Users Guide
Table Of Contents
- OpenManage Integration for VMware vCenterバージョン5.3 ユーザーズガイド
- はじめに
- Dell EMC OMIVV管理コンソールへのログイン
- 新しいvCenterサーバーの登録
- 非管理者アカウントを使用したvCenterサーバーの登録
- Administrator 以外のユーザーに必要な権限
- 既存の役割へのDellの権限の割り当て
- 登録済みvCenter Serverの証明書のアップデート
- vCenterログイン認証情報の変更
- OpenManage Integration for VMware vCenterの登録解除
- OMIVV管理コンソールへのライセンスのアップロード
- OMIVVアプライアンスの管理
- アプライアンス管理へのアクセス
- OMIVVアプライアンスの再起動
- OMIVVアプライアンスとリポジトリーの場所のアップグレード
- OMIVVアップグレード オプション
- RPMを使用した(インターネットを使用した)OMIVVアプライアンスのアップグレード
- (イントラネットによる)RPMを使用したOMIVVアプライアンスのアップグレード
- バックアップと復元を使用したOMIVVアプライアンスのアップグレード
- バックアップおよび復元の管理
- トラブルシューティング バンドルの生成とダウンロード
- HTTPプロキシの設定
- ネットワーク タイム プロトコル(NTP)サーバーのセットアップ
- 展開モードの設定
- 拡張モニタリング
- 証明書署名要求(CSR)の生成
- HTTPS証明書のアップロード
- デフォルトHTTPS証明書の復元
- グローバル アラートの設定
- OMIVV VMコンソールについて
- 新しいvCenterサーバーの登録
- ダッシュボードを使用したホストとシャーシの監視
- ホスト認定資格プロフィールを使用したホストの管理
- シャーシ認定資格プロフィールを使用したシャーシの管理
- リポジトリー プロファイルを使用したファームウェアおよびドライバー リポジトリーの管理
- クラスター プロファイルを使用したベースライン構成の取得
- ベアメタル サーバーの管理
- 導入プロファイルの管理
- システム プロファイルとISOプロファイルの導入
- 対応性
- OMIVVジョブの管理
- ログの管理
- OMIVVアプライアンス設定の管理
- vCenter設定の管理
- シャーシ管理
- ホストの管理
- セキュリティの役割および許可
- よくあるお問い合わせ(FAQ)
- 対応性
- 導入
- サーバで ESXi の導入が失敗する
- NPARがターゲット ノード上で有効で、システム プロファイルで無効の場合、OSの導入が失敗する
- 自動検出されたシステムで、導入ウィザードでモデル情報が表示されない
- 導入時に、システム プロファイルの適用がiDRACエラーにより失敗する
- 選択した NIC の MAC アドレスを iDRAC が入力しない場合に、PowerEdge サーバ上に OS を導入できない
- OSの導入後、OMIVVがvCenterへのESXiホストの追加に失敗したか、ホスト プロファイルの追加に失敗したか、ホストのメンテナンス モードの開始に失敗した
- OMIVVでOSを正常に導入した後、ESXiホストが切断されるか、応答しない状態になる
- OMIVVのネットワーク インターフェイス カード(NIC)がESXiホスト ネットワークに接続されていない場合、導入ジョブがタイムアウトする
- OMIVVで展開ジョブが失敗する
- FX シャーシに PCIe カードを搭載しているシステムプロファイルを適用できません
- ESXi ISOでNFS共有がセットアップされているが、共有の場所をマウントするときのエラーで失敗する
- ベアメタル展開の問題
- ファームウェアアップデート
- ファームウェア アップデートを実行すると、「ファームウェア リポジトリー ファイルが存在しないか、無効になっています」というエラー メッセージが表示される場合がある
- 1 対多のファームウェアアップデートを実行したときに、システムがメンテナンスモードに移行しない理由
- ファームウェアアップデートに失敗した場合は、どうすればよいでしょうか
