Install Guide
Table Of Contents
- OpenManage Integration for VMware vCenter バージョン5.1インストール ガイド
- はじめに
- OMIVVのインストールと設定
- 前提条件チェックリスト
- OpenManage Integration for VMware vCenterのダウンロード
- vSphere Client(HTML-5)を使用したOMIVV OVFの導入
- 証明書署名要求(CSR)の生成
- HTTPS証明書のアップロード
- デフォルトHTTPS証明書の復元
- 展開モードの設定
- 新しいvCenterサーバーの登録
- OMIVVアプライアンスの設定
- 登録済みvCenterバージョンのアップグレード後のOMIVVの再設定
- バックアップおよび復元の管理
- OMIVVアプライアンスとリポジトリーの場所のアップデート
- RPMを使用したOMIVVアプライアンスのアップグレード
- バックアップと復元を使用したOMIVVアプライアンスのアップグレード
- OpenManage Integration for VMware vCenterの登録解除
- 登録解除後のOMIVVの回復
- 初期設定ウィザードを使用したOMIVVアプライアンスの設定
- Dell EMC サポートサイトからのドキュメントへのアクセス
- 関連マニュアル
- デルへのお問い合わせ
非管理者アカウントを使用した vCenter サーバーの登録
vCenter の Administrator 資格情報があるか、またはデルの権限を持つ Administrator 以外のユーザーであれば、OMIVV アプライアン
ス用の vCenter サーバを登録できます。
必要な権限を持つ Administrator 以外のユーザーが vCenter サーバを登録できるようにするには、次の手順を実行します。
1. 役割に必要な権限を持った役割を作成するか既存の役割を変更します。
役割に必要な権限のリストの詳細については、「Administrator 以外のユーザーに必要な権限」を参照してください。
役割を作成または変更し、vSphere Client(HTML-5)で権限を選択するために必要な手順については、VMware vSphere のマニ
ュアルを参照してください
2. 役割を定義し、その役割の権限を選択したら、新しく作成した役割にユーザーを割り当てます。
権限への役割の割り当ての詳細については、VMware vSphere のマニュアルを参照してください。
これで、必要な権限のある Administrator 以外の vCenter サーバユーザーが、vCenter の登録や登録解除、資格情報の変更、資格
情報のアップデートを実行できるようになります。
3. 必要な権限のある Administrator 以外のユーザーにより vCenter サーバーを登録します。
4. 登録が完了したら、ステップ 1 で作成または変更した役割にデルの権限を割り当てます。「既存の役割へのデルの権限の割り当
て 、p. 23」を参照してください。
これで、必要な権限のある Administrator 以外のユーザーが Dell EMC ホストの OMIVV 機能を利用できるようになります。
Administrator 以外のユーザーに必要な権限
vCenter で OMIVV を登録する場合、管理者以外のユーザーには次の権限が必要です。
管理者以外のユーザーが OMIVV で vCenter サーバーを登録する際に、次の権限が設定されていないとメッセージが表示されます。
● アラーム
○ アラームの作成
○ アラームの変更
○ アラームの削除
● 拡張権限
○ 登録の拡張権限
○ 登録解除の拡張権限
○ 更新の拡張権限
● グローバル
○ タスクのキャンセル
○ ログイベント
○ 設定
● 正常性アップデートプロバイダ
○ 登録
○ 登録解除
○ アップデート
● ホスト
○ CIM
■ CIM インタラクション
● Host.Config
○ 詳細設定
○ 設定の変更
○ 接続
○ メンテナンス
○ ネットワークの設定
○ パッチの問い合わせ
○ セキュリティプロファイルとファイアウォール
● インベントリ
○ クラスタにホストを追加
○ スタンドアロンホストの追加
○ クラスタの変更
● Lifecycle Manager:General Privileges
22 OMIVV のインストールと設定