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メモ: クラスタ対応アップデートCAU - クラスタアップデートグループ上で Windows CAU 機能を使用してアップデート処理を自
動化することで、サーバの可用性を維持します。アップデートは、
SCVMM サーバがインストールされている同じシステム上に存在する
クラスタアップデートコーディネータに渡されます。アップデートプロセスは自動化されて、サーバの可用性が維持されます。アップデー
トジョブは、アップデート方法 ドロップダウンメニューからの選択に関係なく Microsoft クラスタ対応アップデートCAU機能に送信
されます。詳細については、「
CAU を使用したアップデート」を参照してください。
メモ: ファームウェアアップデートジョブを iDRAC に送信した後、OMIMSSC iDRAC と対話してジョブのステータスを確認し、
OMIMSSC 管理ポータルの ジョブとログ ページに表示します。長時間 iDRAC からジョブのステータスに関する応答がない場合、ジ
ョブのステータスは失敗とマークされます。
CAU を使用したアップデート
サーバクラスタの一部のアップデートは、SCVMM サーバがインストールされている同じシステム上に存在するクラスタアップデートコーディネータを通じ
て行われます。アップデートはステージングされず、すぐに適用されます。Cluster Aware UpdateCAUを使用すると、中断やサーバのダウンタイムを最
小限に抑えて、ワークロードの継続的な可用性を実現できます。したがって、クラスタグループによって提供されるサービスには影響がありません。CAU
詳細については、
technet.microsoft.com の「クラスタ対応アップデートの概要」セクションを参照してください。
クラスタアップデートグループにアップデートを適用する前に、次のことを確認します。
登録されたユーザーが、CAU 機能を使用してクラスタをアップデートするための管理者権限を持っていることを確認します。
選択したアップデートソースへの接続性。
フェールオーバークラスタの可用性。
CAU 機能をサポートするために、Windows Server 2012Windows Server 2012 R2、または Windows 2016 オペレーティングシステムがすべての
フェールオーバークラスタノードにインストールされていることを確認します。
自動アップデートの設定が、いずれのフェールオーバークラスタノード上でもアップデートを自動的にインストールするようになっていないこと。
フェールオーバークラスタ内の各ノード上のリモートシャットダウンを有効にするファイアウォールルールを有効にします。
クラスタグループには、少なくとも 2 つのノードが必要です。
クラスタのアップデート準備状況を確認し、CAU メソッドを適用するクラスタ準備状況レポートに重大なエラーや警告がないことを確認します。クラス
タアップデート準備を確認します。
CAU に関する詳細については、technet.microsoft.com にある「クラスタ対応アップデートの要件とベストプラクティ
ス」のセクションを参照してください。
メモ
:
アップデートの適用については、「アップデートの実行メソッドを使用したファームウェアバージョンのアップグレードとダウングレード」を参照してください。
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OMIMSSC のファームウェアアップデート