- 次回の再起動時にファームアップデートを適用するオプションでファームウェアアップデートを行ってシステムを再起動したにも関わらず、ファームウェアのレベルがアップデートされません
- FX2シャーシでChassis Management Controller(CMC)ファームウェアのアップデートが失敗する
- OMIVVを使用してiDRACファームウェア バージョンをアップグレードまたはダウングレードすると、ファームウェア アップデートが成功していても、OMIVVではジョブが失敗したと示される場合がある
- OMIVV を使用しての、ファームウェアバージョン 13.5.2 の Intel ネットワークカードのアップデートはサポートされていない
- ファームウェアのアップデート後にインベントリーが失敗することがある
- インストール
- アップグレード
- RPMアップグレードの実行後、または以前のOMIVVバージョンからそれ以降のOMIVVバージョンへのバックアップおよび復元を実行した後、OMIVVのすべてのページに2000002エラーが表示される
- バックアップおよび復元の実行後にProactive HAの初期化が実行されない
- 以前のバージョンでステータスが[不明]になっていたサーバーが、OMIVVの最新バージョンへのバックアップおよび復元後に[ベアメタル サーバー]ページに表示されない
- バックアップおよび復元後、非対応の第11世代PowerEdgeサーバーがOMIVVインベントリーに保持される
- OMIVV アプライアンスの RPM アップグレード後、ログの複数のエントリが vCenter の最新タスクに表示される場合がある
- 以前のOMIVVバージョンから最新のOMIVVバージョンにバックアップして復元した後にDell EMCアイコンが表示されない
- プロキシがドメインユーザー認証で設定されている場合、OMIVV RPM のアップグレードが失敗する
- OMIVV のバックアップと復元の後、アラーム設定が復元されない
- 今すぐバックアップ画面にパスワードを入力するとエラーメッセージが表示されます
- OMIVVアプライアンスをアップグレードした後、FlexクライアントからvCenterを起動できない
- ベアメタル検出
- 証明書
- 登録
- Proactive HA
- DNS
- ホスト認定資格プロフィール
- ネットワークの設定
- システム プロファイル
- vCenter
- その他
- OMIVVアプライアンスを工場出荷時設定にリセットした後、vCenterからOMIVVインスタンスが削除されない
- vCenterパスワードを変更した後で、接続とインベントリーのテストがOMIVVで失敗する
- Firefoxブラウザーの環境で、OMIVVページに無効なセッション、タイムアウト例外、または200万件のエラーが表示される
- 特定のホストで保証ジョブが実行されない
- クラスタレベルでシステムロックダウンモードを設定すると、「クラスタの下にあるホストに正常なインベントリが含まれていません」というメッセージが時々表示される
- 使用可能なOMIVVアプライアンスのバージョンが現在のバージョンよりも古い場合、誤った情報が表示される
- vCenter ツリーからホストを削除した後も、引き続きシャーシにそのホストが表示されます
- OMIVV は VMware vCenter Server アプライアンスをサポートしていますか
- vCenterからOMIVVアプライアンスを強制的に削除する方法を教えてください
- 管理コンソールで、アプライアンスを工場出荷時設定にリセットした後、リポジトリパスのアップデート がデフォルトに設定されない
- 管理ポータルに、アップデートリポジトリの場所に到達できないと表示される理由
- 一部の電源装置のステータスが重要に変更されても、シャーシのグローバル正常性は正常のままになっている
- システム概要ページのプロセッサビューで、プロセッサのバージョンが「該当なし」と表示されます
- OMIVV は、リンクモードで vCenter をサポートしますか
- OMIVV ではどのようなポート設定が必要ですか。
- ロックダウンモードを有効にした状態で、OMIVV で ESXi をサポートすることができますか
- NFS共有を使用しているとテスト接続が失敗する場合がある
- システム固有属性
- 追加情報
- カスタマイズ属性
