Install Guide
○ OMIVV は IPv4 IP アドレスのみをサポートします。固定 IP 割り当てと DHCP 割り当ての両方がサポートされていますが、固
定 IP アドレスを割り当てることをお勧めします。DNS に正しく登録されている OMIVV アプライアンスを展開する場合は、
固定 IP アドレスとホスト名を割り当てます。固定 IP アドレスを割り当てると、システムが再起動しても、OMIVV アプライ
アンスの IP アドレスは変わりません。
○ OMIVV のホスト名エントリが、DNS サーバの前方ルックアップ ゾーンと逆引きルックアップ ゾーンの両方にあることを確
認します。
● OMIVV アプライアンスのモードについては、お使いの仮想化環境に合った適切なモードで OMIVV を導入するようにします。詳
細については、展開モードの設定 、p. 18 を参照してください。
● ポート要件に一致するようにネットワークを設定します。詳細については、ポート情報 、p. 12 を参照してください。
vSphere での DNS の要件の詳細については、次の VMware のリンクを参照してください。
● vSphere 6.5 および Platform Services Controller アプライアンスの DNS 要件
● Windows での vSphere 6.7 および Platform Services Controller の DNS 要件
ハードウェア要件
OMIVV は、Dell EMC PowerEdge サーバーを完全サポートしており、iDRAC Express および Enterprise の全機能に対応しています。お
使いのホストサーバが適格であることを確認するには、以降のセクションに記載されている次の項目を参照してください。
● サポートされている BIOS および iDRAC バージョン
● サポートされている iDRAC バージョン(導入および管理の両方)
● プロビジョニングされたストレージに対応したメモリー、CPU、およびディスク容量
OMIVV には、iDRAC の管理ネットワーク、CMC または OME-Modular システム管理ネットワーク、および vCenter 管理ネットワー
クにアクセスできる、マザーボードまたはネットワーク ドーター カード上の LAN が必要です。詳細については、OMIVV アプライア
ンスの設定 、p. 25 および 2 つのネットワーク インターフェイス コントローラー(NIC)を用いた OMIVV アプライアンスの設定 、
p. 28 を参照してください。
対応 BIOS バージョン
OpenManage Integration for VMware vCenter の機能を有効にするには、次のバージョンの BIOS および Lifecycle Controller 搭載
iDRAC が必要です。
OMIVV を使用する前に、Repository Manager、または Lifecycle Controller のプラットフォームを使用して作成されたブータブル ISO
を使用してお使いのサーバのバージョンを次のいずれかにアップデートすることをお勧めします。
表 1. 12G PowerEdge サーバーの対応 BIOS バージョン
サーバー 必要最小 BIOS バージョン
T320 1.0.1 以降
T420 1.0.1 以降
T620 1.2.6 以降
M420 1.2.4 以降
M520 1.2.6 以降
M620 1.2.6 以降
M820 1.2.6 以降
R220 1.0.3 以降
R320 1.2.4 以降
R420 1.2.4 以降
R520 1.2.4 以降
R620 1.2.6 以降
R720 1.2.6 以降
R720xd 1.2.6 以降
はじめに 7