Users Guide
vSphere Lifecycle Manager のユーザー インターフェイス
での OMIVV のファームウェア アドオン プロバイダーとし
ての使用
vSphere Lifecycle Manager で、ファームウェア アドオン プロバイダーとして OMIVV を使用することができます。
クラスター プロファイルは、vSphere Lifecycle Manager との関連では、ハードウェア サポート パッケージ(HSP)と呼ばれます。
OMIVV で作成されたクラスター プロファイルは、vSphere Lifecycle Manager で、ファームウェアおよびドライバーのアドオンとし
て選択されています。クラスター プロファイルの詳細については、「クラスタプロファイル 、p. 49」を参照してください。
選択したクラスターのイメージを設定し、OMIVV をファームウェアおよびドライバーのアドオンとして関連付けるには、次のタス
クを実行します。
1. vSphere Client で、[ホストとクラスター]をクリックし、イメージを使用して管理するクラスターを選択します。
2. [アップデート]ページの左ペインで、[ホスト]を展開して[イメージ]をクリックします。
3. ファームウェアおよびドライバーのアドオンを選択するには、選択アイコンをクリックします。
[ファームウェアおよびドライバーのアドオンの選択]ページが表示されます。
4. [ハードウェア サポート マネージャーの選択]セクションで、[DellEMC OMIVV]を選択します。
[DellEMC OMIVV]を選択すると、すべてのクラスター プロファイル(ファームウェア リポジトリーに関連付けられ、選択し
た vCenter 内のクラスターにリンクされたもの)は[ファームウェアおよびドライバーのアドオンの選択]セクションにリスト
されています。
5. 選択したクラスターに適用可能なクラスター プロファイルを選択し、[選択]をクリックします。
選択したクラスターに関連付けられているクラスター プロファイルを識別するには、クラスター プロファイルの説明を参照し
てください。
メモ: OMIVV でクラスター プロファイルを作成していない場合は、空のリストが表示されます。クラスター プロファイル
作成の詳細については、「クラスター プロファイルの作成 、p. 49」を参照してください。
● アドオン バージョン — クラスター プロファイルの現在のバージョンを示します。クラスター プロファイルが変更された場
合、または OMIVV でバージョンが増加した場合は、vSphere Lifecycle Manager で、最新バージョンのクラスター プロファイ
ルを使用していることを確認してください。
メモ: vSphere Lifecycle Manager に、非対応のファームウェアが表示されることがあります。ただし、非対応ファームウ
ェアは vSphere Lifecycle Manager にはリストされません。この問題を解決するには、クラスターを修復します。クラス
ターの修復では vSphere Lifecycle Manager は再起動しません。
● サポートされている ESXi バージョン - OMIVV でサポートされている ESXi バージョン(7.0.0)を示します。
選択したクラスター プロファイルは、[アップデート]ページにファームウェアのアドオンとして表示されます。
6. [保存]をクリックします。
vSphere Lifecycle Manager は、クラスターのコンプライアンス チェックを実行します。コンプライアンス チェックの結果は
vSphere Lifecycle Manager の[イメージのコンプライアンス]セクションに表示されます。
全体のコンプライアンスは、ソフトウェア コンプライアンスとファームウェア コンプライアンスで構成されています。OMIVV
は、vSphere Lifecycle Manager タスクのファームウェア コンプライアンス部分を管理します。
クラスター コンプライアンス ステータスの表示
各ホストに対して可能なファームウェア コンプライアンス ステータスは次のとおりです。
● 対応:ホストにインストールされているすべてのファームウェア コンポーネントのファームウェア バージョンが、OMIVV のク
ラスター プロファイルにあるファームウェア バージョンと同じ場合に表示されます。
● 非対応:ホストにインストールされている 1 つまたは複数のファームウェア バージョンが、OMIVV のクラスター プロファイル
にあるファームウェア バージョンと同じでない場合に表示されます。
メモ: OMIVV アプライアンスをアップグレードした後は、古いバージョンの OMIVV で作成されたイメージを対象にした
vSphere Lifecycle Manager の対応確認タスクが失敗します。この問題を解決するには、最新バージョンのハードウェア サ
ポート パッケージ(HSP)を使用してイメージを保存します。
● 互換性なし:次の場合に表示されます。
○ vCenter で選択されたクラスターが、選択されたファームウェアおよびドライバーのアドオン(OMIVV 内のクラスター プロ
ファイル)に関連付けられていない場合。
ホストの管理 137