windows 以外のホストグループ—このグループは、Windows 以外のオペレーティングシステムで導入されたサーバで構成されます。
• シャーシアップデートグループ—このグループは、モジュラーサーバとシャーシまたはモジュラーシステムで構成されます。第 12 世代のサーバとそのシャ
ーシ情報が検出されます。デフォルトでは、グループは
Chassis-Service-tag-of-Chassis-Group という名前形式で作成されます。たとえば、
Chassis-GJDC4BS-Group のように作成されます。モジュラーサーバがクラスタアップデートグループから削除されると、サーバは CMC 情報ととも
にシャーシアップデートグループに追加されます。対応するシャーシアップデートグループにモジュラーサーバがない場合でも、シャーシ内のすべてのモジ
ュラーサーバがクラスタアップデートグループにあるため、シャーシアップデートグループは引き続き存在しますが、CMC 情報だけが表示されます。
• クラスタアップデートグループ—このグループは、Windows サーバフェールオーバークラスタ で構成されます。第 12 世代以降のモジュラーサーバが
クラスタの一部である場合、
CMC 情報も メンテナンスセンター ページのインベントリに追加されます。
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