- コンポーネントとベースライン バージョンの比較マトリックス
- 応答コード
[アラームの復元]オプションは、製品のアンインストールと再インストールを行わずにデフォルトのアラーム設定を行うことが
できる便利な機能です。インストール以降に Dell EMC アラーム設定が変更されていた場合、[アラームの復元]オプションで元
に戻すことができます。
メモ: アプライアンスの復元後、イベントおよびアラーム設定は有効化されていません。設定 タブから、イベントとアラー
ム 設定を再度有効化することができます。
OMIVV でのメモリー ページ リタイア(MPR)の予測
メモリー ページ リタイア(MPR)は、対応する PowerEdge ホストで使用可能な事前障害検知機能です。この機能により、メモリ
ー ページで発生した修正可能なメモリー エラーに関して、ホストはオペレーティング システムに通知できるようになります。現在、
MPR イベントはすべての OMIVV 管理対象ホストに登録されています。
特定のセクターで十分な数のエラーが発生した場合に、当該の DIMM の潜在的な弱体化部分を示すことができます。この弱体化部
分が修正不可エラー イベントにつながり、システムがクラッシュする可能性があります。
OMIVV では、iDRAC から受け取った DIMM ごとの MEM0002 アラートを蓄積します。アラートがしきい値(14400)に達し、シス
テム内のすべての DIMM にわたって蓄積されている場合、OMIVV の vCenter[イベント]ページにイベントが表示されます。この
モニタリング機能によって、OMIVV でかなりの割合で MPR の発生を予測できるようになります。しきい値設定の計算に関する詳
細については、しきい値設定の計算 、p. 104 を参照してください。
アラーム通知を送信するには、OMIVV の[イベントとアラーム]ページで、[すべてのホストに対するメモリー ページ リタイア ア
ラームの有効化]オプションを有効にします。詳細については、次を参照してください:イベントとアラームの設定 、p. 103
修正可能なメモリー エラー数がしきい値に達した場合に、MPR の予報アラームが有効になっていると、ホストはメンテナンス モー
ドに移行します。
メモ: MPR 機能は、統合 IP を使用するシャーシ認定資格プロフィールを使用して管理される PowerEdge MX ホストではサポー
トされません。
しきい値設定の計算
このしきい値(14400)は、デフォルトのページ サイズである 1 MB(ESXi 6.7 以降でデフォルト設定)に基づいて設定されていま
す。予測 MPR は、訂正可能なエラーの件数が 60%に到達した後に生成されます。4 KB ページあたりの MPR は修正可能エラー数が
96 で、1 MB のページ サイズの場合、修正可能エラーの 60%は 14400 になります。
ホストがホスト認定資格プロフィールに追加されるとカウントが開始されます。カウントのリセットは、しきい値に到達した場合、
または OMIVV が再起動された場合に発生します。
メモ: OMIVV のリセットまたは再起動を行うと、カウントはゼロに再初期化されます。その結果、MPR 発生イベントの予測の
精度は下がります。
シャーシ イベントの表示
手順
1. vSphere Client で[メニュー]を展開し、[ホストとクラスター]を選択します。
2. 左ペインで、vCenter のインスタンスを選択します。
3. 右ペインで、[監視] > [タスクとイベント] > [イベント]をクリックします。
4. 詳細を表示するには、特定のイベントを選択します。
メモ: MCM 構成の PowerEdge MX シャーシの場合、イベントのソースはリード シャーシとして表示されます。ただし、メッ
セージの詳細には、識別のためにメンバー シャーシのサービス タグが含まれます。
メモ: PowerEdge MX ホストが統合 IP を使用するシャーシ認定資格プロフィールを使用して管理されている場合、すべての
ホスト イベントに対して一般的なイベント メッセージが表示されます(MM の一般的な緊急システム アラートなど)。この
場合は、OME-Modular で特定のコンポーネントの正常性の変化を確認してください。
シャーシ アラームの表示
104 vCenter 設定の管理