Users Guide
OMIVV アプライアンスを工場出荷時設定にリセットした後、vCenter か
ら OMIVV インスタンスが削除されない
この問題は、アプライアンスを工場出荷時の設定にリセットすると発生します。OMIVV アプライアンスのエントリーは vCenter の
vsphere-client-serenity フォルダーに残っているため、出荷時設定へのリセット後に vCenter に登録することはできません。
解決策:vCenter から OMIVV エントリーを削除します。詳細については、「vCenter から OMIVV アプライアンスを強制的に削除す
る方法を教えてください 、p. 154」を参照してください。
対象バージョン:すべて
OMIVV のシステム プロファイルのプロファイル設定ページで、BIOS と
iDRAC の属性しか表示されない
対応処置:Google Chrome を最新バージョンにアップグレードします。
対象バージョン:5.2
OS の導入プロセスが不明なエラーで完了する
この問題は、サーバーの検出に使用したユーザーとは別のユーザーで OS の導入を実行すると発生します。OMIVV の[ログ]ページ
のエラー メッセージに、クラスが見つかりませんというエラーが表示されます。
対応処置:特になし。この問題は、OMIVV の機能には影響しません。
対象バージョン:5.2
FX2 シャーシで Chassis Management Controller(CMC)ファームウェ
アのアップデートが失敗する
OMIVV では、サーバー iDRAC を介して FX2 シャーシの CMC ファームウェアをアップデートすることができます。[OS および
Lifecycle Controller 経由での CMC アップデートを許可]オプションが iDRAC で無効になっている場合、CMC ファームウェアの
アップデートは失敗します。
対応処置:iDRAC で次の手順を実行します。
1. [設定] > [アップデートとロールバック]に移動します。
2. [OS および Lifecycle Controller 経由での CMC アップデートを許可]を[有効]に設定します。
対象バージョン:5.2
OMIVV で ISO プロファイルの導入が失敗する
古いバージョンの OMIVV でスケジュールされている ISO プロファイル展開ジョブは、最新バージョンの OMIVV では無効です。
対応処置:スケジュール設定されたジョブをキャンセルし、必要に応じて展開ジョブを作成します。
スケジュール設定されたジョブがキャンセルされない場合、展開ジョブは失敗します。この場合は、サーバーをベアメタルとして検
出し、ISO プロファイル展開ジョブを作成します。
対象バージョン:5.2
ベアメタル展開の問題
本項では、展開プロセスで見つかった問題の処理について説明します。
自動検出とハンドシェイクの前提条件
● 自動検出とハンドシェイクを実行する前に、iDRAC と Lifecycle Controller ファームウェア、および BIOS が推奨される最低バージ
ョンの要件を満たしていることを確認してください。
よくあるお問い合わせ(FAQ) 163