Users Guide

クラスタアップデートグループ上でのファームウェアアップデー
トの失敗
クラスタアップデートグループ上でファームウェアアップデートジョブをスケジュールした後、IG に到達不能、クラスタグループが応答しない、進行中のジョブの
ために CAU でファームウェアアップデートジョブがキャンセルされたなどのさまざまな理由でファームウェアアップデートジョブが失敗すると、DUP がダウンロード
され、クラスタグループに属している各サーバークラスタノードに配置されます。すべての
DUP ファイルは Dell という名前のフォルダの下に配置され、メモリを
消費します。
この問題を回避するには、Dell フォルダ内のすべてのファイルを削除してから、ファームウェアアップデートジョブをスケジュールします。
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世代サーバーのファームウェアアップデートの失敗
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世代の PowerEdge サーバで開始されるファームウェアアップデートジョブは、iDRAC LC の互換性のないバージョンによって、次のエラーが表示さ
れて失敗することがあります。WSMan command failed to execute on server with iDRAC IP <IP address>
この問題を回避するには、iDRAC および LC を最新バージョンにアップグレードしてから、ファームウェアアップデートジョブを開始します。
DRM をアップデートソースの使用中にファームウェアアップ
デートの失敗
共有フォルダへのアクセスが不十分な状態で DRM アップデートソースを使用している場合、ファームウェアアップデートジョブが失敗する場合があります。
DRM アップデートソースの作成中に提供された Windows 資格情報プロファイルがドメイン管理者グループまたはローカル管理者グループの一部ではな
い場合、次のエラーメッセージが表示されますLocal cache creation failure
回避策として、次の手順を実行します。
1 DRM からリポジトリを作成した後、フォルダを右クリックし、セキュリティ タブをクリックしてから、Advanced 詳細設定をクリックします。
2 Enable inheritance継承を有効にするをクリックし、Replace all child object permission entries with inheritable permission entries
from this objectすべての子オブジェクトのアクセス許可エントリをこのオブジェクトの継承可能なアクセス許可エントリと置き換えるオプシ
ョンを選択し、
Everyone全員に読み取り / 書き込みアクセス許可を与えてフォルダを共有します。
アップデートグループのスケジュールされたジョブの失敗
アップデートグループに対してジョブをスケジュールした後、そのアップデートグループからすべてのサーバーが移動され、そのアップデートグループ内にサーバー
が存在しなくなると、スケジュールされたジョブは失敗します。
この問題を回避するには、スケジュールされたジョブをキャンセルし、サーバーを別のアップデートグループに追加し、そのアップデートグループに対してジョブ
をスケジュールします。
Operational Template運用テンプレート の適用の失敗
選択したサーバで Operational Template運用テンプレート Deploy導入 ジョブを送信した後、選択した .CSV ファイルの属性または属性値
が適切でなくとも、iDRAC IP または iDRAC 資格情報がテンプレートによって変更されると、iDRAC のジョブは成功します。ただし、.CSV ファイルが無効
であると、
OMIMSSC 内のこのジョブのステータスが不成功 / 失敗と表示され、ターゲットサーバで iDRAC が変更されるため、ジョブを追跡することができ
ません。
回避策として、選択した .CSV ファイルに含まれる属性と属性値がすべて適切であるようにして、iDRAC IP または資格情報がテンプレートによって変更さ
れることがないようにしてください。
トラブルシューティング
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