Users Guide
アップデート方法
OMIMSSC と互換性のあるハードウェアを持つサーバグループを選択し、アップデートを適用できます。
• サーバーグループ上では次のアップデートを実行できます。
• Agent-free staged updates(エージェントフリーのステージングアップデート) - これはファームウェアアップデートのステージングです。すぐに適
用可能で再起動が不要なファームウェアアップデートは直ちに適用されます。システムの再起動を必要とする残りのアップデートはサーバの再起
動時に適用されます。アップデートは、
iDRAC を使用して、スケジュールされた時刻に一括で実行されます。バッチサイズは、アップデートの実行
時に決定されます。すべてのアップデートが適用されているかどうかを確認するには、インベントリを更新します。この操作が 1 つのサーバで失敗す
るだけでも、アップデートジョブ全体が失敗となります。
• Agent-free updates(エージェントフリーのアップデート) - これは、サーバがすぐに再起動される帯域外アップデートです。
• Cluster-Aware Updating(CAU)(クラスタ対応アップデート(CAU)) - クラスタアップデートグループに Windows CAU 機能を使用するこ
とで、サーバの可用性を維持しながらアップデートプロセスを自動化します。
CAU の詳細については、「CAU を使用したアップデート」を参照してく
ださい。
アップデートグループの表示
アップデートグループを表示するには、次の手順を実行します。
1 OMIMSSC で Maintenance Center(メンテナンスセンター) をクリックし、Maintenance Settings(メンテナンス設定) をクリックします。
2 Maintenance Settings(メンテナンス設定)で、Update Groups(アップデートグループ)をクリックします。
作成されたすべてのカスタムグループが、名前、グループタイプ、グループ内のサーバ数と共に表示されます。
カスタムアップデートグループの作成
1 OMIMSSC コンソールで、Maintenance Center(メンテナンスセンター) をクリックしてから Maintenance Settings(メンテナンス設定) をク
リックします。
2 Maintenance Settings(メンテナンス設定)で、Update Groups(アップデートグループ)をクリックし、Create(作成)をクリックします。
Firmware Update Group(ファームウェアアップデートグループ)ページが表示されます。
3 グループ名と説明を入力します。作成するアップデートグループのタイプを選択します。
カスタムアップデートグループは、次のアップデートグループタイプのサーバのみ持つことができます。
• 汎用アップデートグループ - デフォルトの未割り当てアップデートグループとデフォルトのホストアップデートグループのサーバで構成されます。
• ホストアップデートグループ - デフォルトのホストアップデートグループのサーバで構成されます。
また、2 つのタイプのサーバグループの組み合わせにすることもできます。
4 サーバをアップデートグループに追加するには、サービスタグを使用してサーバを検索し、サーバを Servers Included in the Update Group(アップ
デートグループに含まれるサーバ
) 表に追加するために、右矢印をクリックします。
5 カスタムアップデートグループを作成するために、Save(保存) をクリックします。
カスタムアップデートグループの変更
このタスクについて
カスタムアップデートグループを変更する際には、次の点に注意してください。
• アップデートグループは、作成後にタイプを変更することはできません。
• カスタムアップデートグループのサーバを別のカスタムアップデートグループに移動させるには、次の手順を実行します。
a サーバを既存のカスタムアップデートグループから削除します。そうすることにより、サーバは事前定義されたアップデートグループに自動的に追加
されます。
b そのサーバを追加するようカスタムグループを編集し、サービスタグを使用してそのサーバを検索します。
メンテナンス
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